1年に1、2度の更新になってしまっているこのブログ。
久々にログインしてみたら
毎日どなたかが見てくださっていて
びっくりしました。
見てくださってありがとうございます。
繁忙期の夏が終わり、
秋冬になると時間ができるからか
「物書き欲」みたいなものが出てきます。
なのでこうして文章を書いています、
koichiroです。
さて、お家のコーヒータイムが
より豊かになるような内容を
書いていきたいと思いますので
よろしくお願いいたします。
今日はハンドドリップの時に使う
「最適なお湯の温度」について。
きのう、長野県小諸市で行われた
「こもろコーヒーセッションポッシブル2025」に出店した際、
お客様から「お湯の温度は何度くらいがいいんですか?」と聞いていただきました。
お湯の温度は、
出店の時も、お店でも
よく聞いていただく質問なので
自分の考え方を書いておきますね。
コーヒーはいろいろな考え方があるので、
参考程度にしていただけたら嬉しいです。
ハンドドリップコーヒーに於いて、
お湯の温度はズバリ
「90℃」前後がおすすめです。
(温度計をお持ちでない方は後ほどご説明いたします)
90℃というと、
カップラーメンを作る時よりも温度は低く、
また、緑茶の時よりも
温度は高めかもしれません。
なぜ90℃前後がおすすめなのか?というと
なんとなくお分かりいただけると思うのですが、沸騰したお湯だと強すぎるのです。
熱すぎるお湯を使ってしまっては人と同じで
コーヒー豆も火傷してしまいます。
実際に沸騰したお湯でドリップすると
コーヒーの粉からぶくぶくと大きな泡がでます。
これはお湯の当たりが強すぎるということです。
高温のお湯は美味しい成分も出やすいですが、
雑味と呼ばれる美味しくない成分も出やすいのです。
逆に、温度が低くなるほど
コーヒーの旨味そのものも
出にくくなってしまいます。
※今回は通常のハンドドリップについて書いていますので
サイフォンや水出しコーヒーなどとは別のお話になります
もったいないのでオススメしませんが、
「沸騰したお湯」と「80℃くらいのお湯」で
ドリップしてみると
違いが分かりやすいと思います。
その、ちょうど中間地点の
いい塩梅の温度が「90℃前後」ということです。
もちろん、
お使いのコーヒー豆や出したい味などによって
適温は微妙に変わるのですが、
基本的にハンドドリップの場合、
「90℃前後のお湯」(89℃〜92℃推奨)であれば間違いないと思っています。
温度計をお持ちの方は、
ぜひ90℃前後のお湯で
ドリップしていただければと思います。
「温度計持っていない」
という方にもおすすめの方法があります。
やかんや電気ケトルなどで沸騰させたお湯を
別のポット(できればコーヒー用)に移し替えればだいたい90℃〜94℃くらいになるはずです。
ほぼ適温と言えるでしょう。
細かいことを言えば
「室温」や「お住まいの標高」などによっても
変わりますので
それはご承知おきください。
ということで今日は
ハンドドリップの時に使う「最適なお湯の温度」について書いてみました。
参考になりましたでしょうか?
ちなみにKOICHIRO COFFEEでは
ポットに直接設置できるタカヒロさんのサーモメーターを使っています。
お家ではホームセンターなどに売っている
タニタさんの温度計を使っています。
もし、「安定して美味しいコーヒーを淹れたい!飲みたい!」という方は温度計を持っておくのがおすすめです。
「その時の気分な感じで♪」という方は
温度計がなくて全然良いと思います。
ではでは、また書きます。
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