今日は地震がすごいよぉ~~怖いよ~(泣)
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私が青臭い若者だったときに見つけた
「愛ってなに?」の解。
「自分と相手が同じだと感じること、区別がないこと」
つまり「自己の拡張」だということでした。
それは10年以上経った今でも不変です。
むしろ、当時その本質に行き着いたことを
「グッジョブ!」と肩をポンポンしてやりたいっすね。
でも、恋愛にたとえると、どういうことになるのでしょう?
次の例をもとに考えてみましょう。
■
いつもあなたの相談に乗ってくれている
学生時代からの男友達がいます。
あなたは「くまぷ~」または「くまぷ」と呼んでいます。
太っているわけではないんだけど、
くまのプーさんみたいに、ゆったり優しいイメージなんです。
彼はイケメンでもなければ、女慣れもしていなくて、
まったく男性としては見られませんが、
本当にいい人間なんです。
今ではときどき電話で話すくらいの関係ですが、
あなたの愚痴も、うんうんとずっと聞いてくれるんです。
彼には自分の気持ちを全部、素直に話すことができます。
彼は、好きな女性ができても、
自信がなくてただ見ているだけ、という人なんです。
あなたには言わないけど、
もしかしたらあなたにも少し好意を持ってくれているのかもしれない。
あなたが押せば、彼は大事につきあってくれるかもしれない気もします。
あなたはそんな彼の幸せを心から応援していて、
好きな女性とうまくいくように女性目線でアドバイスしたり、
ときには彼女へ出すメールを代わりに書いてあげたり、までしていました。
そうしてなんと、彼が好きな女性とつきあうことになったのです!
それを聞いたあなたは嬉しくて、
「ほんと!?やったじゃん!!!」と大声を出して喜びました。
さらにそれからもあなたは、
彼女とのつきあいについて親身に彼の相談に乗り、
あなたも彼に失恋の悲しみや仕事での悔しさを
吐き出させてもらったりしているうちに、
ついに彼の結婚が決まりました!
彼は穏やかに報告してくれるのですが、
浮き立つ気持ちが声からにじみ出ています。
「やっと彼のよさをわかってくれる人が現れたか~。
くまぷ~は誠実で浮気もしないし、真面目だし、
おっとりしていて優しいし、家事も好きだし、
旦那にするにはほんと、最高だもんね!!(私は無理だけど)
あ~よかったよかった~」
と、その日は心がふわ~っとして、
ほのかに虹色をした夢みたいな気持ちと、
やさしい陽だまりの中にいるような、あったか~い幸せ気分で、
親にも「くまぷ結婚するんだって!!」と報告してしまいました。
「くまぷが結婚したら、今のように電話できなくなるかもしれないな。
ちょっと寂しい気持ちもあるけど、それでもやっぱり嬉しいわ」
それがあなたの心からの気持ちです。
よかったですね☆
・・・その数日後、あなたは前の会社の同僚とご飯を食べに行きました。
会社の話に花を咲かせていると、
まだその会社で働いている彼女は言いました。
「そうそう、ヨシナガさん、7月に結婚するんだって。
彼女とすごく仲良くて、会社のお花見も一緒に来てたよ~。
キレイで優しそうな人で、ヨシナガさんすっごい幸せそうだった☆」
そのあとあなたは、彼女となにを話したのか覚えていません。
無理やり理由をつけて1時間で切り上げ、
彼女と別れると、涙がこみあげ、歩きながら涙を流して帰りました。
そう、ヨシナガさんは、
2年つきあっていて、去年振られてしまった元彼で、
あきらめきれず、復縁して結婚したいと思っている、
あなたの大好きな人だったのです・・・!
社内恋愛だったので、彼とのことは社内では誰も知りませんでした。
家に帰ってから、泣き続け、お酒を飲み続け、
会社を3日間休みました。
あまりにショックで、悲しくて、
一週間ご飯が喉を通らず、4キロ痩せてしまいました。
「結婚なんてしちゃったら、もう可能性が消えちゃうってことだ・・・」
「でも、まだ入籍したわけじゃないし!
彼女が彼を嫌になって振られるかもしれない。
そんなキレイな人だったら、もっといい人が現れるかもしれないじゃん!」
「そんな女、どうせ彼を表面的にしか好きじゃないに決まってる。
振られれば、本当に愛してくれるのはこの私だけだ、って気づいてくれるかも」
「結婚する前に『最後に抱いて』って言ってみようか。
何もしないよりは、もしかしたら1%の確率でも
私を選んでくれるかもしれないし・・・」
などグルグル考え、モンモンとして眠れない日々が続きました。
結婚が決まって幸せそうな様子をみて、
あなたまで幸せになれるくまぷ~。
結婚が決まって幸せそうだと聞いた途端、悲しくて、苦しくて、
「振られてしまえ!」と願ってしまうヨシナガさん。
果たしてあなたが愛しているのはどっち・・・?
あなたはヨシナガさんを「好きな人」といいます。
ねえ、じゃあ「好き」って一体なに?
「愛」ってなに?「好き」ってなに?
私はわからなくなって、ずーっと考えていたのです。
どう思いますか?
