こんにちは。
婚活から終活まで対応できるオワマルライフサポーターのManyuです。
今回のブログは、
私が5月下旬に受け取った、
あるメルマガが発端です。
アラフォー婚した私は、
結婚後、ほどなく妊活に入ります。
妊活関係の情報は、
率先して収集している方だと思います。
今回の話題にしたメルマガも、
妊活に関するものでした。
妊活者に対して、
体を整えることを目的としたもので、
発信者は整体師の方。
全文を転載することはできませんので、
私が受け取ったメルマガの内容を要約させていただきます。
大切なメルマガ読者のManyuさんへ
妊活のサービスを始めたころは「妊娠したい」という方が多かったけれど、
最近では「健康な赤ちゃん」を望む方が増えています。
その理由は、自分自身や友人知人等近しい方が、
「不妊治療で体外受精をしたけれど、
染色体異常が見つかり諦めざるを得なかった」ということでした。
これを見た時、私が抱いた感情は怒りでした。
激しい怒りです。
この感情をそのままぶつけたい。
この人を攻撃したい。
すぐにこのメルマガを書いた人にメールをしようと思いました。
でも、あまりに興奮していたため、
何をどう書けばいいのか、分かりません。
そして、私がやろうとしていることは「攻撃」であり、
怒りをぶつけることだと気付きました。
本当にこの人に言いたいことは何?
この感情は何に対して?
ということを考えました。
なるべく興奮を抑えて、
自分が言いたいことを整理しました。
それから、このようなメールを送りました。
T先生、こんにちは。
はじめまして、中村真由美と申します。
私は37歳で結婚し、今年で結婚三年目になります。
そして、妊活中です。
今回のメルマガで、気になる表現がありました。
それはこちらです。
「自分自身や友人知人等近しい方が、
「不妊治療で体外受精をしたけれど、
染色体異常が見つかり諦めざるを得なかった」ということでした。」
という部分。
「染色体異常=諦めざるを得なかった」
というように私は受け取れます。
ただ、染色体異常があると、
必ず諦めなければならないということでは、
ないのではないでしょうか?
私は福祉関係の仕事をしており、
障害児者と関わってきましたし、友人もおります。
私自身が出生前診断で、
陽性となった時に、
どんな判断をするかは、分かりません。
それに、
異常の状態によっては、
産みたくても諦めざるを得ない方も、
いらっしゃるとは思います。
でも、今回のメルマガにあるように
「染色体異常=諦めざるを得ない」
と受けとられかねない表現は、
とても悲しく感じました。
染色体異常があり、
諦めるか産むかは、
各々の選択であることも伝わるように、
発信をしていただけると、幸いです。
これからも、運動嫌いな私でも、
気軽にトライできそうな内容が詰まったメルマガを、
楽しみにしています。
メルマガが発信された、当日中にメールをしました。
二か月位以上経った今も、返信はありません。
メルマガ上にもこの件に関することは、発信がありません。
でも、私はこのままこの件を終わらせたくない。
だって、私はこんなにも怒っている。
私はこんなにも悲しんでいる。
私は苦しい、切ない。
「諦めざるを得なかった」という人に対して、それは違うでしょう。
「諦める」という選択をしたのであって、「得なかった」訳ではないでしょう。
「諦めた」ことを、
責任転嫁し正当化しているようにすら私は感じました。
だから私は「怒った」のです。
そして、もう一つ。
発信者であるT先生がメルマガの中で、
出生前診断や染色体異常について、
なんら詳しい説明もなく、
ただ「染色体異常があって諦めざるを得なかった」という書き方をすることで
「染色体異常=諦めざるを得ないこと」と受け取れるような表現をしたことが、
私の怒りの感情に繋がったと思います。
メール内にも書きましたが、
私が妊娠し、
出生前診断をするようなことがあり、
もしくは妊娠中に何らかの異常が胎児に見つかるような状況になったとき、
どんな判断をするかは分かりません。
でも、
例え中絶するようなことになったとしても
「諦めざるを得なかった」のではなく、
自分で夫婦で「諦める選択をした」と言える自分でありたいのです。
と同時に「諦めざるを得なかった」と言う人をなくしたいのです。
ただし、
これは出生前診断の是非を問うとか、
中絶したことは一生背負うべき罪だとか、
そいういうことではありません。
自分の選択に責任を持って生きてほしい。
誰かのせいにするのではなく、
誰かを何かを責めるのではなく、
「マルと思える生き方」につなげたい。
私自身がそうでありたい。
そのために
私は情報がほしいと思いました。
本やネットで「出生前診断」も「染色体異常」も調べられるでしょう。
でも私は「生の声」を聴きたいのです。
そして
「みいちゃんに話を聞こう」
と思いました。
私の大切な友人である上野美佐穂さん(通称みいちゃん)
みいちゃんが出生前診断の話をしていたことを思い出したのです。
障害当事者であるみいちゃんから、
出生前診断の話を聞きたいと思っていつつ、
なかなか切り出せずにいました。
でも、今回のメルマガを機にやっと
「出生前診断の話が聞きたい」ということが出来ました。
みいちゃんは
「私は出生前診断の是非を問うようなことはしていないけど、それでもいい?」
と言いました。
こう聞かれて、どこかホッとしました。
「出生前診断の是非ではない」
それなら、偏りのない情報を聞くことが出来る。
そして、私はその情報を発信したい。
みいちゃんに、私がインタビューするような形で話を聞いてきたので、
みなさんにシェアしていきたいと思います。