いよいよ参議院選挙区も終盤に差し掛かりましたが、新聞各社の世論調査をまとめてみました。
選挙における世論調査というのは、それぞれの機関が電話等で無作為で投票先の調査を行い、独自の係数などを用いて結果を予測するもの。
統計学に基づいた結果という事で、勿論誤差は有りますが、一定の指標にはなります。
それでは神奈川選挙区、6月22日と23日に行われた各紙調査。
神奈川新聞 三原先行、追う6氏
読売新聞 三原が先行、三浦、浅賀、真山、金子が凌ぎを削る
日経新聞 三原一歩リード、三浦安定、真山、金子、浅賀、中西が競る
朝日新聞 三原が安定、三浦も優勢、浅賀、金子、中西、真山は混戦模様
毎日新聞 三原が抜け出す、三浦、金子が続く、浅賀、中西が追う
こんな感じ。
各紙とも表現については公表していないのでここからは一般論になります。
まず、独走、リード、優勢、安定などの言葉が使われている時は、調査ではその候補者が優勢となっているのは分かりやすい。
それより優勢度が低い場合は、続く、追うなどの言葉が使われる。
そして均衡している時は、競る、横一線、混戦などの言葉が使われる。
独自の戦いや、支持が伸び悩む、厳しい戦いといった表現の時は、その通り厳しい情勢だという事。
名前の書いてある順番についても実は意図があって、誤差の範囲内だけど少し調査上優勢な候補が先に書かれる、という事が多いようだ。
これを踏まえて神奈川の調査をみると、やはり混戦模様が伺える。
客観的でも自分が推す候補者がいても、世論調査を気にしながら選挙を見ると楽しいし、応援の仕方も変わる。
もっとも最近の選挙では、投票先を決めていない、という人が多い。
更には天気や社会情勢、最新のニュースなんかにも左右される。
なので自分の応援している候補が世論調査で不利で、当日の投票で逆転なんて事も当然ある。
諸々含めて結論としては選挙は楽しいし、楽しく見るというのも大事な観点だと思います。
ブログを読んで少しでも選挙に興味を持ってくれて、投票に行く人がいたら嬉しいです。