昨日の記事にでてきた、かじか汁とはたはたの事を。
スーパーにこんな風にして売られている。
左側にあるオレンジ色の物体が肝。
これがものすごいウマい。フォアグラか!!あん肝か!!いや~私はカジカの肝が好きだな~。
実はこんな顔をしているらしいです。(スーパーでは見かけません)
調べるとこんな事が書かれていた・・。
カジカ
俗に「ナベコワシ」と言われるかさご目かじか科のかじかである。俗名のように味噌汁や鍋にすると抜群に美味しく旬は11月~1月くらいである。いそかじか、まかじかなどが有名であんこうを小さくしたような魚だが、顔はかわいらしい表情をしている。かじか目の中にはかさご、めばる、おこぜなどがいて、いずれもおいしい魚である。
本州で言うかじかとは全く違うものである。
本州で言う、かじかって逆になんなのか?
そして、「本州」って言うたびに、なぜかものすごく遠い距離感を感じるのはなぜか?
この写真を見る限り、この魚をかわいらしい表情・・と言い切るのはさかなクンくらいしかいないのでは?
作り方は・・特に決まりはないけど、ざっと臭みをとる為に湯通しして、あとはジャガイモ(ゴロゴロに大きく)ニンジン、白菜、豆腐、大根、きのこ類なんかを昆布だしで煮込んで味噌汁を作ればいい・・最後に長ねぎを入れる。
本当は大鍋で、具もたっぷりで煮ると抜群にうまいが、昨日はかじかがちょっぴりだったので、小さい鍋で、具も小さめに作った。肝がもっと入っているとその油がうっすら浮いてね・・あああ・・ウマい。
身は白身だけど、この魚の場合、断然身よりもアラや肝の部分がうまい・・と書いた後で、かじかの説明が書かれたサイトには恐ろしいエピソードが書かれていた。
特にかじかは、頭や肝が美味しく、海のフォアグラとも言われ、白身は嫁に食べさせ、姑は頭ばかり食べるので、優しい姑と思い込んでた嫁、と言う話があるくらいだ。
ひーーーー!怖い。
かじか汁に嫁姑の陰湿なバトルありとは・・。いや。そこまでウマいということか・・。
北海道にはこの他にも三平汁(塩味)、ごっこ汁(しょうゆ仕立て)、石狩鍋など美味しいお魚のなべがあるが、ごっこ汁に使っている魚などは、とってもグロテスクなんだけど・・・豆腐や生のりやネギを入れて食べる鍋で、たまごやコラーゲンたっぷりの身がまたウマい。
魚卵&ゼラチン物体サイコー汁なのだ!
石狩鍋なんてのも本当はお店でだされる身の部分が多い上品な鍋よりも、アラがどっさり入っている方が間違いなくウマい。
バターをちょこっと入れて食べてたら・・もう・・・たまらん・・・・
ああ・・ごっこ汁はPが苦手なので作らなくなってしまったが・・・むしょうに食べたくなってきた・・。
かじか汁だけでなく、どの鍋にも嫁姑の恐ろしいエピソードがあったらどうしよう。
はたはたについては、秋田の代表的なお魚なので、秋田の方が説明したほうがいいだろうが、私の知っている母の味の代表格は、はたはたは煮付けだ。
しかし、母が作ってくれていた当時も卵を腹に抱えた卵が勝負なので、身の部分はちょっぴりしかなかった。
今ではそこらへんのスーパーでは、卵を持たないオスがメインで、たっぷり卵を抱えたメスはお目にかかれなくなってしまった。たぶんどっかの料亭でちんまり上品に出されていると思う。
これっくらいで、けっこうな値段。身は少ないので、この煮付けだけじゃ晩御飯には足りない。
ぎゃーーー!!うまそう!!
こんなの大人になってから食べてないよーーーーーー!!
卵がぷちぷちっとね・・固い。そこがたまらん・・・・。子供のころはこの写真みたいに2匹くらい食べられたと思う・・。
そうだ!秋田の「しょっつる鍋」ってのが、はたはたを使っている代表のお鍋だよなー。
北海道は生で売られている他は飯寿司がポピュラーかも。スーパーで冬になると売られている。
・・は!!
飯寿司も北海道だけの料理なのね。これも説明サイトからコピーすると・・・
糀(こうじ)や米、野菜など新鮮な素材と一緒に漬け込んだ発酵食品。
熟鮨(なれずし)とよく似た風味と味わいです。
↑
泊村漁業協同組合さまサイトより
はたはた以外にも、鮭・ホッケを杉樽で漬け込んだものがお歳暮に届いたり、スーパーでも売られている。
お醤油をタラっとかけて、日本酒と一緒に食べると・・たまらんウマさに・・・
お腹が減ってきたのでこの辺で。
ああ、お魚って美味しいからもっと食べたいけど、やっぱり肉に比べて高いよなー。いやいや。めげずに知恵を絞れば、アラの鍋もあるさ。カレイの煮付けが高くても、サンマを煮ればいいのさ。
お魚料理万歳!
くぅ~~~~~~~~~~!!これぞ真の口コミだわ~!
ふふふ・・だけど、今日はチキンのクリームシチューだよ♪
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