(会場)
[受験番号]4710076
[合格年度]2022年度行政書士試験
[生年月日]平成3年6月12日
[試験地]三重県
[試験場]鈴鹿医療科学大学白子キャンパス
[学習内容]法学講座(Gmail配信)
[担当講師]アメブロ法務事務所
[受験番号]5520006
[合格年度]2022年度行政書士試験
[生年月日]昭和41年8月27日
[試験地]兵庫県
[試験場]神戸ポートピアホテル
[学習内容]法学講座(Gmail配信)
[担当講師]アメブロ法務事務所
[個人情報(顔画像等)非表示]
Q
行政書士試験の難易度や本試験について
A
・最初は過去問を中心に勉強していましたが、過去問そのものが難しく、何回繰り返しても、本試験ではとにかく解きにくい問題が多くて、なかなか受かりませんでした。
・本試験は、かなりキツイです。『書いてる意味がよく分かりかねる選択肢』に心は折られますし、模試や問題集などとはレベルが違い、普通に勉強してても、本試験になると解けなくなります。
・条文や判例が、決まった問題から同じように問われるわけではないので、同じ教材を繰り返していても、本試験になると、ほとんど解けない、空振りする感覚があります。
Q
これまでの学習の経緯について
A
・法学講座の受講は1年で合格しました。ただ、それまでに、資格予備校の講義を受けて、基礎的な知識は持っていました。
・法学講座は3年目です。過去2年は、憲法と商法、一般知識の学習に時間を使い過ぎて、行政法と民法の得点がのびないまま、不合格になってます。
・不合格からの受験勉強は、受かるのか?また落ちるのではないか?といった不安と葛藤で、基礎基本や、標準レベルの講義を受講して、やり直すことは、知ってることのやり直しなので、正直辛かったです。
Q
年間の学習時間について
A
・仕事が多忙で、平日は1日に90分から2時間ほどしか、勉強時間は取れませんでしたが、土日は、家族も無視して、勉強していました。
・先生の講義は80時間ほど全て受講し、各講義のつど、自分で復習を繰り返す時間は必要でしたので、合計すると、1年間で500時間以上は勉強してます。
・一昨年までの勉強時間も合わせると、もっと時間はかかっていますが、勉強時間が多いからといって、得点が上がるわけではないのが、この試験の怖いところだと思います。
Q
教材の分量や使い方ついて
A
・もともと学力がある方は、ともかくとして、よく言われてるような、1、2冊で受かる、そんな生易しい試験ではなく、傾向と対策ガイダンスで仰っていた分析どおりの出題でした。
・勉強する時間は限られていたので、年間で繰り返すことができた教材は、先生から指定された8冊ぐらいが限界です。
・それより増やしてしまうと、勉強時間を取れない私には、繰り返すことができないですから、頭に入りません。先生が話されていた『気合いと根性があっても、無理なもんは無理。』という話です。
・試験に出題されない知識を頭に詰め込む余裕はありませんでしたので、先生が講義で解説されたところと課題だけを繰り返す、これしかできませんでした。
・教材や問題集には、理解が難しいところや、書いている意味がよく分からないところが多々あり、無駄なくスムーズに進めるには、解説講義はなくてはならないツールでした。講義は本当に分かりやすかったです。
・問題と解説や、テキストを暗記してても、そのまま出題されるわけではなく、ただ繰り返すだけでは、得点に結びつかないので、講義で解説されたように、教材や問題集の使い方には気をつけていました。
Q
行政法の学習や難易度について
A
・先生の方針とは違うかもしれませんが、民法が苦手な方は、民法の学習時間を削って、行政法に時間を使うべきだと思います。民法の1問も、行政法の1問も、同じ4点ですから。
・テキストと条文、過去問を繰り返す、といった学習が合っている方は、そのやり方で良いと思いますが、合っていない方は、条文や判例を全部やるのではなく、問題を解くために必要な論点を絞って解説してくれる法学講座で、得点は伸びると思います。
・12問から13問/19問ぐらいまでは、なんとか自力で得点できます。けれど、そこからの得点は難しく、講座を受講したことで、択一式(17問/19問)と多肢選択式(7問/8問)を大幅に上げることができました。
・合格には16〜17問はなんとか正解しなければなりませんので、基礎基本や標準講座はもちろん、演習講座で教えていただいたように、解き方の練習も役に立ちました。
・行政法は17問までと、それを超える得点で、壁があるようで、効率よく受かるためには、難しい2,3問は捨て問として割り切って、やり過ぎ無いことも大切ではないでしょうか。
・多肢選択式は、択一式の勉強をちゃんとやっていれば、満点近く得点できます。まずは、択一の勉強を優先するべきです。
・インプットに偏ることなく、演習講座の解き方、テクニックで、択一の得点は上がりました。基礎基本や標準の講義で、覚えるべき知識は覚えて、問題を解くテクニックを身につけることも大切だと思います。
Q
民法の学習や難易度について
A
・先生の方針とは違うかもしれませんが、民法が苦手な方は、民法の学習時間を削って、行政法に時間を使うべきだと思います。民法の1問も、行政法の1問も、同じ4点ですから。
・テキストと過去問で大丈夫な方もおられると思いますが、そういった方法では得点が伸びず、合わなかったため、手を広げず、先生が解説されるポイントに重点を置いて学習しました。
・本試験は、意味不明な変てこ肢や、解けない問題も含まれているので、全ての選択肢に正誤をつける必要はなく、7問/9問を目標に、先生の講義と課題の復習だけを繰り返しました。
・覚えないとどうしようもない問題と、覚ええているだけでは解けない問題の判別や、詳しく掘り下げるべき知識と、詳しく掘り下げても試験には出ない知識の判別などは、講義を受けていなかったら、分からないまま、ムダな努力をしていたと思います。
・受かるためには、民法全てに詳しくなる必要はなく(効率が悪すぎるので)、試験で問われる問題で正解を出せたら、それでいいわけです。
・不合格の年度は、細かい知識や、枝葉末節に拘り、本試験は混乱してぐちゃぐちゃになってました。
・民法は、少ない勉強時間の中で、詳しくやり過ぎると、本試験でドツボにハマって崩れてしまう経験をしています。今年は、先生が講義で解説される論点だけに集中して、それだけでも、択一は6,7問は取れました。
・本試験は、模試や、問題集とはレベルが違うため、同じ教材をただひたすら繰り返してるだけでは、全く得点が上がらず、苦しみました。
・また、わざと間違えさせるような肢も出るので、効率よく受かるには、満点は狙うべきではないでしょう。本試験は難解な肢も多く、8,9問を目指すのは、効率が悪過ぎます。これは、行政法も同じだと思います。
・先生の方針とは違うかもしれませんが、民法は択一式は6問ぐらいを目標に、やり過ぎない。どれだけやっても、択一は9問しか出ませんし。
・そのかわり、記述対策をしっかりやり、まずは択一対策で教材の使い方や、重要ポイントと理解、次に記述教材の使い方や、重要ポイントと理解、そういったやるべきところのチョイスさえ間違えなければ、得点は上がります。
・合格に必要なことは、適した教材を選ぶことはもちろん、講義をちゃんと聞いて、繰り返すことだと思いますが、配信講義は、モチベーションが下がりそうなときに、辛くなってしまうので、できれば、通学クラスを受講したかったです。
村田憲康 法学講座