「冬の道」

明るい希望
暗い予感
しんしんとふりつもる
音のない道

静けさが空にくるまれて
どこまでもすいこまれていく
心をひらいても
心をとざしても
同じことのよう

足音の感触が
時をきざんでついてくる

明るい予兆
暗い瞳
美しく青ざめた額を
天につきつけ
ふりあおぎ
あるがままの自分を
認めつつ歩く
認めつつ歩く

「冬の道」
銀色夏生さん



2月にふさわしい
銀色夏生さんの詩。

今夜もふりそそぐ雪を
みつめながら思う。

春へとつながる
あなたの冬の道が
どうか、明るいものでありますように。