• 30 Dec
    • 【完結編】「私はバカにされている!」+「『愛』ってなに」<10>

      こんにちは。ビシバシ更新してまいります。---<練習・3>のつづきです。大学が楽しくて、地元の友達と遊ばなくなっていたあなたでした。地元の友達 < 大学の友達になっていたのですね。地元の友達のほとんどは、あなたが誘いを断っても「わかった。忙しいんだね。また遊ぼうね」「いつでも参加してね」と言ってくれましたが、幼稚園からの幼なじみだったA子は、あなたへの「期待」と「執着」が大きかったようで、「一生友達でいようって言っていたのに、ウチらを捨てたんだね。冷たい。裏切られた」というメールが届きました。彼女はこのとき、「彼女の都合メガネ」でしかものが見られなくなっていたのです。あなたは「私って薄情なのかな・・・」と一瞬心がチクリとしましたが、「だけど、捨てたとか裏切ったとか、大げさじゃない?」「ずっと行かないとか言っているわけじゃないのに」「そんなこと言う子だと思わなかった」「こっちはこっちで、毎日忙しいんだよ」とムッとしたのでした。あなたは、A子に会いたくなくて、ますます地元の集まりに行きたくなくなりました。■ところが・・・!それから数カ月後、地元の友達からのメールで、なんと、「A子が末期がんで、あと3ヶ月もたない」ということを知りました。あなたは、サークルのメンバーやクラスメイトの誘いを断り、毎週末、地元に戻って彼女のお見舞いに行くようになりました。変なメールを送ってきて気分が悪い、と思っていたA子なのに、「小さい頃からずーっと一緒にいたA子が、あと3ヶ月もしないうちにこの世を去ってしまう、二度と会えなくなる」と思ったことで、大学の友達 < A子に変わったのです。あなたは、このとき、「自然に」「何も考えず」「素で」「自分が幸せになれるほう」を選びました。A子が死ぬことは、さびしいし、悲しいので、不幸であり、幸せなはずがないのですが、「すれ違ったまま、いやな気持ちでお別れしたくない」「一生後悔したくない」という思いから、「悔いのないように、たくさん会って、彼女を見送りたい」という「自分にとって幸せな選択」をしたのです。それは、大学の友人と遊ぶことよりも、(言葉は悪いですが)「いい匂いがして、おいしそう」だったのでした。メールにムカついて、会いたくなかったA子ですが、状況が変わったことで、世界で一番、一緒にいたい人になりました。あなたの気持ちは変わったのです。■じつは、あなたが「A子に会いたくない」と思っていたときも、あなたは「自然に」「何も考えず」「素で」「自分が幸せになれるほう」を選んでいました。そう、あなたにとって、気分が悪くなるA子に会うよりも、会わない選択のほうが、「いい匂いがして、おいしそう」だったからです。しかし、さらに「いい匂いがして、おいしそう」なものが目の前に現れれば、当然あなたはそちらを選びます。目の前に「悔いのないように、たくさん会って、彼女を見送りたい」という「アーモンドと小魚」が降ってきて、あなたは、そちらに飛びつきました。私たちの行動には決心や計画があるわけではないので、もっと幸せになれると思える選択肢が出てくれば、そちらを選ぶのです。■ここまでお読みになって、もしかしたらあなたは、「でも、『この人にはもう会わない』とか『この人に痛い目にあわせてやる』と、『決心』したり、『計画』することだって、ありますよね?そういう場合は、もう無理ということですか?」と疑問に思われるかもしれませんね。じつは、そういう場合も同じなのです。「A子にはもう会わないと誓った!」という場合も、その人にとって、「A子にはもう会わないと決める」ことが、「いい匂いがして、おいしそうな『ひまわりの種』」だと思えているだけなのです。ですから、「アーモンドと小魚」という、もっとおいしいものが現れれば、「会わないと誓った気持ち」は消滅してしまいます。気持ちなんて一瞬で変わるのですよ。先ほどは、「A子が死んでしまっては後悔する!その前にたくさん会いたい!」という気持ちが、あなたにとっての「アーモンドと小魚」でしたが、「アーモンドと小魚」は他にいくらでもあります。たとえば、あなたが感動的な本を読んで、「人間としてもっと大きな自分でありたい!」「A子にも大きな自分で接しよう!」という新しい考えを持てば、それも、あなたにとっての「アーモンドと小魚」になります。その結果、「A子にはもう会わない!」という決心がくつがえり、こだわりなく、清々しい気持ちで、A子と会うようになるでしょう。(再度ムカつくかもしれませんが)だから、「決心」や「計画」なんて、あってないようなものなのです。今、一番好きだと思っている「ひまわりの種」よりも、さらにおいしい「アーモンドと小魚」を見つけた!と思えば、人はそちらを選ぶのです。つづきます。

