先月、右肩が痛いと投稿したら
尊敬する大先輩Aさんから
「右肩を診ますか？」と連絡があり
施術を受けてきました
Aさんは専門学校の先輩で
私が入学した時に
「お前と同じ名前の
すごく優秀だった先輩がいたから
お前も優秀だろうな〜」と
冗談と思えないプレッシャーのかかる言葉を
ある教官から言われ
存在を知ったのが最初です。
卒業後
研修会や学会などで会い
学会会場で施術大会をしたのをきっかけに
時々、情報交換をしているのですが
「肩を診ますか？」という言葉が
とても嬉しかったです
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
私の右肩の事
高校時代にハンドボール部での練習中に
後ろからタックルされて受傷。。
不意な外力で “抜ける”感じが怖くて
25歳くらいの時に鏡視下での手術をしました。
術後は、どうにか頑張っていましたが
右肩は石灰がたまっていたんです(-_-😉
頑張ってた私の肩。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
Aさんと再会しすぐに施術！
立った状態で、身体の状態と右肩の状態を確認
私は、立った状態だと
肩が抜ける不安感が強くなるけど
仰向の状態では怖くない
身体の状態で
肩の不安感が変わったのを再認識
仰向けの状態で
肩の動きを確認すると
・肋骨部分（胸郭）と肩甲骨が分離しない
・肩甲骨と腕の骨（上腕骨）が分離しない
そう、怪我をした後から
肩甲骨と腕の骨を
個別で動かすのが下手なんです
動きだけじゃなくて
頭の中でのイメージも
肩甲骨と腕の骨が分離しなくて
これはずっと課題だったんですよね。。
動きを確認しながら
動きを引き出していく時に
肩が不安な場所や角度があって
少し身体が緊張すると
同じタイミングで
「○○が嫌って言ってるね〜」
「○○が怖いって言ってるね〜」って
Aさんからも教えてくれるんです。
これって
とってもすごいフィードバック
痛みもなく動かせるのに
不安を感じてくれて
どこで怖くなる
どこの筋肉が緊張するって
不安の原因や頑張ってる筋肉を
私にも身体にも伝えてくれるから
不安だけど安心感が出てくる感覚
関節の動きが広がってくると
それまで押されても痛みがなかったのに
皮膚が張り裂ける感じの後
筋肉の伸びで痛みを感じるようになりました。
本当はこんなに硬かったり
痛い場所だったのに
それを感じないくらい
右肩の周りを固くして
動かしていたんだね〜としみじみ。。
こりゃ、石灰もたまるね。。
肩周囲で私自身もびっくりしたのは
左肩のある部分をほぐしてもらっている時
とっても痛くて・・
不安感のない反対側の
全く意識していない部分だったから
本当にびっくり
あまりの痛さに
中森明菜さんの「禁区」が
頭の中に流れてきて
Aさんに
そこは「禁区」ですと思わず言ったくらい。
そして
コンコン咳が出てきたんです！
あれ？？
呼吸筋や喉周りも変化が出てる？
と思ってると
Aさんが
「最近風邪ひいた？」と聞くので
ひいていないと答えると
「肩が頑張ろうと
呼吸筋たちにも影響出てたんだね〜」と。
自覚症状もなくて
あまり意識していなかったので
影響がないと思っていた場所をほぐして
咳が出始めたという体験は
とても貴重でした
そして、もっと機能的に動かしたり
立った状態でも安定するためには
上半身だけでなく
腹筋、呼吸、両脚（股関節、膝、足）の
筋肉がねじれていたり
しっかり働いていないと
全身を丁寧に
整えていただきました
筋肉や関節の位置関係を整えたり
筋肉の使い方を再学習したあとは
力も入りやすくて
働く筋肉に
「おかえりー」っとAさん。
私も久しぶりの筋肉の働く感じに
「おかえりー」
「もう何十年も使ってなかったよー」と
久しぶりに働く筋肉に挨拶。
使っているようで
使ってなかった筋肉たち
走ったり動きのある運動が好きですが
１つの関節を丁寧に動かす
基礎的な動きって
術後や痛みがある時だけでなく
いつでも大事だなぁ！
施術の最後は
「この身体で頑張ってたね」
私の身体に言ってくれて
私自身も身体の頑張りに
ありがとうって伝えると
じーんと細胞が温かくなりました♪
今回、Aさんに施術してもらって
身体を触れる力加減
支え方、支える場所
余計な言葉かけはない会話
タイミング
運動連鎖
セラピストとしての素晴らしさ
身体を診てもらいながら
沢山学ばせてもらいました
肩も良くなったし
私もセラピストとして
また成長する機会をいただきました
Aさん
ありがとうございます♪