73. ストラド「クレモネーゼ」モデル ネック完成 | ヴァイオリン製作家 大久保 治のブログ

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自作弦楽器製作について、楽器、工房での仕事中心に書いています。

 

 クレモネーゼ モデルのスクロール(ネック)製作も最終段階です。 正面、背面の彫りをします。

 

 

 側面の彫りの深さとのバランスを見て トータルで彫りの深さを決めます。

 

 

 背面も同じ感じで・・・。

 

 

ここで ペグボックスをドリルで開けた時に 壊れた淵の修復をします。 よく欠ける所です。

 

 

 メイプルの端材をヤスリでこすって粉を出します。それとパテを混ぜて 欠けた部分に乗せて 硬化後カットします。

 

 

 気にならない程度になったので これで良しとします。

 

 

 面取りを終えて スクロールが完成しました。

 

 

 反対側です。

 

 

 正面から

 

 

 段々面取り幅が太くなってきている気もしますが(汗)。

 

 

 ああ~ 細かい所見ないでね~!(汗)

 

 

 完成しました。 次は嫌いな指板製作なので 又別の楽器に移るかも知れません(笑)。