  • 29 Dec
    • 【完結編】「私はバカにされている!」+「『愛』ってなに」<9>

      こんにちは。今日も快調に更新してまいります。---今回は、「人が私の意に反することをするのは、わざとじゃないのはわかったけど、じゃー、どうしたらいいの?」という部分に入ってまいりましょう。■さて、ここまでの話を踏まえると、重要なことが見えてきます。<練習・2>のお話のつづきです。あなたはどうしても「あなたの真心と財力を込めた松阪牛のえさ」を食べてもらいたくて、あらゆる専門店の松阪牛、あらゆるクランベリー、あらゆる火加減を試し、そのたびにハムにあげていました。しかし、何度あげても、ハムは食べてくれません。ハムにとっては、  松阪牛のえさ   <   固形えさ   <   ひまわりの種なのですね。そのうちにあなたの貯金は尽き、定期を解約し、キャッシングをして、材料を買い、空いた時間をみつけては「松阪牛のえさ」を作りつづけました。毎日寝る前には、ハムが松阪牛のえさを食べているところを鮮明にイメージし、「雅治(※ハムの名)が私のえさを喜んで食べている、ありがとう」と笑顔で100回ずつ唱え、休日はパワースポット巡りもし、運気がアップするようにピンクの下着も着てみたのですが、それでも彼は食べてくれませんでした。そんなある日、やつれて目の下に大きなクマのできたあなたは、いつものように「こんなに、こんなに愛しているのに、あなたは私の愛を受け取ってくれないのね・・・。あっ、でもそんな学びを与えてくれてありがとうございます」とつぶやきながら、ハムのケージをのぞきこみました。そのときに、あなたがポリポリかじっていたあなたのお手製の「アーモンドと小魚を炒ったもの」の器が傾き、ザラザラザラーッ!と中身がケージにこぼれてしまいました。ハムの世界には、アーモンドと小魚の雨が降ってきたのです。すると、なんとハムはひまわりなんてそっちのけで、すごい勢いでアーモンドと小魚を食べはじめました。ひまわりを超えるものが現れ、あっさりと、   ひまわりの種    <    アーモンドと小魚になったのです。なぜなら、彼は「飼い主が作ったものは食べないと心を決めました」「ひまわりの種を一生食べるポリシーです」「食べないことで飼い主に悲しみを味わわせたい」と思っているわけではなく、「自分が幸せになりたくて」「自然に」「何も考えず」「素で」動いているだけだからです。だから、<松阪牛えさ>「クンクンクン・・・、変なにおい。まずい・・・。いらない」↓<アーモンドと小魚>「え?なに?これ、うまい!今まで食ったもので一番うまい!ガツガツガツ・・・」となっただけなのです。彼は何も考えていません。つまり、「決心」や「計画」などの「意図」があって行動しているわけではないので、もっと楽しくて、幸せになれるものがあれば、素でそちらに行くだけなのです。ここ、重要ですよ。つづきます。

  • 28 Dec
    • 【完結編】「私はバカにされている!」+「『愛』ってなに」<8>

      こんにちは。今日もガリガリ更新してまいります。---前回は、いきなり彼の話に入る前に、少しずつ「自分の都合メガネ」をはずし、「相手の都合メガネ」をかける練習をしていきましょう。ということで、2つの練習をしてきましたね。今日は3つ目の練習にいきましょう。次の主役は、小動物ではなくあなたです。<練習・3>あなたは大学生。入学して、同じクラスには気の合う友達ができ、サークルにも憧れの男の先輩や、男女の友達もたくさんできました。学校の授業、レポート、テスト、サークル活動や飲み会で、毎日を楽しく刺激的に生きています。サークルのすごく仲の良い女友達とは、毎日ラインで何十通もやりとりしています。昨日の合コンの話、恋愛話、サークルのメンバーについてのうわさ話など、平日はほぼ毎日会っているのに、報告することがいっぱいなのです。そんな中、ときどき地元の友達から、「遊ぼ~」「週末に飲むんだけど来ない?」などのメールが届きます。あなたは、返事をしなきゃと思いつつも、大学生活で忙しく、夢中で、ついつい返事をし忘れたり、地元の友達よりも大学の予定を優先してしまっています。■さて。この場合、あなたは「地元の友達に、いやな思いをさせてやろう」「大学の友達を1番、地元の友達は2番だと決めたから」などと思っているのでしょうか?いいえ、ハムスターが「いい匂いがして、おいしそう」だから固形えさよりもひまわりの種を選んだのと同じで、あなたは、ただ、「大学の友達のほうが『いい匂いがして、おいしそう』だから、大学の友達と遊んでいる」だけではありませんか?つまり、「自分が幸せになりたくて」「自然に」「何も考えず」「素で」動いているだけですよね。こう聞くと「なにをあたりまえのことを」とあなたは思われるかもしれませんが、「自分の都合メガネ」をかけてしまうと、相手がこのように行動している、ということがわからなくなってしまうものです。相手がその行動をしたのは、ハムスターがひまわりの種を選んだのと同じなのです。つまり、「否定しよう」とか「傷つけよう」とか「裏切ろう」とか思っていたわけではない。ただ、「楽しそう」「おいしそう」「好き」など、自分にとってそれが幸せだから行動していたのです。あなたが地元の友達に返事を出さなかったのも、ただなんとなく忘れていただけですよね。友達と毎日ラインをするのも、ただ楽しいからであって、そこに決心や計画があるわけではありません。以上、同じ内容をくりかえしているように思えるかもしれませんが、ちゃんと進んでいるので、これからも目を離さずにお読みくださいね。ついてきてくれたあなたに損はさせませんよ!(笑)つぎは、「わざとじゃないのはわかったけど、じゃー、どうしたらいいの?」という部分に入っていきます。

