医学博士、伊藤慶ニ先生の
「病気にならない生活の仕方」です。
伊藤先生は現在84歳。
昭和30年代産婦人科医になり、
奇形の子供が産まれるのを
防ぐ方法を探るうちに
砂糖を料理に使うお母さんに
奇形の子供が多いことが分かり、
砂糖は緩める働き、冷やす働きを持つ「極陰性」だと知ります。
砂糖をやめ、食事を変えることで
冷え性、霜焼け、生理痛なども
嘘のように良くなる、
婦人科の病気の多くが食べ物で左右されていることも分かりました。
それから内科に転向し、
校医になって、
学級崩壊、学習障害の子供を
目の当たりにし、調査したところ
朝食がお菓子やパンにジュース
それに類する食事の児童が79%もいました。
その後中国に一年近く行き、
中国医学に接して、
中国医学があるのに、
日本医学がない理由が、
元々日本人には「病気」という概念がなく、
仏教伝来と前後して、
中国医学、つまり病気という概念が
一緒に輸入されて
病気になるかもしれないという不安が
病気という形をつくるようになった、
「思いは形になる」と考えるようになります。
「薬を使わず手術もしないで病気を治したい」と思って日本に帰って来られました。
主にマクロビオティックの食事、
スピリチュアルの在り方、
顕在意識から潜在意識への意識転換、
高次の意識を維持する生活の仕方などを指導して
現代医学では良くならない病気を良くするお医者さんです。
私はこの本を読んで、
今まで勉強してきた免疫力、自然治癒力を高める予防医学の決定版で、
ビシッとパズルが繋がったと
思いました。
伊藤先生は、
自然治癒力は人の体を構成している膨大な数の細胞群の活性の良し悪し、
つまり生命力の強さのことで、
免疫力は体の異物の侵入に対する防御反応で、
生命力が高まれば、
必然的に免疫力も強くなる、
生命力を高めることで、
どんな病気も腫瘍も消えて無くなると言われています。
そして生命力を高めるのに最も大切なのが、
おもい、意識の在り方、
スピリチュアル、心の在り方だと
繰り返し繰り返し書かれています。
私がこれから癒しの仕事を続けて行く上で、
核心となる部分を確認させてもらいました。
また病気治しを指導する人には、
心、食べ物、生命力、病気の四者の相互関係に精通している必要があると
言われていて、
本当にそうだと、肝に銘じました。
この本の全てをご紹介できませんが、
(一般の書店では売られていません)
伊藤先生がしつこいくらいに言われている、
病気にならない生活の仕方を
これから数回に分けてご紹介したいと思います。
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