二十歳。
大学三回。
女。
国公立大学。
そんな肩書きがある私。
自分の中での一番大きな特徴は
IgA腎症を患っていること。
見た目も性格も元気いっぱい。
自分でいうのもなんだが、両親にいただいた外見はそれなりに満足もしている。
性格も人一倍あかるいし、元気だし、よく笑っている。
一見ノー天気な女子大学生にみられてもおかしくないだろう。
だが、
そんな私は難病の持ち主である。
その事実に苦しみもがき、誰も責めることのできない虚無感を味わったのは
高校2年の冬。
毎年ある学校の尿検査で私は小学校の高学年からひっかかっていた。
潜血(尿に微量の血が混じること)が出始めて
病院にも行ったが、毎年血液検査までして終わりだった。
中2になってタンパクも混ざり始めた。
詳しい数値は覚えてない。
担当の医師はいままでどおり血液検査までみて終わり。
「女の子は生理などあって、運動とかもすればタンパク出てしまう人もいるからね」と楽観視されてきた。
永遠にこの医師に診てもらっていたら私は今頃しんでいたかもしれない。
だが、
今生きている。
20歳になった。
私のひとつの分岐点が高校2年でやってくる。
つづく。