こんにちは。
ボディケアサロン「サロン ド エー」です。
もうずいぶん前なのですが、
「足趾(足の指)開いてますか?」
というブログを書いた際に、
足関節の背屈も気になるところなので、次回以降に書きたいと思います
と書いておきながら、ずっとそのままになっていましたm(__)m
以前も書きましたが、あたりまえですが誰一人として同じ身体の人はいません。
ですが「この状態になっているお客様が多いな」と思うことはあります。
そのひとつとして「足の指が開きにくくなっている」ということを書いたのですが「足首の柔軟性がなく硬くなっている」方も多いです。
足首にある関節は、歩くことはもちろん身体を支え重心を保つなど重要な役割を果たしていますが、怪我をしやすい部分でもあります。
足首を捻挫してしまったという経験のある方も多いのではないでしょうか。
柔軟性がないと、さらに怪我をしやすい状態になってしまいます。
そんな足首の動きですが「背屈」がしにくいお客様が多いのです。
背屈(はいくつ)とは、足首が曲がりつま先が上にあがる動きです。
底屈(ていくつ)は反対に足首が伸びつま先が下にさがる動きです。
どうでしょうか普段の生活でヒールのある靴を履いたり何か物を取るためにつま先立ちしたり、底屈の動きはするけれど背屈はあまりしないな~と思いませんか。
背屈の動きが制限されると歩行中の踏み返しが難しくなり足の負担を増やすことに繋がってしまいます。足首の柔軟性は歩く際の負担の分散にも大切なんですね。
また足首には複雑な動きをする関節があり、足のさまざまな働きに重要な役割を果たします。動きが制限されると扁平足やハイアーチなどを引き起こす原因にもなってしまいます。
そこで今回は、足首のストレッチをご紹介します
足首のストレッチはふくらはぎのストレッチに繋がるのでむくみの改善にも効果的です
まずは、壁を使ったストレッチ。
脚を前後に開き、後ろ脚の膝を軽く曲げておき、前の脚の足裏を壁に付けます。
そして後ろ脚の膝を伸ばして、前の足首を曲げていきます。
足首が曲がりふくらはぎの筋肉が伸びている状態で20秒程度キープ。
両手は壁に付けて安定した状態でストレッチしてください。
反対の脚も同様に。
そして以前足の指を開くストレッチとしてご紹介しましたが、写真のように自分の手の指を足の指の間に入れてゆっくりと足首を右まわり左まわり両方やってあげると足首を柔らかくするストレッチにもなります。
ストレッチは呼吸を止めずリラックスしてゆっくりと行いましょう。
また、痛いのを我慢して無理にストレッチすることは、逆効果になるだけでなく筋肉や腱などを傷めてしまいます。
深呼吸しながら自分の身体と対話するようにストレッチしてみてください