こんにちは
パソコンで写真を整理していて、つい開いてしまう「子供達が小さかった頃の写真」。
ふと、思い出す事がありブログに書いてみます。
この写真は高2の息子が6歳のころ、別府の「うみたまご」そう、水族館です。
面白くなくて、早く帰りたいとすねている写真
不機嫌(笑)
息子は、動物園や水族館などをあまり喜ばない子でした。
私が自然大好きなのはご存知だと思いますが、息子が幼稚園に入る前に、週二回小さな山の中で遊ぶ育児サークルに入っていましたが・・・
その時も、山の中が嫌だったのか、終始抱っこをせがまれ、私はずっとおんぶに抱っこでした。
「絵本」も然り。
育児マニュアルではもちろん絵本の読み聞かせを勧めていますし、シュタイナー系の幼稚園に通わせていましたから、絵の魅力的な素晴らしい沢山の絵本に囲まれ、私も随分と絵本を買ってあげました。
しかし・・・数冊の絵本、主に図鑑や車のもの以外は読まない💦
膝に抱いて読んであげても・・・
話を聞かず、自分で絵本をペラペラとめくって、すぐに膝から降りてしまうような子でした。
もちろん、読み聞かせがあっていても、じっとしてない、落ち着かない。
また「ぬいぐるみ」も全く興味なし。
最初はいろいろ買っていましたが、綺麗なまんま…全て下の娘が遊んでくれました。
戦闘系ヒーロー番組(仮面ライダーみたいな)にも興味無しでした💦我が家に人形はゼロ。
トミカやプラレールは衣装ケース2つ分に増え…💦
今はなくなりましたが、息子が大好きだった、浄水通りの九州エネルギー館…
何十回行ったかわかりません(笑)
この子育ての過程の中で・・・・
私の中から、「子供は○○が好きなんだ」という思い込みが段々と外れてきたわけです。
当時は多くの子達が興味を持つのに、なぜこの子は?
と、もちろん思いました。
今は、どんな男子になっているかというと・・・
教科では物理が好き。
パソコンや車が大好きな理系男子。
高校では物理部に入って、ゲームやアプリの開発、プログラミングをやっています。
学校の情報処理授業では皆に教えてあげるのに忙しかったようです(笑)
もちろん、大学は情報工学系を希望
今になって、今までの事が納得
絵本が嫌いな子どもでしたが、現代文のテストはまあまあ出来ています。
動物園に興味無しでも、我が家のルークは可愛ってくれます
下の娘は…ぬいぐるみ、絵本、水族館に動物園…大好きな女の子でした
このブログを読んでいらっしゃる方で、まだお子さんの小さいママがおられるなら…
お子さんが言うことをきかない時、その〇〇がほんとに好きなのか?
ちょっと良く観察して見られたら良いかと思います
私達大人はつい子どもに対して、世の中が作った一般的な常識で見てしまいます。
子どもだって、昆虫、生き物よりメカが好きな子、絵本が嫌いな子はいます。
今世の役割、経験を全うするため、小さな頃から、好き嫌いはちゃんと持って生まれて来てます。
うまく表現出来ないから、身体で、「嫌」を表すんです。
「我が子が好きな事を伸ばしてあげたい」なら、何が好きなのか、嫌いなのか親がアンテナをはり、導いてあげる事なら出来ますよね
嫌なら思い切って離してあげると、ママは楽になる事があります。
親はついつい、「自分が好きな事、興味ある事」を我が子に勧めます。
子どもは、理由があって、その親を選んで生まれて来るわけですから、もちろんそれで良いんです(医者になる子が医者の親を選んで生まれて来たり、音楽家になる子が音楽家の家に生まれて来る…など)。
ただ、うまくいかない時は、立ち止まって、「我が子の魂は私とは全く違うひとりの人間」という目で見てあげる事も必要ですね