イメージ 1

11月23~25日、
沖縄でひらかれた
2007年日本平和大会にいってきました。

はじめての沖縄でした。
きれいな海と青空。
光かがやく景色のなかに
こんなにも大きな陰りがあったこと。
沖縄戦、胸が押しつぶされる想いです。

自衛隊は海外で戦争しちゃダメ!
米軍基地の強化ではなく、基地をなくそう!
そんな想いがたくさんあつまった大会でした。


2日目の分科会では、南部の戦跡めぐりへ。
私たちのグループがいってきたのは
集団自決の場となったガマ(自然の洞窟)、
ひめゆりの塔、
米須にある各県の慰霊塔、
平和祈念資料館。

沖縄には自然にできた洞窟が40カ所あります。
戦火から逃れるために使われました。
ガマのひとつ潮平権現の壕では、
150メートルの広さで500~600人の
住民が逃げ込んでいたそうです。

米軍にみつからないようにするため、
泣きさけぶわが子を自分の手で
殺さなければならなかったお母さんの苦しみ、
手りゅう弾で自爆した人のとび散った肉、
血と汗と排泄物の匂い、さけび声…
光ひとつない暗闇のなかで
感じることができました。

「日本軍の強制によって」
ガマから追い出されたり、
集団自決にせまられた人たち。
懸命に命とむきあい、
最期はむごい犠牲となったひめゆりたち。

教科書検定で
沖縄戦の真実を隠そうとする政府に対して、
なぜ沖縄の人がここまで怒っているのか、
ようやくわかった気がします。

多くの人は、
戦争の体験を話せないのです。
家族を、近所の人を
自分の手で殺したことへの罪があるから。

それでも、
私たちに忘れたい経験を
語ってくれるおじい、おばあ。

「戦争をなくすこと、
 憲法9条を守ることが私の最後の使命」
と、力強く話された70代のガイドさん。
言葉一つひとつに命をかけているのです。
私も命がけで9条を守りたいと思いました。

また、日本は被害者であるとともに、
加害者であることも忘れてはいけませんね。

沖縄戦でなくなったのは日本人だけではありません。
強制的に日本につれてこられた韓国の人たち。
男性は徴兵、女性は従軍慰安婦で働かされました。
政府は韓国の人たちの存在さえも消そうとし、
いまだにどれだけの方がなくなったのかわかりません。


ただ観光にきただけでは
知ることができない沖縄の実態。

もうひとつ、
米軍基地の問題があります。

移動のいたるところにある米軍基地。
高いフェンスのむこう側は
沖縄の土地なのに沖縄ではありません。
富山には基地がないので
異様でしかたがありませんでした。

最終日は、
名護のキャンプシュアブで
みんなで手をつなぎ
「人間の鎖」をおこないました。
はやく基地をなくしたいものです。

米軍の支援のために
日本が支払っている「思いやり予算」
今年度は2,100億円以上です。

米軍の住宅は、
体格が大きいからという理由で
4つの寝室と3つのお風呂があります。

さらに、アメリカに長期で帰るときは、
部屋がかびくさくならないように
エアコンをかけているとのこと。

これからきびしい冬。
震災でまだ仮設住宅に
住んでいる人がいるというのに…
思いやるところがちがいますよね。
こんなにお金があるなら、
困っている人のために使うべきです。


沖縄に「ゆい」という言葉があります。
人と人とを結ぶ意味だそうです。

平和を願う人たちと手を結び、
平和をつくっていきたいと思った、
沖縄の満月の夜でした。



日本平和大会
http://www.heiwataikai.info/