絵描きとして、一人の元気な人間として出来ること。
今晩和、五月雨薫です。
今日もニュースばかり見ています。
不景気だとかうちにだけ金がこないだとか親が愚痴をこぼすと、「景気はまわるんだから。自分のことだけ考えて小さいこと言うな。」なんて常日頃から言ってきました。
元気な人が、持っている人が、余裕のある人が、積極的に経済は回さなければなりません。
今、本当に大変な時がきました。
そしてあたしは元気です。
今のところ岡山は信じられないほどに平和であり、さらにあたしは限りなく自由な立場の人間です。
あたしのような人間が何かしなければいけない。
今回の震災が発生してから色々なことを考えました。
その中で、自分の考えていることは全て偽善なのではないかという思いがよぎり、客観的に様々な角度から考えを巡らせているうちに、頭が痛くなり訳が分からなくなりました。
しかしながら、ひたすらニュースを見ながら考えた結果、例えあたしがとんでもない偽善者だったとしても、結果として少しでも誰かの役に立つのであれば、その結果を重視しようというところに行き着いた次第です。
しんどい時やつらい時、このブログで絵がどんどん出来上がっていく様を見て元気をもらえたと、色んな方に言って頂いてきました。
本当に幸せなことで、その度に「これはあたしの一生の仕事にしよう」と思ってきました。
人にはそれぞれ、やるべきことがあります。
こんな状況の中でどれほどアートが人の支えになるのかはわかりませんが、どんなに微々たるものでも出来ることはやろうと。
あたしはかわらず絵を描き続けて、頑張って働いて勉強してご飯ちゃんと食べて、この国の一国民として思い切り生活します。
元気な方たちは、是非、思い切り生きて下さい。
それがまわりまわって、誰かの生きる力になります。
五月雨薫として、画像のデザインでステッカーとカンバッチを作ろうと思います。
まだ詳しい内訳と期間は未定ですが、材料費などを抜いた売り上げの7割から8割を寄付にあてるつもりです。
あたしは間違っても金持ちではないですが、無理のない範囲でこういうかたちをとります。
5月のおひさまアートバザールでも積極的に協力をお願いしたいと考えております。
ひとまず報告まで。
想像を絶する今ですが、どうか希望を捨てず、とにかく生きて下さい。
無責任だと思われるかもしれませんが強く言います、生きてればなんとでもなります。