  • 27 Dec
    • 【完結編】「私はバカにされている!」+「『愛』ってなに」<7>

      こんにちは。本日もバリバリ更新してまいります。---前の記事では「彼の都合メガネ」をかけた、「彼から見た世界」は、いったいどんなものなのでしょう?と書きました。それでは、いよいよ「彼から見た世界」を見ていきます。いきなり彼の話に入る前に、少しずつ「自分の都合メガネ」をはずし、「相手の都合メガネ」をかける練習をしていきましょう。<練習・1>ここに、一匹のハムスターがいるとしましょう。ハムの前に、「ひまわりの種」と「ハムスター用固形えさ」の2種類を置きました。すると彼は、ひまわりの種ばかりを食べました。・・・なぜでしょう?あなたは、なぜだと思われますか?答えは、「ハムスターはひまわりの種を食べたいと感じたから」です。あれ?あたりまえすぎますか?でも、ここを確認しておくことが、のちのちすごく重要です。なぜひまわりを食べたいと感じたのかは、ハムスターではないので、私にはわかりません。匂いがハムスター心をくすぐるのでしょうか?経験上、こちらのほうが舌に合うということを知っているのでしょうか?ともかく彼は、「固形のえさよりもひまわりの種を食べたい」と感じたということだけは、彼の行動という結果から見て確かなのです。では、ハムスターは、えさを出される前から「固形のえさは食べない。ひまわりの種しか食べない」と「決心」していたり、自分の心に誓っていたのでしょうか?いいえ。おそらく、そうではありませんよね?<ハムの心境(想像)>「そろそろお腹減ってきたな・・・」「おっ、きたきたきた!」「あっち(緑の固形のほう)は・・・なんか、まあいいや」「わーい!(ひまわりにまっしぐら)これこれ。いい匂いだなー」「おうふ、味もやっぱりウマーーーー。バリバリバリバリバリ・・・(無心でかじる)」本能を言語化すると、こんな感じだと思います。何も考えず、ただ本能のまま、うまそうなほうを食べた。それだけではないでしょうか。<練習・2>では今度は、彼の前に、「ひまわりの種」と「あなたが、だーいすきな愛ハムのために、真心と財力を込めて作ったえさ」の2種類を置きました。「真心と財力のえさ」とは、軽く焼いた松阪牛と手作り有機クランベリージャムを和えて、ゲランド塩を振ったものです。↑無駄に豪華で味は微妙そうな料理を適当に書いてみたら、それっぽい料理が実際にあった(笑)ハムスターは、はじめはおそるおそる「真心のえさ」に近寄り、フンフンフンフン匂いをかいだあと、ひまわりの種にまっしぐらに向かい、ボリボリ食べはじめました。以降、「真心のえさ」には見向きもしませんでした。あなたは、「なぜ、なぜ食べてくれないのよーーー!!!」「材料費がすごくかかったのにーーー!!!」「手間もかかったのにーーー!!!」「私の愛がこもっているのにーーー!!!」「私は否定されたーーー!!ダメな人間なんだーーー!!!」と泣き叫びながら、数時間、壁に向かってサッカーボールを蹴り続けました。大好きなハムに裏切られたショック、悲しみ、怒りがあとからあとから、こみ上げてくるのです。「あなたの都合メガネ」でハムの行動をとらえているからです。しかし、「ハムの都合メガネ」をかけてみると、どうなのでしょう。<ハムの心境(想像)・2>「そろそろお腹減ってきたな・・・」「おっ、きたきたきた!」「わーい!(ピューと走る)」「みゅ?な、なんだろう、これ・・・」「得体が知れない・・・」「フンフンフンフン(嗅ぐ)」「くさっ!なんじゃこれ」「あ!もしかして!(ひまわりを発見)」「わーい!(ピューと走る)」「これこれ、いい匂いだなー」「おうふ、いつもながら安定のウマーーーー。バリバリバリバリバリ・・・(無心でかじる)」本能を言語化してみました。(ちなみに、実際のハムは加熱した牛肉とかも食べるそうですが)・・・で、いかがでしょう?ハムは、「飼い主が作ったものは食べないと心を決めました」「ひまわりの種を一生食べるポリシーです」「食べないことで飼い主に悲しみを味わわせたい」と思って行動しているのでしょうか?いいえ、ただ、「自分が幸せになりたくて」「自然に」「何も考えず」「素で」動いているだけですよね?あなたは、あれほど、自分を否定されたショックを感じたというのに・・・。「あなたの都合メガネ」と「ハムの都合メガネ」では、見える世界がこれほど違うのです。以上は練習として謎のたとえでピンと来ないかもしれませんが、こういう例もあったということだけ、頭においておいていただければ幸いです。つづきます。---ところで、以下のサイトを先日たまたま見つけました。その恋を実らせるための恋愛学習塾。ぐっどうぃる博士、ゴマブッ子さん、志摩純一さん、羽林由鶴さんなどとともにこのブログも紹介されているのですが、ぜひご覧ください。みなさま、プロフィール写真とかイメージ画像とともにご紹介されていますが、このブログの画像・・・(笑)ちょっと・・・!(笑)ウケタ・・・・!!(笑)

  • 25 Dec
    • 【完結編】「私はバカにされている!」+「『愛』ってなに」<6>

      クリスマスはいかが過ごされましたか?私は家で海老とぶどうを食べました。では、今日もルンルンで更新してまいります。---前回の記事では、「怒り」も「期待」も「執着」も、そのままにしておいてください。消そうとか、なくそうなんて、しないでください。ますますこじらせますから。と書きました。「怒り」も「期待」も「執着」を、消そう、なくそう、追い出そう、とすると、ますますガッチリと、そいつらにつかまってしまいます。たとえば、動物が罠にかかって、もがけばもがくほど、罠がますますガッチリと食い込んでしまう、という話をお聞きになったことはありませんか?そういうものだとイメージしてください。罠にかかっても、そのままにしてることが、下手に出ようとしてあれこれ動くよりも一番いい状態なのですね。でも、だからといってずーっとそのままはいやですよね。(笑)だから、それはそのままで、新しい発想をしてみましょう、というシリーズなのですね。そうすると、自然に罠から出て、自由になっているから驚きなのです!■では、3つ目の具体例、恋愛の話に戻ります。ここで考えていただきたいのは、彼に対する「期待」や「執着」は、誰が持っているものか?ということです。彼に対する「期待」や「執着」を持っているのは、彼でしょうか?いいえ、当然、「あなた」ですね。あなたの「期待」ですし、あなたの「執着」なのですね。あなたの「期待」、あなたの「執着」とは、言ってみれば「あなたの都合」ということです。あなたは、つねに「あなたの都合」というメガネをかけて、彼のことだけでなく、この世界のすべてを見ています。「あなたの都合メガネ」で見ると、あなたの「期待」に反する行動をとった彼は、「ひどい」「意味不明」「信じられない」「ありえない」「おかしい」「間違っている」というようにしか見えなくなってしまうことがよくあります。だって、彼氏なのだから、約束したのだから、みんなはそうしているのだから。(古美門風に。笑)具体例の、「『もっとあなたからも電話してほしい』『土日は基本的に会う、ということに決めてほしい』『つきあっているのだから、誕生日とクリスマスはちゃんとやってほしい』『あなたのことをもっと知って、お互いを理解し合いたいから、私が聞いたらもっといろいろと教えてほしい』『どうして元カノはあなたのご両親に会ったのに、私は会わせてもらえないのか?私のことは本気ではないのか?』という、溜まりに溜まったモヤモヤ」というのも、全部、「あなたの都合メガネ」越しのお話です。たとえば、『もっとあなたからも電話してほしい』は「さびしいのはいやだ」「彼からの電話がたくさんもらえれば、安心していられる」「いろんなことを、毎日たくさん話したい」「彼が私を必要としてくれると満たされる」などの「あなたの都合」から出ています。「え、そんなの自分勝手でもなんでもない、つきあっていれば普通に思うことですね?」と思われましたか?そう、「都合」って全部、自然で当然でしょ?だって、「都合」を言いかえると、「私は幸せになりたい」ということなのですから。死んだ人間と悟った人間を除いて、人はみんな、幸せになりたいのです。(そうは見えない人、たとえば自傷や自殺や犯罪や依存症など、私たちから見れば破滅的としか思えない行動をする人だって、その人なりに幸せになろうとした結果的にそうなっていたり、その行動が「その人から見れば」幸せに向かう行動なのです)■忘れてはいけないのは、彼も幸せになりたいということです。あなたや私と同じで、彼も「自分が幸せになるために」すべての行動をとっているのです。人はみんな「自分の都合」というメガネをかけていて、多くの人が、それをかけていることにさえ気づかず、このメガネを生まれたときから一度とも外すことなく、死んでいきます。ネオ発想、つまり発想の転換とは、まず、自分が「自分の都合メガネ」をしていることに気づき、一瞬でも、そのメガネをはずしてみよう、そして、「彼の都合メガネ」にかけかえてみよう、ということです。「あなたの都合メガネ」は捨てる必要も、割って壊す必要もありません。そのまま手に持っていてください。「彼の都合メガネ」をかけた、「彼から見た世界」は、いったいどんなものなのでしょう?「彼の都合」メガネをかければ、彼の行動はすべて普通で、すべて自然なのです。つづきます。

