3日目最終日!裸婦デッサン会2023年秋の部。【AMS岡山店】 | 五月雨薫のDear.Rock'n'roll. 【生き辛さをブチ壊すアートのススメ】

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絵描き五月雨薫のブログ。
色鉛筆画とフルオーダーの革ジャンペイントをメインに、アナログスタイルに拘って活動中。
岡山で暴れ回っている美術モデルBambiとは同一人物。
表現活動を通してよりよい明日を提供することを生業としています。

皆様ごきげんよう、絵描きのKaoru Samidareです。

 

 

ちょっとお久しぶりです。

9月前半に絶好調でブッ飛ばしてたら、後半2週間ほどスイッチが切れて使い物にならなくなってました。

調子が良いからって調子に乗らないようにしないといけないようです。

頑張れ、俺の自律神経。

 

 

 

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初日、2日目とレポートしてきました、全3回にわたって行われた裸婦デッサン会。
先日最終日を終えました。

全3日のうち、初日に鉛筆デッサン、残り2日で着色しました。

 

 

 

出来上がったのがこちら。

頑張って写真撮って色も調整してみたのですが、いくらやってもキリがないです。

はい。

結論から言うと、着色までやったら3日あっても時間が足りませんでした。

前回の鉛筆デッサンは3日やったらほぼほぼ気がすみましたが、今回は正直微妙に不完全燃焼。

「とりあえず全体に色がのせられた」というところで終わっているので、ここからの詰めで一気に完成度が上がるであろうことを思うと非常に悔しいです。

 

 

 

ここまでくるとまあまあ微妙ですが、一応こちら20分刻みで。

(上から左→右 / モデルさんは20分単位でポーズをとってくれます)

image

モデルさんがポーズをとってくれている時間、ほぼ一切手を止めることなく描き続けてここまでだったので、次回詰めの作業を体感するためには、全身描くのをやめて、かつ紙のサイズを小さくする必要がありそうです。

今回は全身の流れが綺麗なポーズだったので、全身描いてよかったと思います。

 

 

 

 

首下。

image

iPhoneが勝手に補正してしまって、ハイライトがキツく出てしまってます。

実物はおっぱいのハイライトとかがもうちょっと鈍いですね。

 

 

 

お顔。

よく似せられたと思います。

首からデコルテにかけての陰影が複雑で楽しかったです。

肌の血色による赤みと、それに相反する青い影との調和がとても美しく、そこをおいかけるのが非常に刺激的でした。

 

 

 

手とか脚とか。

足の親指の爪の描写がいい加減にしたまま終わったことを反省しつつ…。

ここでも踵の赤みと、土踏まずに走る大きな静脈が見せる青みがとても鮮やかで、そこが描ければと思いました。

 

 

 

 

去年の9月に初めて実際にモデルさんを見ながら着色をしたときは、最適な進め方もよく分からず、かつ着色に1日しか使えず、今にして思えばまったくもって駄目駄目なものを生み出してしまいました。

今回は着色に2日使えたこともあり、前回は見ることのできなかった繊細な色の変化を感じることができ、大変充実した時間を過ごせました。

モデルさん1人の身体の中で、首元の影は静脈を透かして青いこと、左右の肩の光の色が違うこと、胸元は赤く下腹部は黄色いこと、手前にある脚と後ろにある脚の色がどれだけ違うのかということ…、様々な感動がありました。

これは実際にモデルさんを観察することでしか得られないものでしょう。

「人を描く際の着色の引き出しを増やす」

という当初の目的は十分達成されたと思います。

 

 

 


色鉛筆は最初の3~4割ぐらいを「ファーバーカステルのポリクロモス」、仕上げにかけて「カランダッシュのルミナンス6901」を使っています。

最終日に活躍したのはルミナンスのこのあたり。

これにハイライトとローライトが追加されるぐらいかな。

描いている時は意識がゾーンに入ってブッ飛んでいて、ほぼ右脳だけで描いてます。

帰宅後に出来上がった絵の色の調子を見て、自分で解読したり感心したりといった感じで、こういう時

「絵は自分の意思で描いているのではなく、何かもっと大きな力に描かされているのではないか」

という気分になります。

良い絵が出来る時はいつもそうです。

 

 

 

 

 

ルミナンス6901を手に入れてから1年ほど経ちますが、今回ガッツリ使ってみて感動したのが、ここまで塗り込んでいるのに粉落ちが全然ないということです。

会場にフィキサチーフ(仕上げに使う定着液スプレー)を持って行くのを忘れてしまって、

「うわ~、これクリアファイルに入れて持って帰ったら、静電気で粉がバンバン剥がれて落ちるのでは~」

と思ったのですが、全然落ちませんでした。

 

さすが、さすが最高級色鉛筆…。

 

混色のクオリティーも大満足。

どうしても絵の具より軽い印象の仕上がりになりがちな色鉛筆ですが、あたし好みの重厚さをより追求できるポテンシャルがあります。

ここまでに築き上げてきた独自の技術で、今後世界のシュールレアリスム界を席巻してみせるぜ。

 

 

 

image

 

というわけで。

これからも五月雨の進化を見守って頂けますと幸いです。

今回も素晴らしい時間を本当にありがとうございました。

これからも精進します。

 

 

 

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2日目

 

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2023年4月の部

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