こんにちは。
ボディケアサロン「サロン ド エー」です。
今日は秋分の日。昼と夜の長さが同じになる日で、この日を境に夜が長くなっていきます。 秋分の日を中心とした一週間が秋のお彼岸で「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように暑さがおさまり秋が深まっていくという頃です。今年の夏は本当に暑かったですねというかまだまだ蒸し暑い日がありそうです。
先日ご来店いただいたお客様。
「夏から調子が悪い」とおっしゃっていました。
お話を聞くと、自律神経のバランスが乱れているよう。
お身体も脊柱起立筋の緊張がありました。
脊柱起立筋とは腰~背中~頭にかけてある3つの筋肉の総称で、姿勢が崩れるとかたくなりますが、自律神経である交感神経の近くにあるため自律神経に乱れがある場合もかたくなってしまいます。
以前もブログに書きましたが、夏は暑さ、そして冷房との寒暖差により体温調節の働きを担っている自律神経を酷使してしまいます。
そして自律神経の乱れにより身体に不調をきたしてしまうのです。
また、夏に長時間日光にあたりぐったりしてしまったことがないでしょうか。紫外線を浴びると身体をさびつかせる悪玉活性酸素が発生し、自律神経にダメージを与えてこれも疲労の原因となってしまうんですね。
施術後「自律神経を整えるために家で出来ることはありますか」と質問があり、お家で無理せず出来ることとして「深呼吸」と「入浴」の話をさせていただきました。
なぜ深呼吸と思うかもしれません。
呼吸は、吸う時には交感神経に、吐く時には副交感神経に支配されています。そのため深呼吸をすると自律神経を整えていくことにつながるんです。
「4-7-8呼吸法」という言葉を聞いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
4秒間かけて息を吸い込み7秒間息を止め8秒間かけて息を吐き出すというもの(秒ではなく自身のカウントでも良いそう)ですが、私はこれをやろうと思うと結構大変です。あまり細かく考えなくても「息を吐き切る」ことを意識してみて下さい。吐き切ることで自然と深呼吸が出来ていきます。
朝と夜、そしてストレスを感じた時に行なうのがおすすめです。
そして「入浴」も効果的です。
自律神経を整え疲労回復するために睡眠はとても大切なのですが、夏は寝苦しかったり冷房で冷えてしまったりで質の良い睡眠がとれないとさらに疲労をためてしまうことになります。
自律神経を整え睡眠の質を高め疲れをとるために、ぜひお風呂に入って下さい。
夏はシャワーだけという方も多いかと思いますが、ぬるめのお風呂に入ることで副交感神経を優位にし、リラックスして心地よい眠りにつきやすくなります。
また、人間は身体の内部の体温(深部体温)が下がる時に休息状態になり眠りに入っていくので、お風呂に入り体温の差を利用することが快眠のポイントになります。就寝の1~2時間前にお風呂に入り深部体温を上げてあげることで、眠る頃には深部体温が下がり質の良い深い睡眠に入ることが出来ます。
入浴時にアロマを使うのも良いですね。ラベンダーやローマンカモミール、スイートオレンジ、クラリセージ、ローズウッドなどのエッセンシャルオイルは自律神経のバランスを整え、就寝前に心身をリラックスさせてくれます。
アロパプレッシャーのラベンターエッセンシャルオイル
リンパ液の流れや血行が良くなり、むくみや冷え改善にも入浴はとても有効です。
足湯もおすすめですよ。
サロンでは施術前に、悪玉活性酸素と結びつき無害化する働きを持つ水素水を使った足湯に入っていただきます。
「足湯すると気持ち良いね」とおっしゃって下さるお客様も多く、リラックスして施術を受けていただけます。
夏の疲れが出やすいこの時期。ぜひサロンケアとホームケアでご自分の心と身体を大切にして下さいね。