  • 24 Dec
    • 【完結編】「私はバカにされている!」+「『愛』ってなに」<5>

      メリークリスマス!去年の今日は、命柱セミナーをしたのですねえ。あれから1年ですか・・・。あっという間のような感じもいたします。楽しかったですねえ。では今日もはりきって更新してまいりますよ!---前回、思い通りにならないときに、怒りが生じるなら、「期待」と「執着」があるのだと書きました。こう言うと、「勝手に期待しちゃだめですよね」とか「執着は手放さないといけませんよね」とかおっしゃる方が、とーてーも、多いのです。いやいやいや、私、大慌て。「いえ!期待してもいいんですよ」「執着するのは当然ですよ!」と力説いたします。「期待」と「執着」は手放しましょう。とかは、私は決して、どこででも言っていないはずです。むしろ、「期待も執着も否定ちゃダメ!」「消そうとなんてしないで!」と必死で止めます。なぜなら、___________________ 1 + 1 = 2___________________ 酸素 + 水素 = 水___________________などと一緒で、私は「こうすると、こうなる」という法則を言っているだけだからです。これらの式を見て、「1って・・・ダメですよね」「やっぱり水素・・・手放さないといけませんね」ってならないですよね。そんなことは、この式に書いていませんね。今回の記事で言っているのも、___________________ 怒り = 期待 + 執着___________________ということです。こういう仕組みになっていますよ、それを、頭においておいてくださいね、というだけなのです。2回前の記事に書いた、「相手が悪い!おこ!」はエラーというのも、「相手が悪い!おこ!」となると、落ち着いてスムーズに物事を受け止められなくなってしまうんだよ、ということ。「怒り」はダメなこと、「期待」も「執着」も悪いものだから、なくさないといけない、ということではないのです。(まあ、これを言っても、いつも相手の反応が薄くて、「ふーん・・・」「別にどっちでもいいんじゃん?」という心の字幕が見えるのですが、(笑)それでも一番といっていいほど重要だと思っていることなので、ダメもとで何度も言いつづけてみます)もちろん、「彼に、プレゼントをくれることや両親に会わせてくれることを期待するのは間違っているからやめなさい」ということでもありません。ただ、「怒り」があると、あなた、つらいでしょう。(・・・私はつらかったョ)考え方の転換で、すごく楽になるよ。ということです。以前ブログで書いた、「期待は失望の下準備」も同じです。ついでに、「自己嫌悪はうぬぼれの最たるもの」も同じですね。いい悪い、ではなく、図式を書いているだけ。(モニペ第9週!より)「期待をすると、期待どおりにならなかったときに、もれなく失望もついてくるよ。そういう仕組みだよ」「『1+1=2』と同じように、『自己嫌悪=最上級のうぬぼれ』という式が成り立つんだよ」と言っているだけなのです。今のままではつらいから、思わず「期待」も「執着」も否定して、消し去りたくなるかもしれませんが、「怒り」も「期待」も「執着」も、そのままにしておいてください。消そうとか、なくそうなんて、しないでください。ますますこじらせますから。そんなことをしなくても、ネオ考えに転換できれば、あ~ら不思議、スーッと消えてしまうのですよ。もしかしたら、あなたは、「怒り」も「期待」も「執着」も、そのままにすることは、消そうとするよりも、むずかしいと感じるかもしれない。だけど、消そうとすればするほど、彼らは余計に自分の存在をアピールしてくるから、あなたは「怒り」や「期待」や「執着」を持ちつづける自分がいやになってしまうかもしれません。私は、それを心配しています。「好きな人に怒りたくなんてないのに、私はなんて心がせまいんだろう」「期待しちゃいけないのに、期待する自分ってバカみたい」「執着を手放せない自分がすごく醜い」ぜったい、そんなふうに思わないでね。つづきます。これから「愛ってなに」に合流していき、いかにそれらの感情が消えるはずがなく、そして消す必要もないものなのか、書いていくつもりです。---「命柱セミナー」は、販売されないのですか?というお問い合わせを数多くいただいております。音声販売は今のところ99%以上ありませんが、「ものさし本」の次の本が、おそらく「命柱本」になると思います。といっても、「ものさし本」に時間がかかりすぎているのですよね・・・でも、「命柱」の内容もいずれは発表するつもりですので、お待ちいただけましたら幸いです。

