ヅカファンにわかりやすく例にするため

2つの作品を挙げます

まず、「仁ーJin」ですが、この作品は未完のままテレビドラマという俎上にのせられました。

結果として大変成功し、原作者も満足されたようです。

局側が時間をかけて準備を行い、キャストを確保して、脚本を用意し、予算も比較的潤沢な放送枠で丁寧に作ったことが良かったのでしょう。

勿論原作そのものの力が成功のもとだったことは言うまでもありません。

その後、韓国でもドラマ化されましたが、原作者は内容に激怒して放送差し止めになりました。

「本作は恋愛ドラマではない」という理由で内容を変更しないと放映許可が出ず、結局内容が差し替えられました。

韓国でドラマ化しておいて日本のユーザーの大半が花畑の中高年女性なのに恋愛ドラマNGって無理じゃねと私は思いました。

そもそも原作の坂本龍馬にあてたのが、嫁と壮絶な嫁舅バトルを起こした大院君と、そのバカ息子(高宗)があてられている時点で志もクソもないのに美しいように脚色していたからあいた口が塞がらない。そんな程度の志でドラマ作っているので原作者が作品で表現したかったことなんかおざなりでも仕方ない。

それでも原作無関係のオリキャラ韓ドラ要素てんこ盛りのヒロインと兄、兄の親友のドラマに不覚にも泣いてしまいました。すんげぇベタベタの韓ドラあるあるな安い話なのに。親友同士が一人は貧しい者のために一人は国を治める側として対立しながら卑怯者になりたくないと努めるんですよね

 

で〜仁はヅカでも舞台化されました。ヅカなので恋愛劇です。

なのに原作者は怒ってません。

それは原作者が描きたかったせめて作中の中だけでも苦界の女の悲惨な末路を救いたいという気持ちが大切にされていたからでしょう。

 

ヅカみたいに低予算で短い尺でも

原作者の気持ちを大切に作ることも不可能ではないのですよ

 

見ている側は簡単に色々いいますが、尺と大人の何とかというものもあるので安易にあれはひどいとか言えませんが

続きます