10/5(日)は大阪・TOHOシネマズなんばへ映画『NANA』公開20周年記念リバイバル上映を観に行きました。矢沢あいの漫画が原作の『NANA』の実写版映画の公開20周年を記念し、初のデジタル版として7/11(金)から渋谷のホワイトシネクイントにてリバイバル上映が行われ、10/3(金)からは北海道・新宿・大阪・愛知・福岡の映画館に拡大して上映が開始されました。そのうち大阪のTOHOシネマズなんばで行われた上映3日目の午後の回に行ってきました。
私的に主演の中島美嘉や伊藤由奈のライブはデビュー当時から観に行っていて、実写版映画『NANA』はWOWOWで観たことはありましたが、映画館で観るのは初めてでした。
TOHOシネマズなんば本館は、なんばマルイが入っている東宝南街ビルの8～10階。私的に8か月ぶりに来ました。スクリーンが9つあるうち、「空気を震わせる体感型サウンド」を実現する轟音シアターが導入された座席数120席のスクリーン4で上映されました。
エレベーターで8階に上がってロビーに入ると、日曜日のため多くの人で込み合っていました。ポップコーンの売り場には長蛇の列ができていました。13:06から入場開始となり、事前に予約したオンラインチケットのQRコードをゲートでかざして入場。エスカレーターで9階に上がり、スクリーン4の客席へ。13:15からTOHOシネマズのPRや広告、予告編が上映されました。席は完売のはずでしたが、定刻13:25になってもけっこう空席があり、ポップコーンをもった人達が客席に続々と入ってきて10分過ぎて客電が落ちても後を絶ちませんでした。どうやらポップコーンの売り場の列が長すぎて時間がかかっているようでした。客層は若い男女や同性同士で、矢沢あいの漫画から抜き出てきたようなファッションの女子が多くいました。
11分経って上映がスタート。その後も遅れて十名くらい入ってきて満席に。歌声がサラウンドで聞こえてきて、轟音シアターと謳うだけあってロックサウンドが場内に響き渡りました。初のデジタルシネマパッケージ化による上映とのことで、ドアの開閉音や足音も左右からリアルに聞こえ、会話で話している人にピントが切り替わるのがはっきりわかるほど鮮明でした。映像とサウンドでは古さを感じませんでしたが、当時のケータイなど小物がはっきりと見えたことから20年前の当時の時代がリアルによみがえって懐かしく感じました。
主役の大崎ナナを演じる中島美嘉のライブは今も毎年観に行っていて今年も夏に観たばかりですが、TRAPNESTのVocal芹澤レイラを演じる伊藤由奈は2010年の学園祭ライブ以来は国内で表立った活動はなく、今はインスタでしか見ていないので、大画面で見る終盤のライブシーンはとても懐かしく感じました。約2時間の上映の後、主題歌とともにエンドロールが流れて終映となりました。
デジタル化された音と映像により20年前の時代背景や記憶がよみがえってくるリバイバル上映で、存分に堪能しました。
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NANA
劇場公開日：(日本初公開)2005年9月3日、(デジタル版) 2025年7月11日
【作品データ】
2005年製作／114分／日本
配給：東宝
【スタッフ】
監督：大谷健太郎
原作：矢沢あい
脚本：浅野妙子 大谷健太郎
製作：近藤邦勝
企画：濱名一哉
プロデューサー：中沢敏明 久保田修
共同プロデューサー：川崎隆
ラインプロデューサー：鎌田賢一
撮影：鈴木一博
編集：掛須秀一
音楽：上田禎
助監督：菅原丈雄
スクリプター：西岡容子
キャスティング：杉野剛
制作担当：田中盛広
【主なキャスト(役名：出演者)】
大崎ナナ（ナナ:BLACK STONES）：中島美嘉
小松奈々：宮崎あおい
本城蓮（レン:BLACK STONES → TRAPNEST）：松田龍平
高木泰士（ヤス:BLACK STONES）：丸山智己
寺島伸夫（ノブ:BLACK STONES）：成宮寛貴
岡崎真一（シン:BLACK STONES）：松山ケンイチ
一ノ瀬巧（タクミ:TRAPNEST）：玉山鉄二
芹澤レイラ（レイラ:TRAPNEST）：伊藤由奈
藤枝直樹（ナオキ:TRAPNEST）：水谷百輔
【楽曲】
主題歌：GLAMOROUS SKY / NANA starring MIKA NAKASHIMA
劇中歌：ENDLESS STORY / REIRA starring YUNA ITO
挿入歌：MY MEDICINE / NANA starring MIKA NAKASHIMA
挿入歌：JOURNEY / REIRA starring YUNA ITO
〖物販リンク〗
▽NANA スペシャル・エディション DVD(2006/3/3リリース)