  • 23 Dec
    • 【完結編】「私はバカにされている!」+「『愛』ってなに」<4>

      こんにちは。すっごーーーく、寒いですね。今日も楽しく更新いたします。---前回の記事では、私たちは、自分の望みどおりにならなかったときに、その相手が悪い!と責めたり、怒ることがあると書きました。でも、1,望みどおりにならなかったが、かならずしも3,相手のせい!おこ!になるとはかぎりません。あなたもそうではありませんか?たとえば、受験で落ちても、宝くじでハズレても、イケメンに「忙しい」と断られても、「まあ、しょうがないっか」ですむこともあります。いったい、「おこ!」と「しょうがないっか」では、何がちがうのでしょうか?◎1つ目のポイントは「期待」です。まず、期待していると、期待どおりにならなかったときに、すっごーーーく、がっかりします。期待しているからといって、かならずしも「おこ」になるとは限りませんが、「相手が悪い、間違っている!」と「おこ」になる場合は、かならず相手に期待しています。そして、◎2つ目のポイントは「執着」です。期待していても、執着がなければ思いどおりにならなくても、「まあ、しょうがないっか」とあっさり終わりますが、その対象への執着がある場合、すっごーーーーくがっかりしたり、落ち込んだり、場合によってはワナワナと怒りが湧いたりするのです。これも「期待」と同じで、執着しているからといって、かならずしも「おこ」になるとは限りませんが、「おこ」になる場合は、かならずそこに執着があります。■たとえば、・いろいろな話を聞いてあげて、理解してあげたのだから、ビジネスセミナーの女性は私を上に見てくれているはずだ、と私は「期待していた」のです。そして私は、「人から上に見られること」「見下されないこと」に「執着していた」。だから、怒ったのです(そう、私は怒っていたのです)。・遠征のメンバーに自分を選んだ監督は、試合で自分を使ってくれるはず、と長谷部選手は「期待していた」のです。そして彼は、「試合に出ること」に「執着していた」。だから、怒ったのです。・会社は、ちゃんとルールを守って真面目に仕事している自分を評価してくれているはず、とあなたは「期待していた」のです。そしてあなたは、「会社から評価されること」に「執着していた」。だから、怒ったのです。・友達なのだから、ずっと変わらず大事にしてくれるべき、とあなたは「期待していた」のです。そしてあなたは、「仲良しグループ」に「執着していた」。だから、怒ったのです。・彼氏なのだから、休みの日は会ってくれて、誕生日は覚えていてくれて、両親にも会わせてくれるべき、とあなたは「期待していた」のです。そしてあなたは、「彼氏」や「恋愛」に「執着していた」。だから、怒ったのです。■「こうあるのが当然」「こうしてくれるはず」「こうしてくれるべき」という期待があると、「相手がそれをするのが当然であり、正しいことである」という思考回路になります。そうなると、そうしてくれず、かつ執着がある場合「はあ!?なんだと!?それはおかしい!間違っている!不当だ!」と思ってしまいます。私たちは、「友達ならこうするべきだ」「彼氏ならこうするべきだ」「夫なら」「父親なら」「母親なら」「先生なら」「会社は」「国は」・・・・あるいは「約束したのだから」「法律で決まっているのだから」「常識なのだから」・・・・などなど、「○○なら、こうあるべきだ!」「○○は、こうするべきだ!」「○○なのだから、こうして当然!」とついつい期待してしまいがちです。たしかに、おっしゃるとおりかもしれない。でも、実際に、その相手はそうしなかった。それが、現実です。「べきだ!」「間違っている!」はそのままおいておいて、今度は、話の軸をこの「現実」にして、くるっと視点を変えてみようよ、ということなのです。続きます。---このシリーズで長谷部長谷部と連呼しておりますが、私は野球派なので!サッカーはワールドカップくらいしか拝見しませんし、長谷部選手ってほとんど顔と名前しか知らないのですよねー。(笑)下の名前もおぼつかないくらい。それが、たまたまコンビニで立ち読みしたところ、書こうとしている内容にぴーったりすぎるエピソードに出会ってしまったので、助かっておりますー。心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣/幻冬舎¥価格不明Amazon.co.jp心を整える。 [ 長谷部誠 ]¥1,365楽天

