いわさきちひろ。

絵を描く人としても、
おなじ日本共産党の党員としても
大好きな人です。


おとついの朝日新聞のアンケート。
「行ってみたい絵本美術館」の第1位が
東京のちひろ美術館でした。
たくさんの方がえらんでくださって
うれしいですね。

展示室にはちひろのアトリエが
当時のまま復元されています。
絵の具やパレットからは
いまもちひろの息づかいが感じられ、
ふりむくとあたたかく出迎えてくれそう。

ちひろの気配を感じる東京の美術館も、
自然ゆたかな安曇野の美術館も
心やすらぐ場所です。




あの子は
風のように
かけていったきり。

絵本
いわさきちひろ「戦火のなかの子どもたち」より
http://www.chihiro.jp/peace/senka01.htm



「世界中の子ども みんなに 平和としあわせを」
そんな想いを込めて、絵を描き続けたちひろ。

この絵本は、
ベトナム戦争がはげしさをました1972年に、
「このままでは、ベトナムの子どもたちが
みんな殺されてしまうのではないか」―
病におかされながらも描かれたものです。

ちひろの絵は、
ほほえんでしまうような
愛らしい子どもたちが多いのですが、
この絵本はべつ。
おとこの子の強いまなざしが胸をうちます。
いまでも戦争が続いているイラクにも
むけられているのかしら…
思わず、ぎゅっと抱きしめたくなります。


私もちひろとおなじ、
平和が好きです。

幸せだなぁ、平和だなぁと
思うときはどんなときでしょう。

友だちと遊んでいるとき、
きれいな景色をみているとき、
将来の夢をえがいているとき、
子どもや家族の笑顔をみているとき、
だれかのために一生懸命に働いているとき、
休みの日、のんびりしているとき。

毎日、たいへんなことも
つらいこともありますが、
平和というのは、
あたりまえの毎日が
明日もやってくるということかな、
と私は思っています。


ある日をさかいに、
あたりまえの毎日がこわれていまう戦争。

いま、憲法9条を変えて、
日本を戦争をする国、戦争ができる国にしよう
というごきがあります。

もし、ちひろが生きていたら、
どんな想いでこの世の中をみて、
どんな絵を描くのでしょう。

私は、憲法9条をまもりたいです。

憲法はダイヤモンドだと思っています。
憲法が誕生してから60年目をむかえました。
よく憲法は古くなった、
変えたほうがいいという人がいますが、
いまこそダイヤモンドのように、
キラキラ輝くときはないと思います。

ダイヤモンドは、だれかに届くまでに、
たくさんの人たちの手が加わっています。

苦労して原石をみつける人、
デザインをする人、
お店で販売する人。

これは憲法もおなじです。
戦争を体験した人たちの
「もう戦争はしない、二度とくりかえさない」
という想いがきざみ込まれています。

人から人へとつたわってきた憲法9条を、
「あの戦争は正しかった」
「(原爆投下は)しょうがない」
と考える一部の人たちで
輝きを失わせるわけにはいきません。


私は、戦争を知りません。
これから先も知らなくていいと思っています。

戦争を体験した方、
広島、長崎で被爆された方々から
お話をきく機会がありました。
戦争は絶対にしてはいけない。
いまを生きる私たちのやくわりは、
戦争をするのではなく、
あの戦争の経験を次の世代に伝え、
「戦火のなかの子どもたち」を生みださない
ということではないでしょうか。


幸せだなぁ、平和だなぁと
すこしでも安らげる毎日をだれもが願っています。
この願い、ちひろの想いをかなえていくために、
平和の大切さをお伝えしていきたいです。

「核兵器のない、戦争のない平和な世界を」
みんなでつくっていけたらうれしいですね。