勝率9割の株式投資-30(買い信号発生!テーマはセル・イン・メイ) | ”企業に眠る宝の山”発掘プロジェクト
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このブログ記事のリリースが一日遅れてしまいました。気になっていましたが、諸般の事情が許してくれませんでした。

 

買い信号が出ました。

 

昨年11月以来、約半年のお待たせです。勿論上がる保証はしませんんので、皆様独自の判断で行動してください。

 

数回前のブログで、「暫く売り信号は出ず、出るなら買い信号」と宣言していますので、それは当たりました。

 

<表1>

 

これで見ると、前回の売買では売らずに持っているべきだった、ということになります。結果論ですけど。もう少し下がったところで出て欲しかったというのが私の本音です。残念。

 

<図1>

 

 

 

しかし今回はセル・イン・メイテーマなので、このタイミングで買い信号とは皮肉です。

 

実は、6月には買い信号が出る可能性があると見ていました。それはセル・イン・メイの分析結果からです。5月にはピッタリのテーマで、あちこちに記事が散見されるので調べていました。有名なので言葉は知っていましたが。

 

 

元々はアメリカで言われていた格言で、

 

Sell in May,and go away; don’t come back until St Leger day.

(5月に売って去れ。9月の第2土曜日までは戻ってくるな。)

 

とのこと。


要は5月は株価が下がることが多いので一旦手仕舞し、年末年始は株高になることが多いので9月後半以降に仕込むのが良い、という経験則のようです。

 

それを確かめるために株価の動向を分析しているサイトがあり、行動ファイナンス理論からのアプローチもあります。日本株は海外投資家が中心だから影響があるという分析もあります。

 

それがいつの間にか後半は省略されてセル・イン・メイという言葉が独り歩きしているようです。

 

 

私の場合は売買に使うわけではないので、今まで関心がありませんでした。今回ふと気になったのは売買信号との関係です。「多分、関係ないな。」とは思いつつ。

 

 

そこで、銘柄1321の過去20年分の売買シミュレーションデータについて、売買に直接関係する最初の買い信号最初の売り信号が出た月をピックアップしました(表2)。

 

例えば、備考欄に「リーマンショック」とあるNo.15の売買は、前年10月に出た最初の買い信号で底値付近で買って5月に出た最初の売り信号で売り、「コロナショック」とあるNo.39の売買は、3月に出た最初の買い信号で底値付近で買って6月に出た最初の売り信号で売った、ということです。

 

<表2>

 

 

なんと! 興味深い結果が現れました(図2)。

 

<図2>

 

セル・イン・メイの影響が見えるではありませんか! 5月に売りが多く、秋になると10月に買いが増える・・・。

 

 

良く見ると、

 

まず目を引くのが1月です。年間を通して売りが突出して多く、全体の約2割が集中し、且つ売り回数は買い回数の約5倍となっていています。圧倒的な「売りの月」です。

 

次いで目を引くのが3月です。買いが最も多い月で、買い回数は売り回数の約2倍となっています。「買いの月」と言えるでしょう。

 

3番目に目を引くのは6月です。買い回数は3月と並んでトップ、且つ売買回数全体は年間を通してトップです。。

 

最後は取引が極端に低調な月が4ヵ月(2月、4月、11月、12月)あることです。

 

 

 

主な株の格言と対比させてみたのが表3です。調べて初めて知ったものもあります。

 

<表3>

 

 

売買信号との関係でいえば次の解釈でしょうか。

 

【1月】

新年になると1月効果で株高になって株価はテクニカル的に売り領域に入り、2月の天井を付ける前に揺さぶりがあって売り信号が出やすい。

 

【2月】

天井前の1月に売ってしまうことが多く、一方、節分天井で株高だからテクニカル的にはまだ買い領域にない。従って売買は全般に低調

 

【3月】

彼岸底で株価はテクニカル的に買い領域にあるため、買い信号が出やすい。

 

【4月】

株安の3月に買ってしまうことが多く、4月はそれが売り領域への移行期間(一般的に数週間かかる)となり、売り信号も出にくい。従って売買は全般に低調。

 

【5月】

市場ではセル・イン・メイで売られるので、それに引っ張られて売り信号が出やすい。

 

【6月】

特に目立った格言もなく、活発な売買についての関連性解釈は困難。

 

【7月~9月】

夏枯れ相場で売買が細り、その時々の経済状況で方向性の定めにくい期間。

 

【10月】

秋の彼岸底株価はテクニカル的に買い領域にあるため、買い信号(逆張り系)が出やすい。

 

【11月~12月】

市場は来年1月の株高期待に向けて静観しており、テクニカル的に動きが少ないため、売買は低調。

 

 

 

今年の3月(買いの月)に銘柄1570には買い信号が出ることはありませんでした。

 

従って、6月に買い信号が出る可能性が高いと踏んでいたのですが、タッチの差で5月末に出てしまいました。

 

 

次回は銘柄1357の売買ポリシーです。