連日、トランプ大統領の言動に世界が右往左往していますね。
こんな中、銘柄1570に買い信号が出ました。
<図1 銘柄1321 買い信号>
指標(赤紫線)の波動サイクル的にはそろそろ買い信号が出てもおかしくない時期ではありますが、このタイミングではまだ出てほしくなかった、というのが本音ですね。
4月2日に日本にも発動される予定の25%関税は日経平均に織り込み済みとはいえ、なにしろ何をするかわからないトランプ氏の不確実性が増している時に、なぜ買い信号?と思ってしまいます。
理由は不明!!
景気後退を容認してまでアメリカの製造業を復活させようとする関税政策が、(当初の予想と違って)本気のようだ、ということに市場が気づき、かえって経済を混乱させるとの見方から、トランプリセッションという言葉もできました。
アメリカの様々な動きはいずれも、対中国の軍事上のニーズに基づいているようですが、
関税をかけさえすれば製造業が復活するというのは甘い幻想にすぎず、関税による物価高騰でインフレが進んで一般のアメリカ国民が苦しむことが見えるのですが・・。
なお、図1の1月20日の週付近に売り信号(青印)がありますが、ここは前々回のブログ(104)では買い信号(赤印)でした。
それを、
前回の緊急訂正ブログ(105)で「売り」に変更しましたね。この時は、銘柄1321と反対銘柄1357に同時に買い信号が出たので、私の運用ルールに従って銘柄1357の信号を優先し、銘柄1321は強制売りとしたのでした。
この時株価は上がり方向と下がり方向に同時に買い信号が出たことから、銘柄1357に買い替えるのを躊躇してしまいました。結果論からするとこれは失敗。買っておけばよかった・・・。
う~ん、難しい!
図2は銘柄1557、日本市場上場のS&P500 ETFです。
<図2 銘柄1557 S&P ETF>
これを見ると、トランプ大統領就任以降、13%近く下落しています。日経平均の倍の下落率ですね。下落の様子は金融ショック並みに見えますが、まだショックの推定規模表示が出るほどではありません。
悩ましいですが、下振れリスクはありますので、分割購入で様子を見ながら行こうと思います。