離さない 46 | sana-atamaのブログ

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伊藤side





末「なあ千晃、今日なんで事務所集められたかわかる?」





秀太が不思議そうに話しかけてくる。





伊「ううん、わからない。マネージャーに13時までは事務所出るなって言われた。なんでだろうね。」





そう、メンバー全員事情を知らされず事務所に集められた。





日「俺ら狙われてるみてーだな。俺今日の仕事延期になった。何かあったのかもな。」





浦「なんかお前らの顔見るの久しぶりだな。」





リーダーは最近ソロ活動が忙しくてあまり一緒に仕事をしていなかった。





末「これで、全員そろったか?」





宇「にっしーがいない……。」





宇野ちゃんの言葉に一瞬シンとする。





末「あいつ寝坊か?笑」





宇「それは無いと思う。私の連絡に結構早い時間に返信くれてるし。なにかあったのかな……。」





宇野ちゃんがそう心配した所でマネージャーが入ってくる。





マ「みなさん、集まりました?すみませんが、13時までここから出ないようにお願いします。」





宇「にっしーがまだ来てないんです。」





末「なんで出ちゃダメなんすか?」





2人の質問にマネージャーが困った顔をする。





マネージャーが口を開こうとすると、扉が開いた。





社「みんなには話した方がいいんじゃないか。なんで今日みんなに集まってもらって外に出ないようにお願いしているのか、ここににっしーがいない理由を。」





宇「それはどういうことですか?」





浦「もったいぶらないで言ってください。」





マ「実は、今日これからにっしーが会見をする。マスコミには今朝伝えた。騒ぎになるのを防ぐために。」





末「会見?」





宇「なんでですか?私たち何も聞いてないです。」





宇野ちゃんが食い気味にきく。





マ「にっしーの意向でみんなには当日まで伝えないで欲しいと言われたので、内緒にしてた。すまない。」





社「まぁ、実際に見た方が早いんじゃないかな。」





そう言って社長がテレビをつける。





みんなで一斉にテレビを見ると…………





そこにはにっしーが映っていた。





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浦田さんを久しぶりに出した気がします。
話によって長さがバラバラですみませんm(_ _)m