若者よ人生の先駆者に年寄りよ | SAMのブログ

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神戸を中心に移動販売車 挟み焼き粉物 がちまや〜号で西に東に走り回ってます。日々の営業の事や身の回りの事を書いてます。

只今、休業中の挟み焼き粉物がちまや~です。

今日は事故の相手の青年と会って話をして来ました。

24歳の大学院生で建築の勉強をしている青年でした。

事故当時の青年の運転状況や体調などの話をして現場も見て来ました。

現場のコンクリート壁には青年が運転していた軽自動車の激突の跡がはっきりと残ってました。

話した感じは普通の青年でしたが残念な事は事故後の対応でした。

当たった後に車から降りて来て大丈夫ですか?の一言

まぁ、これは当たり前かな

問題はその後で事故後のショックか?呆然として動かない。お兄ちゃん警察呼ばなとこっちから言わないと動けかったのです。

現場は神戸市市街地から三田方面に繋がる国道で交通量も多い路線なので二重事故をおこすと大変なので青年にも交通整理しなあかんでと言ったのですが動けません。

確かに、事故慣れしてる人間なんて少ないし下手に動かれると怪我するかもしれないので仕方無いかな。

現場に来た若い警官もいきなり免許証と自賠責保険を見せてと言いますが、先に交通整理しないと現場は大渋滞してるのに、若い警官は調書を取る事で頭がいっぱいでした。

現場検証後に青年に後日改めて話しせなあかんから連絡してなと、こっちから言わなあかんし

ほんまやったら青年が言い出さなあかんのに

まぁ、事故直後なので仕方ないかな

今日、青年に会って話をしてると色々と見えて来ました。

自分が小僧だった頃は学校も遊び仲間・悪さする仲間に勤め先は縦社会

歳上の人間が歳下に色々な事を教えてたと思うのです。成功談に武勇伝をそして失敗談も話してくれてました。

それに親や親戚などの身内の人間に昔はよくいた近所のお節介焼きや怖いおっさんにおばちゃん

いわゆる人生の先駆者と言う先生がいて世の中の常識や暗黙のルールなど色々教えられたのですが、今時そんな事は昔話の様です。

青年と話をしていて、そんな事も在るんですかと自分の経験談を聞いているので周りにそんな事を教えてくれる人居るやろと聞いたら返事は予想通り居ないとの返事でした。

合理主義か自己主義かなんか知らんけど最近の若者が可哀想に思えてきたね。

側に教えてくれる人間が居ないなんて

昔は石を投げたら当たる位居たのに

勉強できても仕事ができてもね

これじゃ~世間の荒波は渡れんし寂しい人間になっちまうよ

若いはもっと先駆者や年寄りの話に耳を傾けて人生の肥しにせな

先駆者や年寄りは若者に成功談だけじゃなく失敗談も聞かせてやって二の足を踏まさん様にしたらんと

今日、24歳の青年と話してしみじみ思いました。














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