勝率9割の株式投資-41(株価の自己相似性) | ”企業に眠る宝の山”発掘プロジェクト
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3週間ぶりの投稿になりました。毎週投稿を心がけてきましたが、体調を崩してしまい(コロナではありません!)、思い切って夏休みを取らせてもらいました。

 

この間、コロナは猛威を振るっており、緊急事態宣言地域は拡大の一途で医療は崩壊寸前。一方、モデルナワクチンでは異物混入による混乱が拡大し、不安が広がっています。また、ワクチン原因が強く疑われる死亡例も現れ、不安を増幅しています。

 

その中でパラリンピックが開催されましたが、菅内閣の意図に反して支持率は下落の一方で時期総選挙では自公で70議席減&過半数割れという予想も現れています。

 

國際情勢ではアフガニスタンがあっという間にタリバンの支配下に入り、驚いてしまいました。しかも、500人に及ぶ在留邦人や関連アフガン人の救出に我が国は後れを取ってしまい、今後どうなるのか心配です。

 

 

株価については週末に3回目の買い信号が出ています(表1&図2)。私は前回同様にスルーですが。

 

<表1>

 

 

<図1>

 

 

 

さて本題です。

 

株価には自己相似性という深遠な摂理があります。

 

自己相似とは、自己の持つ幾何学的特性(一般的に言えば形)のある部分が、他の部分や全体と似ていることを言います。「入れ子」構造とも言います。

 

こういった特徴が株価にもあるのです。

 

 

以下、株価について見ていきますが、実株価はデータが少ないため、シミュレーションが容易な株価モデルで代用します。

 

図2は株価モデルが作り出したチャートです。よく見ると、Aの形はBの形と似ています。細部は異なりますが、全体として似ています。

 

<図2>

 

図3のCの形は、このグラフ全体の形と似ています。

 

<図3>

 

図4のDの形は、株価モデル式が作り出す別のチャートの全体と形が似ています。

 

 

<図4>

 

 

モデルが作り出すパターンはあらゆるところに大小さまざまな似た形を作り出すのです。これを自己相似と言います。自分が自分に似ている・・・。

 

 

 

実株価に戻って見直すと、これは、大きな株価変動は、小さな株価変動と形が似ている、ということを示唆します。

 

株価の小さな急落は頻繁にありますが、その形は時どき発生する大きな急落、すなわち金融危機と形が似ている可能性が高いのです。しかし日次株価しか入手できないので、残念ながっら1時間足、1分足がどうなっているのか分析できません。

 

 

 

なぜ金融危機が頻発するのか?

 

 

株価モデルが示唆する理由は通常の解釈とは異なるものです。

 

それは、小さな急落が頻発しているからです(私の仮説)。


複雑系には制御機能が備わっていて、生成するデータについて、その系特有の分布特性を保とうとします。そのため、大きな急落、すなわち金融危機を時々発生させなければならないのです。


小さな急落が減れば金融危機の頻度も減少し、小さな急落が増えれば金融危機の頻度も増すのです。

 

 

そんな!?と思われるでしょうか?

 

 

例えば、雪崩について見れば、ニュースにはならない小さな雪崩は頻発していて、時折、人が巻き込まれてニュースで報じられる大きな雪崩が発生します。

 

 

工場や建設現場における人的災害も代表的な複雑系です。

 

工場や建設現場で行う安全活動にヒヤリハット活動というものがあります。ケガ一歩手前の、ヒヤっとした・ハッとした、という経験(これをヒヤリハットといいます)を関係者で共有し、行動規範や設備対策を行って、撲滅しようということです。効果は抜群で、重大災害は確実に減少します。

 

複雑系の世界の””ですね。

 

 

人的災害は努力によって減少させることができますが、金融市場では小さな急落を減少させる実験すら行えませんから、残念ながら私の仮説を証明できません。

 

 

 

株価の自己相似性は、数学者ベノワ・マンデルブロが発見しました。フラクタルとも言います。

 

次回は、株価の創発です。