娘の習い事でご一緒の2年生の女の子。


その子がロッカールームで授業参観のお話をしてくださいました。


女の子:今度ね、授業参観があって、お母さんが見にくるんだー


私:そうなの、よかったわね!


女の子:えぇ、めんどくさい・・・


私:そうなの?でも、お母様は楽しみにされているんじゃない?


女の子:だってぇ、こうじゃない、ああじゃないってうるさいんだもん、めんどくさい・・・


私:そう・・・


↑だけでなく、よくその子とお話しするとき、とにかく「めんどくさい」を連発されています。


「今日ね、午前中はスイミングいってたの、めんどくさいから同じ靴できちゃった」

「あーあ、運動会、めんどくさいなぁ」


など・・・


そして、レッスンが終わり、ロッカールームにお迎えにいらっしゃるお母さまの口癖。


「こら、なにもたもたしてるの、このバカタレが!」

「タオル忘れたの?だから、ちゃんと入れなさいって言ったでしょ!なにやってるのよ、このバカタレ!」


数日後、娘がふいに会話の中で「めんどくさい」を使っていました。

ただ単に使ってみたかっただけだと思いますが・・・


私は、「めんどくさいははすてきな言葉じゃないわよ、言われると悲しくなるわ」と伝えましたが・・・


親の言葉遣いの大切さを改めて教えられました。

そして、子どもが置かれる環境を親がしっかりと選定しなければいけないことも。


子供が周囲から与えられる影響力の大きさを改めて感じさせられた一日でした。

ある曇りの日。

子供が好きな公園に行きました。

その日は平日だったからか、公園にはあまり遊んでいる子がおらず、
わが子二人ともう二組の親子のみでした。

そのうちの一組。

おじいちゃまとお孫さんのペアでした。

おじいちゃまはあまりお孫さんと一緒に遊ぶことを前向きに感じているご様子ではありませんでした。むしろ手元のスマホに夢中。

お孫さん:「ねえねえ、バケツとってよ」

おじいちゃま:「それとるの大変なんだからやめろよ」

お孫さん:「やだやだ!とってよー!!」

お孫さんは3歳くらいのお嬢ちゃまでした。

そして、私たちの存在に気付いたのか、おじいちゃまは「一緒に遊んでもらえよ」とおっしゃり、
私たちの方へいらっしゃいました。その間もおじいちゃまはスマホに夢中。

お砂場でのこと。

5歳の娘が棒でハートを書いていたので、私が「上手にかけたね」と褒めていたら…

お孫さん:「うわー、ぜんぜん上手じゃない」

私は娘の気持ちを守らなければいけないので、

「みんな、上手とか下手はないのよ、みんなそれぞれ一生懸命書いているんだから、
みんな上手なの」とお伝えして、その子が書いたハートも褒めてあげたら、満足して
いるようでした。

近くにいらっしゃったおじいちゃまはスマホに夢中。

お花畑でのこと。

2歳の娘がお花を摘もうとすると、すぐにお孫さんが横取りするのです。
お花なんて、何千、何万と咲いているのに、わざわざわが子のお花を取るのです。

私は娘を守らないといけないので、

「これは○○ちゃんが取ろうとしているからね、こちらにたくさんあるから、この素敵な
お花をとったらどうかしら」とお勧めしました。


相変わらずおじいちゃまはスマホに夢中。

帰りに、娘たちに、以下を伝えました。

・お友達が一生懸命作っている作品は、みんなそれぞれが今ある力でがんばって作っているから、上手とか上手じゃないというのはないこと。
・お友達の横取りはとても悲しいからしないこと。

このお孫ちゃんは、褒められたり、認められるという経験が多くないのかもしれません。

わが子にはたくさん褒めて、たくさん認めてあげたいと思います。


子供が大きくなり、様々な世界に目を向け始めている今日この頃、街や公共機関で見かける


育児について、感じたことをつづりたいと思います。


客観的に見て子供の将来が不安になること、自分はこうはなってはいけない、と思ったことを


覚書としてつづりたいと思います。


決して批判をするつもりはなく、反面教師として学びたい、自分の育児に生かしたい、


という学びの気持ちのみでつづります。