こんにちは。

”やりたいことを見つけて事業探究を一緒にしていく”、”こころざし100%”の自立心養成型コーチです。

 

12/5に”日本のGDPは首位アメリカのたった25%、76%がたった25%にまで落ちぶれてしまったのですよ。”

と書きました。言い忘れたコメントがありました。

2017のGDP(4,872B$) < 1996のGDP(5,443B$).

過去最高をクリアできていない、要は凹んだままなのです。

 

嘆くのも、誰の責任だと追求するのも時間の無駄。それよりどうするかに時間をかけましょう。

 

日本と日本企業のほとんど全ては強者ではないと認識を改めましょう。

直接強者と対峙することはやめなければいけません。

 

ここで強者とは、

シェアがトップ。

シェアが26%を超えていること。

2位に10:6以上の差をつけていること。

になります。

 

では、どうするか。

 

1.Red Ocean Marketでは戦わないこと。

競合に資金力や人数で圧倒されている市場では弱小勢力は一旦は奇襲攻撃で勝てるかもしれませんが、長期戦になれば体力負けします。早めに撤退すべきです。

 

スマホ完成品のハードウエア市場から締め出されてもいいのです。今更再参入すべきではないですし、残っているところも早々に撤退すべきです。

 

2.急激な成長の予想される市場には参入しないこと。

強者も参入して来ます。やはりここでも長期戦になれば体力負けします。すでに参入していれば、強者になる見込みがないなら早めに撤退すべきです。

 

3.戦わずして勝てる(孫子の兵法)Blue Ocean Marketを見つけて、そのMarketでトップになること。その市場は強者がやりたがらないもの、コスパが悪いとかイメージが悪いといったものが多いです。

 

4.様々な経営要因の中で何かダントツなものを持つこと。

製品・サービスはもとより、販売エリア戦略、営業戦略、マーケティング(セグメンテーション含む)戦略、顧客管理戦略、決済戦略、財務戦略、組織戦略、タイムマネージメント戦略の何か一つ他にないNo.1のものを持つこと。

製品・サービスがダントツでなくても、販売エリア戦略、営業戦略、マーケティング(セグメンテーション含む)戦略、顧客管理戦略合わせ技でNo1があれば勝つこともあります。

 

こうした戦略をすでに取っていると思われる企業はたくさんあります。

特性分野で強者である企業を紹介しましょう。 上記のリンクから拾った2018年の特定分野で強者と呼べるトップ企業です。

 

・ホンダ 自動二輪  シェア35.4%

 

・SONY   COMSセンサー 50.1% 

 

・アニプレックステクノロジー 携帯用リチュウム電池 34.6%

 

・三菱日立パワーシステム 発電用大型タービン 45.0%

これは驚きました。世界のGeneral Electricを1位の座から下ろしています。さらにジーメンスを提携して1位の座を盤石にしようとしています。

 

・Cannon デジカメ 22.2%

 

こんなところです。この記事には出て来ていませんが、某国への輸出品目の管理がホワイト国指定から外された「フッ化水素」などは日本がNo.1シェアと言うことでした。機械部品のシマノもありますね。

 

と言うわけで、こうした戦略で日本は生き延びていくようにすればいいわけです。

 

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誰も 見たことのない
誰もが 見たかった世界を
創る。この手で。

 

”やりたいことを見つけて事業探究を一緒にしていく”、”こころざし100%”の自立心養成型コーチ。

小河節生