時間に余裕のある今月は、検診に行っています。先週は、かかりつけ医(内科)と産婦人科へ行ってきました。再来週には歯医者での検査とクリーニングの予定。

オーストリアでは、健康保険加入者に対して、年に一度の健康診断と、30歳以上の女性は子宮頸癌検診(40歳からはマンモグラフィーも)が保険内で受けられます。
オーストリアの病院と日本の病院との違う点として、飛び入りで当日に診てもらう!ということが例外を除いてできません。たいていの場合、電話で予約を取り、予約の日時に病院へ行きます。
予約は、既に受診歴があれば割と優先的に入れてもらえ、初診の場合だと後回しにされます。
「じゃあ緊急のときはどないするねん!!」と疑問に思いますが、本気で緊急のときは、救急病院へ問い合わせることになります。
とはいえ、どれくらい早目に予約が取れるか?は、その時の病院の忙しさや、症状にもよります。ちょっとした交渉力が必要になることも…。

以前、歯が痛み出して歯医者に電話した時、

受付「じゃあ、1週間後はどうですか?」
私「え、、それじゃあちょっと我慢できません…」
受付「どれくらい痛いの?」
私「…痛くて痛くて夜も寝れないんです…」
受付「うーん、、じゃあ、、3日後は?」

と、なんとか3日後の予約日を得ることができました。ほんまに夜も寝れないくらい痛かったら救急へ走るやろ!って、話ですがww

健康診断の予約となると、緊急性がないため1ヶ月先くらいの日時を提案されることは普通です。

さて、そんなこんなでかかりつけ医(内科)へ


ここは若い女医さんが開業なさってて、外国人相手でもゆっくり丁寧に話を聞いてくれます。


待合室。奥に診察室が続きます。
先週の予約日には血液と尿を取っておしまい。検査結果を聞きに、今週また行ってきました。全ての数値に問題なし!とのこと。ただ、「(汚い話ですが)ゲップ が最近多めに出るんです…」と自覚症状があったので伝えたところ、では、「ハーブティーの処方箋を出すので、それを飲んで様子を見ましょう」となりました。この、お茶を処方する所も、オーストリアならでは、ヨーロッパならでは、かもしれません。こちらの人は、お医者さんも患者さんも出来る限り抗生物質を使うことを避けます。



貰った処方箋をを持って薬局へ。これは日本と同じですね!

最後に保険料について少し書きます。
保険料は、国民健康保険やプライベート保険会社によって違いますし、立場(自営業、会社員、学生、主婦)や収入によっても違います。私の場合は、学生の時は国民健康保険の学生健康保険として月々100ユーロ くらい、今は自営業者のための社会保険として月々40ユーロくらいで済んでいます。収入が低いので特別保助枠です…泣
学生の時の月々100ユーロ は高かったのですが、その代わり殆どの治療をこの保険料内でまかなえました。今は月々の保険料が安い分、診察費や治療費の2割を負担しなければなりません。

最近は友達との話題が、健康や病気の話になることも…。年齢を受け入れつつ、健康で豊かな毎日を過ごしたいものです。