  • 22 Dec
    • 【完結編】「私はバカにされている!」+「『愛』ってなに」<3>

      こんにちは。今日も元気に更新いたします。---さて、今日は具体例の3つ目、恋愛について見ていきましょう。具体例を確認するには「私はバカにされている」「この人はわかっていない」<3>をどうぞ。この例では、あなたは彼氏に対する不満と悩みを持っていました。まず、「不満の1つ目は、彼があなたをないがしろにすることです。つきあうときは、彼のほうが押せ押せで、告白をしてきたのに、今は、明らかにあなたの優先順位が低いようにしか思えません。」ということでした。ないがしろにされている例を挙げると・土日はあなたが誘わない限り寝ているか、友達との飲みに行ってしまう。・あなたは彼の誕生日にプレゼントをあげ、ちょっといいレストランでごちそうするのに、彼はあなたの誕生日を忘れている。それを怒ると、ファミレスでごちそうしてくれて、プレゼントもない。そんなことから、あなたは、「『愛されていない・・・』『大事にされていない・・・』とむなしくて、寂しくて、泣きたくなる」のでした。そして、「不満の2つ目は、彼が自分の話をあまりしてくれないこと」です。具体的には、・いつもあなたが一方的に、思いつくことを全部話している。(彼は笑いながら聞いてくれる)・彼はあまり自分のことを話してくれず、質問しても短く答えてくれるだけ。という状況でした。そこにさらに、あなたの不安にとどめを刺すような事実が判明しました。それは、・あなたは彼の両親に会わせてくれないし、彼もあなたの両親に会わないのに、元カノのことは両親に会わせていて、お互いの家を行き来する、家族ぐるみの関係だった。ということ。ついにあなたは、「『もっとあなたからも電話してほしい』『土日は基本的に会う、ということに決めてほしい』『つきあっているのだから、誕生日とクリスマスはちゃんとやってほしい』『あなたのことをもっと知って、お互いを理解し合いたいから、私が聞いたらもっといろいろと教えてほしい』『どうして元カノはあなたのご両親に会ったのに、私は会わせてもらえないのか?私のことは本気ではないのか?』という、溜まりに溜まったモヤモヤを彼にぶつけることにしました。」ということでしたね。以上が3つ目の具体例のあらましです。■あなたは、大好きな彼と会いたいのに、会いたいと思ってもらえず、誕生日も忘れ去られ、そのことを怒ってようやくファミレスで食事、プレゼントももらえず、こちらは心を開いているのに、彼の話はしてもらえず、元カノには会わせていた彼のご両親にも会わせてもらえない。好きなのに・・・もっと仲良くなりたいのに・・・さびしい~~~~~~~~!!!(泣)という状況です。それが彼氏でなくても、片思いしている男性であろうと、友達になりたい女性であろうと、親であろうと、自分が好きで、親しくなりたい人に同じように思ってもらえず、親しくなれないことは、つらい、さびしい、というのは、当然のことです。とてもよくわかります、知っています。彼氏に誕生日を忘れられているあなたも、6人グループで軽んじられているあなたも、年上の女性に(人として)惚れた私も、ようは、フラれているわけです。「フラれる」というのは、つまり好きな人からいーっぱい愛されたいとか、グループのみんなから大事にされたいとか、素敵だなーと思った女性と友達になりたいとかの望みが、「自分の思いどおりにならなかった」ということ。長谷部選手だって、その意味ではフラれたのです。監督に。ということは、仕事の具体例での、会社から認められなかったあなたも、会社からフラれているといってもいいでしょう。フラれたら、悲しいですよね。「むなしくて、寂しくて、泣きたくなるのです。」そりゃそうですよ。■ここで、ネオ考えを身につけるにあたって、とても重要なことを知っておかねばなりません。それは、私たちは、自分の望みどおりにならなかったときに、その相手が悪い!と責めたり、怒ることがあるということです。これを、もう少しくわしく見てみましょう。1,望みどおりにならなかった・・・うんうん、生きていればそんなことだらけ。↓2,がっかり、悲しい、さびしい・・・わかるよ、落ち込むよね。↓3,相手が悪い!おこ!(怒るの意)はいー!ここがエラー!なのです。「望み通りにならない」そして「残念、さびしい」までは、人間として、しかたのない感情の流れでしょう。しかし、「私の願ったとおりにならない相手が悪い!」と結論づけ、怒るところで、思考も行動もストップしてしまいます。「はい、結論。相手が悪いですー、相手がひどいですー、間違っていますー、しゅーりょーーーーーー」で完結し、「自分はそのままで、相手が変われ」で考えが固定されてしまうのです。では、どうして「相手が悪い!」というエラーが生じてしまうのでしょう?長くなりましたので、続きます。

