勝率9割の株式投資-16(予想ピタリ的中のバーナンキショック) | ”企業に眠る宝の山”発掘プロジェクト
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今回はバーナンキショックを取り上げます。

 

今、世の中にはお金がジャブジャブと供給され、実体経済と乖離した株高が続いています。日経平均株価はあっという間に3万円を超えてしまいました!早くも4万円説も出ています。

 

バブルでしょうか、それとも新相場の始まりでしょうか?

 

判断できない私は今、指をくわえて見ています。「暫くの間、株価は上がるな!」と念じつつ・・・。

 

 

 

さて、過去にも似たような局面がありました。

 

2012年の年末から約半年間、一本調子で日経平均株価が2倍近くまで上昇しました。アベノミクスの初期段階です。


ところが、2013年5月にアメリカの中央銀行から市中銀行への資金供給に関連した金融ショックが発生しました。

 

表1および図1がその時のものです。なお、この時期以前のデータは銘柄1321を使用します。銘柄1570のデータは2012年4月から入手できますが、私の分析の都合から2013年4月以降、としているのです。

 

<表1>

 

<図1>

 

2012年8月の買い信号以降、ひたすら上昇を追いかけています。

 

図中の大きな振動をする紺色のカーブは%Kですが、この図の両端では大きく振れているのに中央部は半分より上側の変動に留まっています。そして赤紫の%Dは80以上をキープして推移しています。

 

今回のコロナショック以降の株価上昇をしのぐ非常に強い上昇トレンドを示しています。

 

ところが、当時のアメリカFRB長官バーナンキ氏が、2013年5月22日に突如、それまで続けてきた量的緩和を制限する意向と発言し、市場に動揺が走って翌5月23日に株価は急落しました。

 

しかし、その前週に逆張り系「売り」信号が出ていて、ピークで売り抜けています。

 

利益率は銘柄1570 174% 、銘柄1321 85%となりました。20年間で最大の利益率です。

 

経緯から、この逆張り系信号はバーナンキ発言とは直接関係がないと考えられます。それまでの株価上昇が大きく、そろそろピークか、となっていたタイミングだったのでしょう。

 

 

以前、K指数というものを紹介しました。K指数>1.75の範囲で主な金融ショックが浮かび上がりましたが、バーナンキショックは現れていません。K≒0付近で発生しているのです。

 

<図2>

 

他のショックの場合はショック突入時に株価変動率がべき分布の変動特性に変化したのですが、バーナンキショックは正規分布のままでした。

 

 

 

ところで、

 

表2は表1の右側一部を拡大したものです。402という番号の行はバーナンキショック直前の売り信号が出た週です。「下限交差」となっていますが、逆張り系です。この行の右から2番目のセルに「L」と書いてあります。

 

これは、次回の購入株価水準は、今回の売却株価水準から約15%下落した水準になるであろう、という、その時点での予想です。

 

15%(銘柄1570なら30%)というのは大きいので、「すわ、金融ショック!」と身構えます。

 

なお、2回目の売り信号の時(400)には右から2行目のセルは空白になっていますが、この説明は省略します。

 

<表2>

 

この局面では、間もなく買い信号が398、397という番号の行で連続して発生しました。「急落3W」は緊急系、「V」は逆張り系の信号です。

 

表3は表1の左側の一部です。5桁の数字は株価で、左から初値、高値、安値、終値です。

 

売り信号が出た時の終値は15,570円(株価水準≒約15,500円)、最初の買い信号が出た翌週の初値は12,920円(株価水準≒約13,000円)なので、下落率は約17%でした。

 

<表3>

 

予想15%に対して実績17%、当たりましたね!

 

銘柄1321の場合(銘柄1570ではこの2倍)、予想下落率は以下のようにしています。

 

  LL  約-20%以上

  L   約-15%

  M   約-10%

  S   約-5%~プラス

 

コロナショックの直前も「L」予想でしたが、予想-15%に対して実績は

-30%と、大きく外してしまいました。

 

しかし、もうお分かりの通り、金融ショック発生予想が可能なのです。

 

 

ロビンフッダー騒ぎで出た売り信号(1月25日の週)の時は、下落予想は「S」でした。金融ショックではないので、ブログに下記の追記をしました。

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<追記>2021.1.31

今回の信号で売るのが得策かどうかは微妙なところです。

 

表1の「下落幅予想」が、今回の売り信号で「S」となっています。この場合、次回の買い信号は下落幅が小さいか、場合によっては株価がさらに上昇したところで発生する可能性があります。

 

一本調子で上昇するトレンドでは、Buy and Hold の方が有利です。今後どうなるかは誰にも分かりませんが。

 

株価の予想はしませんが、次回の買い信号がどのあたりの株価レベルで発生するのかはデータ分析から予測しています。この下落幅予想については後日のブログで詳しく述べます。

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金融ショック予想については、後日の別ブログで。