八木寿子 メゾソプラノ/諸岡拓見 チェロ NHKFM リサイタルパッシオ公開収録 NHK大阪ホール 2019年10月8日(火) NHKFM リサイタルパッシオ公開収録 NHK大阪ホール 八木寿子 メゾソプラノ/諸岡拓見 チェロ NHKFM リサイタルパッシオ公開収録 NHK大阪ホール

 

10/8(火)はNHK大阪ホールへ、NHK-FMのクラシック音楽番組『リサイタル・パッシオ』の公開収録を観に行きました。司会はピアニストの金子三勇士(みゆじ)、この日の出演は関西の楽団で活躍する2人の演奏家、メゾ・ソプラノの八木寿子(やぎ ひさこ)とチェロの諸岡拓見(もろおかたくみ)でした。私的にこの番組の公開収録の観覧は、今年4月に『リサイタル・ノヴァ』からタイトルが変更になってから2回目の参加でした。

夕方に1階ロビーの待機列に並んで座席指定券に引換え。エスカレーターに乗って4階入口から入場しました。客席フロアに入り、1階席上手側Lブロックの中ほどの席に着いて開演を待ちました。ステージ上にはスタインウェイ社製グランドピアノと集音用のマイクがセッティングされていました。

定刻18時20分ちょうどに、開演に先立ってNHK大阪局チーフディレクター吉田氏が前説のためステージへ。この日の出演者がリサイタル・ノヴァ時代を通した7年間で80組目のゲストとのことでした。

数分の説明後、番組司会者の金子三勇士がスーツ姿で登場して18時半から収録がスタート。真ん中に15分間の休憩をはさんで前半と後半の2部構成で行われました。

前半は、メゾ・ソプラノの八木寿子。福岡県出身で地元の教育大学を出た後、京都市芸大の大学院へ進み、様々なコンクールで受賞歴のある声楽家で、現在は神戸市混声合唱団に在籍中とのことでした。前が白く背中とスカートが黒いドレスのピアノ伴奏者とともに、八木寿子は紺のロングドレスで登場。憂いのあるメロディーの日本歌曲を豊かな低音の深みのある声で歌いました。2曲目からはオーストリアやフランスの作曲家の歌曲をふくよかな声で歌いました。フランスオペラの名曲をしっかりとした声でドラマチックに歌いました。熱い思いを抱いている1曲を演奏する"情熱のモーメント"のコーナーでは、ドイツ歌曲をふくよかな歌声でダイナミックに歌い上げました。沈黙ののち収録OKが出ると、観客から万雷の拍手が送られました。

休憩時間に舞台転換が行われ、ステージ前方に譜面台と椅子が設置されました。

後半の収録はチェロの諸岡拓見。三重県出身で同志社大学へ進学し、京都大学交響楽団在籍中にコンクール入賞した経歴をもつ若手演奏家で、現在は大阪フィルハーモニー交響楽団でチェロのトップ奏者を務めているとのことでした。ピアノ伴奏者とピアノの譜めくりの男性とともに、諸岡拓見は黒のシャツとスラックスで登場。ドイツの作曲家の曲を艶やかな音色で演奏しました。フランスの作曲家のソナタを様々な奏法で音色を変化させながら演奏しました。"情熱のモーメント"のコーナーでは高音から低音まで鳴りの良い音でリリカルな演奏を繰り広げました。演奏が終わると、それまで静かに聴き入っていた観客から万雷の拍手が送られました。

聴きごたえのある演奏が繰り広げられた約2時間の公開収録で、美しい生の歌声と楽器の音色を存分に堪能しました。

今回収録した内容は、NHK FMで11月10日と17日の2回に分けて放送予定とのことです。

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NHK-FM リサイタル・パッシオ 公開収録
2019.10.8(Tue)
@NHK大阪ホール

前説:NHK大阪放送局 制作部 チーフディレクター 吉田英司
司会:金子三勇士(かねこみゆじ ピアニスト)
出演:八木寿子、諸岡拓見

《収録》
前半:八木寿子
[演奏]メゾ・ソプラノ:八木寿子(やぎ ひさこ) / ピアノ:越知晴子(おち はるこ)

後半:諸岡拓見
[演奏]チェロ:諸岡拓見(もろおかたくみ)/ピアノ:山口博明(やまぐち ひろあき)

《放送予定》 
前半 本放送:2019年11月10日(日)、再放送:11月15日(金)
後半 本放送:2019年11月17日(日)、再放送:11月22日(金)

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