  • 21 Dec
    • 【完結編】「私はバカにされている!」+「『愛』ってなに」<2>

      こんにちは。年末ですが、少し時間の余裕ができたので更新いたします。ここからクライマックスに向かって盛り上がっていきますよ!---じつはこのシリーズのような経験が私にもありましたので、今日はそれをお話しします。■しばらく前に私は、何日かにわたる、ある集まりに参加しました。参加者はお互いに、年齢や職業などくわしいことを話すような関係でもありませんでした。私も自分が本を書いていることなども、誰に話すこともなく、みんなが純粋に「人と人」という関係でした。(イメージ的には、旅先での出会いとか趣味の講座という感じですかね・・・)その中で、私はある年上の女性と出会いました。彼女はかわいくて、なにもかもを包むような大らかさがあり、どことなく不思議な雰囲気を持った、魅力的な人でした。少し接して「この人はただものではない!」と、惚れてしまったので、私から寄っていって、「あなたはどんな人?」「それでそれで?」「それからどうなったのか、教えてください!」「面白い!」「すごーい!」「やっぱりただものじゃないです!」「この本、よかったですよー、おすすめです!」「どんな本を読んでいるんですか?」「今のあの人の言葉、面白いですね。グフフフ・・・」「もっともっとあなたを知りたいので、いろいろと聞かせてください!」「わかりましたー、そうしてみます!」「行ってみます!」「やってみます!」のようなノリで(具体的なセリフというよりは、こういうノリで)、なついて、彼女の人生のことやおもしろいエピソードなどをいろいろと聞きました。詳しい職業や経歴などは聞いていないのですが、やはりただものではありませんでした・・・。笑いのセンスもよくて、一緒にゲラゲラ笑ったりしました。そして、彼女の方からも、私に近寄ってきてくれて、二人でよく話すようになりました。そうこうしているうちに、お別れのときが近づき、「この人の話をもっと聞きたい。このまま二度と連絡が取れなくなるのはいやだ!」と思ったので、私は自分の連絡先のメモを彼女に渡しながら、「また、一緒にごはんにでも行きたいです!」「もっとおすすめのお店とか場所とかを教えてください!」のようなことを言いました。すると、彼女に「私も連絡先渡すね。ペン持ってる?」と聞かれたので、「ああー、今は持っていません」と答えると、「うーん、どうしよう・・・。あ、なーんだ。私があなたにメールすればいいんじゃない!(笑)じゃあ、メールするね。かならず、連絡しますから」と言われて、お別れしました。最後に、彼女は「あなたは、なんというか・・・」と言って、私の目をじっと見つめて、「とても誠実な人」と言ってくれたのが印象に残っています。■でも、連絡先を渡したとき、私にはわかったのです。「この人は、連絡をくれないな」と。・・・そしてやはり、連絡は来ませんでした。一応、少しは「もしかしたら」という気持ちもありましたが、何日経っても、何週間経っても、来ませんでした。もちろん、彼女は意図的に嘘をついたわけではないと思います。ペンがあれば書いてくれようとしたわけですし、「メールをすると言っておけばいいや、でも実際はしないけどね」などとは思っていないと思うのです。また、私にくれた「誠実」という言葉も、本心だったように思います。でも私は、本当の実際に連絡をくれる人から、普通に発せられる勢いや「本気さ」のようなものを彼女の言葉や雰囲気から感じなかったのですよね。(『カイジ』でもありましたよね!「カイジさんを救う!」と泣きながら言う仲間の声が、遠くに感じられた・・・というくだりが。それと同じ!『カイジ』いいよ、『カイジ』)だから、「ああ、これでサヨナラかな・・・」と思いました。さらに後から思えば、話しているときから温度差がありましたよね。連絡が来ないことで、彼女は私に対して、「今、この場で話すのは楽しいし、誠実でいい人だけど、忙しくて充実している生活の中で、わざわざ自分からメールをしてまでつないだり、食事に行くほどの魅力は感じない」と思っていたのだなあ、ということが明らかになりましたが、「まあ、それはそうかもなあ」と、すごく落ち着いた気持ちでした。もちろん、ほのかな寂しさはありますが、それでも、心が波立たないのです。そして、「私はあれ以外の接し方はできなかったし、ということは、彼女とは縁がなかったのかな」と思いました。ひょっとしたら、「私はこういう人と知り合いで、こういうところに顔が利いて」など、ありったけの持ち札を見せていたら、あるいは、話を聞いてばかりではなく、私の話を多少グイグイしていったほうが、それが彼女にとって食いつきたくなる「ビンゴ!」で連絡をくれたのかもしれませんし、それでも連絡はなかったのかもしれません。ともかく、こちらが違ったアプローチをすれば、関係はつなげられたかもしれませんが、やってみなければわからないことです。しかし、私はぜーんぜん後悔していません。時間は戻りません。仮にあのときに戻れたとしても、違ったアプローチをするかどうかもわかりません。だって、無理をしてつながっても、ずーっと疲れる関係かもしれませんし・・・。■これまでの記事で、「会社が不当な扱いをする。私の努力を分かっていない」「友人が自分を軽んじる行動を取るのは、友人が悪い」などと思っているのなら、あなたはずっとつらいままなのです、ということを何度も書きました。長谷部選手の著書『心を整える』にあるように、「自分を使わない監督が悪い!」と怒るのではなく、「試合に出られなかったのは、自分に力が足りなかったからだ」と理解することで、心はスッと落ち着きます。このときの私も同じです。「彼女から連絡がなかったのは、自分に力が足りなかったからだ」さらに正確に言うと、「彼女から連絡がなかったのは、彼女の目に私は、連絡をしたいと思う人間だと映らなかったからだ」ということです。長谷部選手のお話も同じですね。「試合に出られなかったのは、監督の目に自分は、試合に使いたいと思う人間には映らなかったからだ」と言い換えることができます。■きっと、この新しい発想ができる以前の私であったならば、以下のことが起こっていたでしょう。1,彼女を責める「かならず連絡する」なんて言っておいて、連絡をしてこないのは、いい加減で信用できない人間だ。誠実ではない。適当なことを言うな。連絡をする気がないなら、「かならず」なんて言うな。などと思っていたでしょう。さらに、「そんないい加減で不誠実な人から、連絡なんてこなくてもいい」などと、「酸っぱいブドウ理論」で相手を貶めて、自我をなぐさめていたかもしれません。2,傷つき、自分に自信をなくす「私には魅力がないんだ」「私は話していてもつまらない人間なんだ」「私ばかりが話したいと思って、相手からは必要とされていない」などと、自我が傷ついて、みじめになり、自分のすべてが否定されたように感じて自信をなくしていたと思います。しかし、このときの私はネオ発想になっていたので、彼女を責める発想もなく、自分が傷ついたりみじめになることもなく、淡々としていたので、「自分じゃないみたーい」と自分でびっくりしたくらいです。こんなに、わかりにくい、一見地味な内容を、何度も何度も書いているのは、この発想の決定的な変化によって、本当に、本当に、本当ーーーーーに、自分が別人のように楽になったからです。では次は、恋愛の具体例について見ていきましょう。賭博黙示録カイジ(1) (ヤングマガジンコミックス)/講談社¥560Amazon.co.jpカイジ(1) [ 福本伸行 ]¥560楽天