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私が青臭い若者だったときに見つけた
「愛ってなに?」の解。
「自分と相手が同じだと感じること、区別がないこと」
つまり「自己の拡張」だということでした。
それは10年以上経った今でも不変です。
むしろ、当時その本質に行き着いたことを
「グッジョブ!」と肩をポンポンしてやりたいっすね。
でも、恋愛にたとえると、どういうことになるのでしょう?
次の例をもとに考えてみましょう。
■
いつもあなたの相談に乗ってくれている
学生時代からの男友達がいます。
あなたは「くまぷ~」または「くまぷ」と呼んでいます。
太っているわけではないんだけど、
くまのプーさんみたいに、ゆったり優しいイメージなんです。
彼はイケメンでもなければ、女慣れもしていなくて、
まったく男性としては見られませんが、
本当にいい人間なんです。
今ではときどき電話で話すくらいの関係ですが、
あなたの愚痴も、うんうんとずっと聞いてくれるんです。
彼には自分の気持ちを全部、素直に話すことができます。
彼は、好きな女性ができても、
自信がなくてただ見ているだけ、という人なんです。
あなたには言わないけど、
もしかしたらあなたにも少し好意を持ってくれているのかもしれない。
あなたが押せば、彼は大事につきあってくれるかもしれない気もします。
あなたはそんな彼の幸せを心から応援していて、
好きな女性とうまくいくように女性目線でアドバイスしたり、
ときには彼女へ出すメールを代わりに書いてあげたり、までしていました。
そうしてなんと、彼が好きな女性とつきあうことになったのです!
それを聞いたあなたは嬉しくて、
「ほんと!?やったじゃん!!!」と大声を出して喜びました。
さらにそれからもあなたは、
彼女とのつきあいについて親身に彼の相談に乗り、
あなたも彼に失恋の悲しみや仕事での悔しさを
吐き出させてもらったりしているうちに、
ついに彼の結婚が決まりました!
彼は穏やかに報告してくれるのですが、
浮き立つ気持ちが声からにじみ出ています。
「やっと彼のよさをわかってくれる人が現れたか~。
くまぷ~は誠実で浮気もしないし、真面目だし、
おっとりしていて優しいし、家事も好きだし、
旦那にするにはほんと、最高だもんね!!(私は無理だけど)
あ~よかったよかった~」
と、その日は心がふわ~っとして、
ほのかに虹色をした夢みたいな気持ちと、
やさしい陽だまりの中にいるような、あったか~い幸せ気分で、
親にも「くまぷ結婚するんだって!!」と報告してしまいました。
「くまぷが結婚したら、今のように電話できなくなるかもしれないな。
ちょっと寂しい気持ちもあるけど、それでもやっぱり嬉しいわ」
それがあなたの心からの気持ちです。
よかったですね☆
・・・その数日後、あなたは前の会社の同僚とご飯を食べに行きました。
会社の話に花を咲かせていると、
まだその会社で働いている彼女は言いました。
「そうそう、ヨシナガさん、7月に結婚するんだって。
彼女とすごく仲良くて、会社のお花見も一緒に来てたよ~。
キレイで優しそうな人で、ヨシナガさんすっごい幸せそうだった☆」
そのあとあなたは、彼女となにを話したのか覚えていません。
無理やり理由をつけて1時間で切り上げ、
彼女と別れると、涙がこみあげ、歩きながら涙を流して帰りました。
そう、ヨシナガさんは、
2年つきあっていて、去年振られてしまった元彼で、
あきらめきれず、復縁して結婚したいと思っている、
あなたの大好きな人だったのです・・・!
社内恋愛だったので、彼とのことは社内では誰も知りませんでした。
家に帰ってから、泣き続け、お酒を飲み続け、
会社を3日間休みました。
あまりにショックで、悲しくて、
一週間ご飯が喉を通らず、4キロ痩せてしまいました。
「結婚なんてしちゃったら、もう可能性が消えちゃうってことだ・・・」
「でも、まだ入籍したわけじゃないし!
彼女が彼を嫌になって振られるかもしれない。
そんなキレイな人だったら、もっといい人が現れるかもしれないじゃん!」
「そんな女、どうせ彼を表面的にしか好きじゃないに決まってる。
振られれば、本当に愛してくれるのはこの私だけだ、って気づいてくれるかも」
「結婚する前に『最後に抱いて』って言ってみようか。
何もしないよりは、もしかしたら1%の確率でも
私を選んでくれるかもしれないし・・・」
などグルグル考え、モンモンとして眠れない日々が続きました。
結婚が決まって幸せそうな様子をみて、
あなたまで幸せになれるくまぷ~。
結婚が決まって幸せそうだと聞いた途端、悲しくて、苦しくて、
「振られてしまえ!」と願ってしまうヨシナガさん。
果たしてあなたが愛しているのはどっち・・・?
あなたはヨシナガさんを「好きな人」といいます。
ねえ、じゃあ「好き」って一体なに?
「愛」ってなに?「好き」ってなに?
私はわからなくなって、ずーっと考えていたのです。
どう思いますか?