こんにちは、ティールコーチの小河節生です。

久しぶりにこのブログに投稿です。

 

今日の話題は、次のようなことが課題だ、問題だという方に向けた案内です。

 

1)組織が目標達成に汲々としていて、人間関係が崩壊してやめていく人や、やる気のなくなった人が累々。こんな窮状にある組織のリーダー、メンバーの方。

2)業務命令で、新規事業の立ち上げチームに入ったけどどうチームを運営していいものか分からない方。

3)ティール組織(進化型組織)、自己組織化とか自然経営とかいう概念について体験を通して自分のものにしたい人。

4)起業したけど、なんか間違っちゃった感のある経営者。自分のライフミッションと違うと気が付いたとか、心の奥底からこれで良かったのかという情動・感情に気がついたりとかした人。

 

 今でも経営の主流になっているウォール・ストリート型のやり方で、経営目標として売り上げ、利益とかを定量的に決めて達成のために死に物狂いしている組織が多いようです。株式を上場していようものならアナリストとか投資家に業績の達成見込みを四半期ごとに突かれて、見通し達成できないとボロボロに叩かれて辟易としていませんか。

 

 そのしわ寄せが社内に押し寄せて責任の追及合戦になって、居心地の悪くて、そこにいるのが嫌な場所に会社がなっていないでしょうか。私も会社員だった頃は目標が達成できたかどうか、つまりゼロサムの評価を受けてやる気をなくしていたものでした。社員は社畜でしかありませんでした。

 

 会社はそんなところでいいはずはないと、居心地が良くて、なおかつ業績がアウトパフォームする組織運営が探究されてきています。そんな夢のような組織運営があることを知らない人は圧倒的に多い状況です。しかし、少なからずあるのです。

 

 例えば天外塾主宰の天外伺朗さんのいうところの「社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にしている企業」すなわち「ホワイト企業」があります。また、フレデリック・ラルーが調査研究した「ティール組織(進化型組織)」もあります。

 

 ただ、ホワイト企業、ティール組織も一言で括れない多様性があり、どうやって作っていくかの方法論で、わかりやすいものはなかったと言っていいでしょう。その方法論が「組織デザインプログラムDXO(ディクソー)」なのです。

 

 DXO=Design×Organization です。あるいはDXO Opens its Information by Digital transformation(X)と意味づけられています。日本発出来立てほやほやです。

 

 DXOで作ろうとしている進化型組織ってどんな組織か。一言で言うのは難しく、長々とした文章をかいても、ポンチ絵で描いても伝わらないと確信していますが、まずは言葉にしてキッカケを作ります。結論を先出ししちゃうと、「DXO インストーラー実践会」に参加するのが最良でしょう。私も参加することにしました。

 

 90分4本のオンライン講座を受けましたが、自分でやるとなったら多分座礁するところだらけでしょう。学習優位の経営、百見は一験に如かず。いつもそうなります。

 

 進化型組織とは、多細胞生物の生命機能のように個別の細胞が、その担うべき機能を自覚して行動していくことで全体として調和が取れて生存し成長していくような、人間が1つ1つの細胞のようにチームメンバーになる組織です。

 

 これまでの会社組織は社員が歯車か家畜のような位置づけで、機械的でした。これから目指していく組織は、メンバーが互いに連携し補完しながら稼働している状態が理想です。

 

 あるプロジェクト、そんな大層なものでなくとも地域の清掃奉仕でもいいのですが、参加メンバーがリーダーの指図も待たずに箒、トング、ゴミ袋を持って担当エリアを自ら決めて行動を開始してくれるような気分のいい状態が常態化したら毎日楽しくないですか。

 

 これまでの組織は階層型組織、ヒエラルキーになっていて社長とか声の大きな人の命令で組織が動くようになっています。まだ、多くの組織がそのままでしょう。少し民主的な組織ではボトムアップで提案型の様式をとっている時もあるでしょう。この場合でも提案者がステークホルダーを説得して回ることになり実行開始ができたとしてもその頃にはくたびれ切ってしまいそうです。

 

 進化型組織では、社長とか役員会が承認しないとプロジェクトができないと言うことはなく、メンバーは誰でもこんなことがやりたいと提案でき、組織のメンバー全員の助言を得ることが条件になります。助言を採用するか否かは提案メンバーの裁量次第となります。とはいえ採算が全く合わないような荒唐無稽なことは提案しない見識は各メンバー持っているようです。

 

 これが進化型組織の基本OSとなります。何がメリットかといえば、社長の独善ではなくて組織の知識、経験が積み石的に重なって一人で考えるより良い考えになることが期待できます。意思決定のスピードも早く、想いの分断もなく、責任感も強く持ちます。

 

 そしてマサチューセッツ工科大学(MIT)の ダニエル・キム教授の「組織の成功循環モデル」を使っているところも最重要のポイントです。うまくいかない循環モデルは、結果の質→関係の質→思考の質→行動の質でサイクルを作ってしまうパターンです。売り上げとか利益の質を求めて成功報酬を決めるような外発的動機ではメンバーのやる気がすぐに損なわれてしまうといくことです。

 

成功循環モデルでは、関係の質→思考の質→行動の質→結果の質と最初に関係の質、メンバー通しの人間関係を作りながらマネジメントをしていきます。私もこれから受講するので推測ですが、NVCやアサーションに似た手法を使うと思います。ここではこの程度の説明で置いておきます。

 

開発のリーダーをされたのは、手放す経営ラボラトリー所長の坂東孝浩さん。監修は、社会活動家社会システムデザイナーで自然経営研究会の主宰でもあり元ダイアモンドメディア社CEOの武井浩三さん。武井さんは天外塾で自然経営研究会という経営の研究をしていると聞いて初めて知った方です。

 

その「DXO インストーラー実践会」の説明会が、急なんですが9月25日の20:30~21:00にオンラインであります。申し込みはPeatixからになります。

http://ptix.at/RtQKA2

<20:30~21:00「DXOインストーラー実践会」説明会>

DXOインストーラー実践会 詳細

DXOインストールの練習、研究、協力の場

<開催日>
10/9 、10/23 、11/6 、11/20 、12/4 、12/18(隔週土曜日)

時間:09:00~11:00

<内容>

・2週間に1回のワークショップ練習会を開催
・12コマのワークショップを1回に2コマ体験
・12コマのワークショップを全て体験すると公認インストーラー
・インストーラー同士で連携しながら組織をアップデートできる

※実践会には、先生はいませんし、講義や研修の場でもありません。
テキストやインストール企業事例などをもとに、相互に学び合う場づくりをしています。

<参加費>
□33,000円 (研究員参加費(年額)込み・税込)

 

 この参加費用は一桁足らない金額です。なんでこんな安くするのか、不思議に思うでしょう。それは監修している武井浩三さんが実存的変容をしてしまった人だからみたいです。実存的変容とはC.Gユングが使った心理学用語で、潜在意識の中にある魂のさけびに気づき、素直にそれを認めてあげることを言います。多分、お金よりも、人々の意識の変容、心の成長をサポートすることに、とても大きな喜びを感じているのではないかと推察しています。

 

私は「DXO インストーラー実践会」に参加を申し込んでいますので、そこでお会いできたら嬉しいです。

 

長文にお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

直接のお申し込みはこちらだそうです。

https://www.dreamnews.jp/press/0000244338/

 

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ティールコーチ

小河節生

 

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