  • 16 Dec
    • 【完結編】「私はバカにされている!」+「『愛』ってなに」<1>

      こんにちは。まずは告知です。2013年12月11日(水)発売an・an「本とマンガとDVDと」24ページ~「アンアン書店」本日OPEN!~アノ人がおすすめする、必読本全79冊に、私のおすすめマンガ2冊と熱いコメントが掲載されています。11日に発売されることを失念しており、告知が遅くなってしまいました。ここではおすすめ本の書名は書きませぬ。店頭に置いてあるのはおそらく明日の17日(火)までなので、気になる方はお早めのチェックをおすすめいたします。それと、もう店頭にないかもしれませんので、どうしても気になる方はこちらからどうぞ。↓an・an (アン・アン) 2013年 12/18号 [雑誌]/マガジンハウス¥390Amazon.co.jp--さて、前回まで、「私はバカにされている!」「この人はわかっていない!」のように、相手が悪いと思うと何もかもうまくいかないよ、という内容をずーっと書いてきました。そして仕事の例についての解説をしました。※「仕事」「友人関係」「恋愛」についての具体例は以下の記事にあります。↓「私はバカにされている」「この人はわかっていない」<3>こうして書き進めてきたところ、以前途中まで書いてきたシリーズ、「『愛』ってなに」と今回のシリーズが、内容的に合流することがわかってきました。結局、自分が重要だと思っていて、伝えたいのは同じことなんだなあ、と改めて、しみじみと思います。そこで、両方を合体させて、壮大に完結させる新シリーズをこの記事からスタートすることにしました。このシリーズと、「ものさし本」を書き終わるまでは、何があっても死ねないよ~。■では、前回からの続き。今度は友人関係の具体例についてみていきましょう。以下、大まかな内容を抜粋します。「今年で25歳になるあなたは、高校時代からの仲良し6人グループの一人です。」「しかしあなたには、学生時代から続いている、長年のモヤモヤがありました。自分はグループの中で軽く見られているのでは、という思いです。」ということでしたね。以下は、どんなことからそう感じるのか、の具体例です。・お店を決めるときに、あなたの意見は通らず、他の子の意見は通る。・あなたが帰るときには誰も帰らないが、他の子が帰るときには、会がお開きになる。・6人で歩いていると、あなたが一番後ろで一人になることが多い。・ある子と2人で電車で並んで座ったら、彼女が本を読みはじめたことがあった。・他の子の誕生日にはパーティをし、みんなでプレゼントを渡したのに、あなたの誕生日はメールでの祝福のみだった。私自身、過去に上記のような経験が多く、特に電車の例は思いっきり実体験です。(笑)「あなたは、ほとんどいつもプレゼント代を出す一方。誕生日にかけつけて、祝う一方。あなたのためにプレゼントが用意された回数は、6人の中で一番少ないのです。」そんな積み重ねで、あなたは不公平さに怒り、プライドが傷つき、ワナワナと震えてきました。「友達だったら、祝ってくれるものじゃないの!?」「今度からみんなで積立をしたり、かならず誕生会を開くとか、開かないとか決めて、平等にしてほしい!」「私だって、同じ6人グループの一人なのに、悔しい、みじめ・・・!」「不公平さに傷ついたことや悲しい気持ちをみんなにぶつけようか、黙ってフェードアウトしようか、あるいは『私への扱いがひどい。グループから抜けます』と宣言して縁を切るか、ずっとモンモンと考えてしまうのでした。」という具体例でした。■ではこの例に、今までみてきたことを当てはめてみましょう。まず、ここで書かれていることは、すべて「あなたから見た」気持ちです。では、これを「相手の立場から」考えてみることにしましょう。前回のブログで書いた、サッカーの長谷部選手のお話と同じですね。「僕を使わない監督が悪い」ではなく、「監督が使いたくなるほどの実力が、今の自分にはない」のです。「友達なのに、大事に扱ってくれない人たちが悪い!」ではありません。今までの自分が、相手に、「彼女(あなたのこと)が提案したお店にしよっか」「彼女が帰るなら、私も帰ろうかな」「彼女の誕生会を開こうよ」「彼女とは電車でもたくさん話したい」と思わせるような言動をしていない、相手にそう思わせる力があなたに足りない、あるいはあなたにないということなのです。誕生日会に関しては、会を開きやすいとか開きにくいタイミングなどもあると思いますので、1回や2回で決めつけるのは危険だ、ということを先に申し上げた上で、誕生日会をいつも開いてもらえる友達には、思わず誕生日会を企画したくなるような理由があるのかもしれません。たとえば、彼女はすごく「喜び上手」で、めちゃくちゃ笑顔で喜んでくれたりして、「会を開いてよかったー」「プレゼントをあげてよかったー」と、開く側にとって非常に誕生会の開きがいがあるとか、いつも頼ったりお世話になっているから、ぜひともお礼をしたい、と思われているとか、彼女を中心に開く会は、楽しくて盛り上がる、などですね。一方、なんとなくスルーされてしまいがちな人、あまり影響力がない人というのは、「結果的に、そのメンバーにあまり貢献できていない、楽しませていない」ということかもしれません。■こう言うと、「じゃあ、私が悪いってこと!?」のように思う方もいらっしゃるようですが、「いい」とか「悪い」ではないのです。淡々と、事実としてそういうことだというだけです。私たちがこのように「いい」「悪い」と裁くような発想になりがちなのは、人には、「『いい』とか『悪い』ではない」と言われ、自分で考えたり、判断したり、工夫したり、努力したりしなければならなくなるよりも、たとえ「自分が悪い」だとしても、答えを決めつけられたほうが安心する、という心理があるのかな、と思います。しかし、電車の例で言えば、一緒にいた友達が、誰といようが必ず本を読むような人でないのであれば、「その人にとっては」、自分は、二人で電車でいるときに、本を読みたくなるような存在だった、ということ以上でも以下でもありません。そして、そんな扱いを受けたくない、楽しく会話がしたい、大事にされたい、などの望みがあるのなら、相手がそうしたくなるような言動を取る必要があるということです。また、あなたは別に「必ず」「誰にも」影響を与えていない、貢献していない、楽しませていない、というわけではありません。あくまで「その人にとって」とか「そのグループの人にとって」という話です。たとえば、あなたの親戚の子どもたちは、あなたが帰ると言ったら「じゃあ僕も帰る」と言い、あなたが「このお店にしよっか」と言ったら「うん、そこがいい!」と言うかもしれません。あなたが自然にしていても、影響を与え、貢献し、楽しませることができる人たちが存在する可能性は大きいのです。自然にしていても合う、仲が良い、楽しいのが「相性」というものではないでしょうか。(でも、私たちの多くは、自分を受け入れてくれない人にこそ、こだわりますよね・・・。)とはいえ、もちろん、人とつながるための言葉や行動、人の考えや気持ちを想像する力、人を楽しませようとする意志を持つ人のほうが、多くの人を嬉しい気持ち、楽しい気持ちにすることができるでしょうし、その逆に、人が自分を楽しませてくれるのが当然と思っていて、自分の立場からしかものが見られず、わがままを言ったり、あるいは、言葉が少なく、表情も変わらなくて、何を考えているのかわからないような人は、人に影響を与えたり、貢献したり、人を楽しませる回数が減るだろうとは予測できます。そして、それが、いいでも悪いでもありません。ただ、「本人にとって」ストレスが多かったり少なかったり、人生が思い通りになりやすかったり、不本意だったり、損だったり、得だったり、ということなのですね。「善悪」と「損得」のあたりについては、また触れるかもしれません。以上、長く書いてしまいましたが、今まで書いてきたことと同じです。「相手がその反応をしてしまう自分であったのだ」ということ。そして、「相手も自分も悪いわけではない」ということです。これは、恋愛でもまったく同じです。次回に続きます。---前回ご紹介した久條夏貴さんが12月8日(日)に「ある本(あなたのままで、願いをすべてかなえる方法)」の勉強会(参加費無料)を大阪・梅田で開催されたようです。また開催されるようですので、関西でご興味のある方はチェックしてみてください。久條さんのブログはこちらをクリック!

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