私の長男はいわゆる知的障害者 それも最重度との判定である。
さて、障害を持つ人たちとはどういうことか。
劣っているという考え方が多数だろう。
何故なら健常者というところの私たちに比べ、障害者と言われる人たちは今の社会で暮らすことが難しいからである
進化論、ってな考え方がある。
それに従えば障害を持つ人たちってもしかして今の健常者を超えることもあるんじゃないか
生物は多様な可能性を試す ということが進化論の根本的な考え方だろう
故に その多様な可能性の一つはいわゆる障害者ということじゃないか
リンクの動画 是非ご覧下さい。
ブルックという女の子。成長しない人(見た目)
動画を是非みていただきたい。
彼女の脳の腫瘍が消えた。それは普通じゃ考えられないこと。
これは進化する、その最中の多様な可能性の一部じゃないか?
なにが進化を試すのか。
神なのか。生物自身なのか。
世の中には 手足の指が多い人たちがいる。
男性なのに胸が大きい人たちがいる。
皮膚が異常な人たち。
目が生まれつきに無い人たち。
背の小さい人。大きい人。
皆、より良く(地球に暮らすために)生物としての進化していくその多様性の一部であり、それは過程の一部じゃないのか
我が息子は最重度の知的障害者だが 教えてもいないのに(言葉が通じないので教えようがない)パソコンのキーボードを操り、漢字変換をやってのける。そして大好きなユーチューブにてその変換を駆使し、お気に入りの動画を毎日みている。
繰り返すが、私は教えていない(学校でも)何故に、漢字をローマ字変換出来たのか。
息子にとって言葉は話せず、理解できず(簡単な単語は理解できます)である。
劣っていると思える人を「障害者」と言うのは簡単だが、それは広義に考えれば間違いではないか、と私は思う。