山田宗樹 「百年法」
読んだのはかなり前ですが、今まで読んだSF小説の中でもトップクラスの面白さだったので紹介します。
原子爆弾を6つ落とされた日本は焦土と化し滅亡寸前にな
しかしこれだけでは死なない人間が増え続けるため、不老
それから月日が経ちいよいよ百年法が初施行されようとし
不老の技術が出来たことで起きる問題が、今の日本が抱え
不老になってしまったために幾つになっても衰えないこと
大半の人が若いうちに不老となるため老人を支えるという
等々全部書くときりがないくらい様々な問題について書い
これを回避する手段が百年法だとすると、これらの問題は一
生きる期日が間近に来て死ぬのが怖くてなんとか逃げ延び
潔さは美徳の一つとして大事にしたい。
反対に官僚側の主人公が国の未来のために信念を持って立
読んでて困るのは作品内の時間軸が数十年単位で流れてい
重い内容で話も長めなので読むの大変ですが間違いなく面