ゴールデンウィークの終わりが近づきます。
ワイキキは、朝KIKIを送るドライブでしか通らないし、
アラモアナビーチパークは、いつも夕焼け時の散歩やＲＵＮだけだし、
そのせいか、日本人ツーリストには、さっぱり出会いませんでした。
ショッピングやレストランでのダイニングに繰り出せば、
日本のツーリストも帰ってきたツーリズムを実感できそうだけど、
その機会もないまま、もう連休は最終盤です。
ローカルにはゴールデンウィークのうきうき感はないけど、
週末にはビーチパークはいろいろな人々がごちゃごちゃに入り乱れて賑やか。
いっぱいのツーリストも、花を添えてくれます。
最近、ちょっとブームがこのバブル遊び。
バブルワンズというロープを静かにバブル液から引き上げると、
びっくりするくらい大きくて長ーいシャボンがふわふわ。
子どもたちは大喜び。
びっくりさせていたアンクル、
やってみたがる子どもたちのために、
ずらりバブルワンズキットを並べます。
KIKIもおっかなびっくり手を出したけど、
不器用まるだし。
お友だちはすぐ要領を呑み込んで、すごいバブルを作ります。
かと思えば、隣では、
ファイヤーダンス。
確かに広々して、練習にはもってこい。
それにオーディエンスも期待できるから、チップが差し出されたりします。
日本は裸火を扱うルールが厳しいから、
公園でいきなり、ファイヤーダンス！って難しいかも。
週末の人々のいろいろな表情、
面白いなあ。
その中に、
の空気いっぱいの一隅もあります。
その他大勢が多くて、紛れているけど、
日本からのウェディングカップルのサンセット光景でのシューティング現場。
この一年で、ほんの数組。
ゴールデンウィークはほぼ毎日、ウェディングカップルとカメラマンのご一行が目を引きました。
それも５月に入るとぽつぽつ、
そして見なくなりました。
とことこ歩くKIKI、
マンウォッチングが大好き。
なにしろ、ビーチにも、芝生にも、
パフォーマンスや、トレーニングや、
馴染みのない謎の行動を繰り広げる人たちだらけ。
マイナーなもろもろのデパートメントストアみたい。
きょろきょろするのが大好きなKIKIがびっくり。
ビーチになんだか、大きな黒い物体。
なんだろう
カイマナビーチや、ウインドワードのビーチでも見たことのあるこの姿。
ハワイアンモンクシール！
KIKI、ちゃんとスクールで習っています。
ハワイがすみかのアザラシさん、
どのビーチにいても不思議はないけど、
このビーチへの出没って、初めて？
KIKIの驚きよう、喜びようと言ったら、
このゴールデンウィーク中、最大のハイライトです。
アラモアナビーチは、インサイドはプールのようになった平水面。
水深はある程度あるけど、それも沖に１００mも行くとリーフがせりあがります。
そのリーフの浅さ、と言ったら、
サーファーはフィンがぶつかってしまってパドリングもできないくらい。
忍者みたいに海の上を歩いているサーファーたち、
そんな光景も名物です。
とてもリーフを越えてインサイドに来ることはできないので、
ケワロベイスン側に掘られた航路から迂回してきたのかな。
ゴロンと気持ちよさそうにしているハワイアンモンクシール、
ボランティアが早速、コントロールテープを張ります。
KIKIファミリーは折々、このシールたちを見守る機会がありますが、
もう身近な島には３００頭ほどしかいなくなってしまった、という絶滅危惧種。
連邦政府の絶滅危惧種法（ＥＳＡ） 、海洋哺乳類保護法（ＭＭＰＡ）、そしてハワイ州法でも
穏やかに暮らせるよう厳重に保護されます。
この海とビーチ、
ハワイアンモンクシールだけじゃなくて、
人間や、ワンコや、ホヌや、
にとっても、心穏やかに過ごし、充電できる楽園。
ただ忘我の境で時間を漂う人々もいっぱい。
自然に囲まれて、空気を吸っているだけで、
元気になれるように気になるのがハワイ。
ゴールデンウィークのこのビーチの点景、
例年なら、週が明ければいきなり日本人ツーリストの影が寂しくなって、
すっかり変わりはずだけど、
今年は、まだそれほどワイキキに外れたこの地に来てもらえないみたい。
ちょっと脚を延ばして、
ハワイアンモンクシールに出会える幸運を射止めた方もいたかな。
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