宮本笑里 リサイタルツアー2021 ファイナル@大阪 あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール 2021年11月27日(土) 宮本笑里 リサイタルツアー2021 ファイナル@大阪 ザ・フェニックスホール 2021年11月27日(土) 宮本笑里 リサイタルツアー2021 ファイナル@大阪 ザ・フェニックスホール

 

11/27(土)は大阪 ザ・フェニックスホールへ宮本笑里 リサイタルツアー2021を観に行きました。宮本笑里の10月半ばから11月にかけて名古屋・東京・大阪にて行われた2年ぶりのリサイタルツアーのファイナルとなる大阪公演でした。私的に宮本笑里の生演奏は、同所で行われた一昨年のリサイタル公演、昨年のライブ配信、そして今年8月のビルボードライブツアーの大阪延期公演に続く観覧でした。

会場のザ・フェニックスホールへは先月末に続いて来ました。大阪JR東西線 北新地駅から徒歩3分のあいおいニッセイ同和損保フェニックスタワー3~4階にあるクラシックなど音楽の生演奏が行われる301席の小ホールでした。

マスクをして昼下がりに会場に向かい、入口で手指の消毒、検温をし、チケットもぎりの後、プログラムを受け取って、エスカレーターと階段で3階まで上がり入場。オープンステージの上にはSteinway製のグランドPianoと譜面台が置かれていました。

定刻14時ちょうどに客電が落ちて、ターコイズブルーのドレスを着たヴァイオリンの宮本笑里がピアノ伴奏の白いシャツと黒のパンツのロー磨秀(ましゅう)とともに登場。公演は真ん中に15分の休憩をはさんだ2部構成で行われました。
第1部の1曲目はカッチーニの「アヴェ・マリア」。悲しげな音色のピアノのイントロから悲哀に満ちたヴァイオリン演奏を聴かせました。
曲間のトークで宮本笑里は、2年ぶりのリサイタルツアーが行われる喜びと来場者へ感謝を気持ちを語りました。
ドヴォルザーク作曲でクライスラー編曲の「スラブ幻想曲」を途中跳ねるようなリズミカルな演奏を交えて伸びやかな音色を聴かせました。ボロディンの「ダッタン人の踊り」を綺麗なメロディーで聴かせ、後半熱を帯びたヴァイオリン演奏を聴かせました。自身作曲の「Bitter Love」をロマンティックなメロディーのヴァイオリン演奏で聴かせました。ここで宮本笑里が伴奏者のロー磨秀を紹介。好きな大阪の食べ物について話題を振り、ロー磨秀は現在糖質制限を行っており今回はたこ焼きが食べられないと語りました。物販に宮本笑里のCDに加えて自身の作品も置かせてもらっていると紹介しました。
ここで宮本笑里はいったんステージを降りて、ロー磨秀のソロ演奏のコーナーへ。ガーシュウィンの「3つのプレリュード」から第1番と第3番を演奏。緩急をつけながらリズミカルな演奏からダイナミックな演奏まで聴かせました。
来年1/30(日)にピアノの細川千尋とギターの猪居亜美とともに同所で予定されるコンサートの告知も行われました。
宮本笑里がステージに戻って第1部最後はコンチネンタルタンゴとアルゼンチンタンゴを演奏。ゲーゼの「ジェラシー」をゆったりとしたリズムで伸びやかな演奏で聴かせ、ピアソラ「リベルタンゴ」をドラマチックなメロディーの躍動感のあるリズミカルな演奏で聴かせました。

15分間の休憩をはさんで2人が再び登場して第2部へ。宮本笑里はスカートの足元がシースルーになった黒いドレスに衣装替えしていました。第2部の1曲目はマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」。美しいメロディーを伸びやかに演奏しました。
曲間のトークで"ここからヘビーめな演奏になる"と語り、ラヴェルの「ツィガーヌ」をヴァイオリン独奏からピアノが加わり、ハーモニクスやピチカートなどを交えて幅広い表現力のヴァイオリンを聴かせました。第2部最後の曲はフランクの「ヴァイオリン・ソナタ イ長調」。第1楽章はソフトでゆったりとしたメロディーのヴァイオリンを聴かせ、ピアノと会話するように演奏しました。第2楽章は重厚なメロディーから内省的なメロディーまで、強弱をつけたピアノとともにテンポを変化させながら熱のこもったヴァイオリン演奏を聴かせました。第3楽章はピアノと交互に豊かなヴァイオリンの音色を聴かせ、ドラマチックな展開で聴かせました。最後の第4楽章は華やいだ明るいメロディーを展開し、ピアノとともにダイナミックな演奏のクライマックスで締めくくりました。

観客のEncoreを求める拍手に応えて、宮本笑里とロー磨秀が三たび登場。Encoreの1曲目はエディット・ピアフのシャンソン「愛の讃歌」をヴァイオリンで演奏。ロマンティックな美しいメロディーをつややかな音色で伸びやかに演奏しました。Encore最後の曲はお馴染みモンティの「チャールダーシュ」。序盤の妖艶なヴァイオリンからテンポアップして疾走感のある演奏になり、中盤テンポダウンしてハーモニクスで口笛のような音色を聴かせ、終盤再びテンポを上げて駆け抜けるような躍動感のあるスリリングなクライマックスで演奏を終えました。

万雷の拍手に2人並んでお辞儀をしてカーテンコールに応え、ツアーを締めくくりました。

約2時間、ピアノとともに表現力豊かなヴァイオリン演奏を聴かせてくれたリサイタルで、存分に堪能しました。

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宮本笑里 リサイタルツアー2021
2021.11.27(Sat)
@あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール

【出演】
宮本笑里 ヴァイオリン
ロー磨秀 ピアノ

【プログラム】
=第1部=
カッチーニのアヴェ・マリア
ドヴォルザーク/クライスラー編:スラブ幻想曲
ボロディン:ダッタン人の踊り~歌劇「イゴーリ公」より
宮本笑里:Bitter Love
ガーシュウィン:3つのプレリュードより第1番/第3番
ゲーゼ:ジェラシー
ピアソラ:リベルタンゴ

-Intermission-

=第2部=
マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲
ラヴェル:ツィガーヌ
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 第1楽章:アレグレット・ベン・モデラート
 第2楽章:アレグロ
 第3楽章:レチタティーヴォ=ファンタジア
 第4楽章:アレグレット・ポコ・モッソ

=Encore=
モノー:愛の讃歌
モンティ:チャールダーシュ

 

 

〖物販リンク〗

 ▽宮本笑里 ミニアルバム(2020/4/8リリース) ※Bitter Love収録

 

 ▽宮本笑里×DAITA コラボEP(2021/6/30リリース)