スウェーデンでお世話になった、北欧の父、S氏より、

スウェーデンのフェルラーベンクラッシックに昨年参加した、シェルパ斉藤さんのトークショーに誘っていただきました。


場所は、山梨県北杜市にある、シェルパ斉藤さんの自宅 兼カフェ(手作りのログハウス)です。


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いつもながら、へなちょこドライバーでまっき、ミホリンの順に車に乗ってもらって、一路中央道へ。



車の運転が嫌ならば、運転手付きの人間になるように努力すべし

、、、と、20年前の私に向かって言ってやりたい。



シェルパ斉藤さんというと、BE-PALやら枻出版といった、アウトドアラーな媒体で、「○○トレイルの旅」とかグレートジャーニー系の紀行文を書いています。

1月にスウェーデン旅行の説明会で講演会を聞きに行った時に見た印象は、やっぱりスナフキンでした。スナフキンの帽子の代わりにバンダナ(日本手ぬぐい?)を愛用しています。とってもきさくで、でもシャイな人でした。

彼のプロフィールによると、2001年に「タモリ倶楽部」に出演して、タモリと松尾貴史さんと一緒に、「東京の下町を耕うん機でツーリング」というのをやったらしい。見たかったです。


さて、北杜市にあるカフェ「シェルパカフェ」夜到着したら、すでにテラスのようなところで、屋台が出ていて、ビール、おでん、焼き鳥なんぞで参加者は盛り上がっていた。フィンツアーのS氏とも合流できて、いざ、トークショーへ。

シェルパ斉藤さんからは、スーパーカブで北海道の八十八ヶ所霊場をめぐった話を写真つきで聞いた。

台湾から来た人たちの、花柄のテントの写真が衝撃的だった。

その日のゲストの新井由巳さんからは、肩書きの「おでん博物館館長」ということで、おでんに関する、日本全国はもとより、海外にまでおよぶ博識なトリビアを聞く。いつもおでんは副菜で扱いが多かったけど、今年はおでんをもっと食べます。横浜駅のビブレ前に行かなくちゃ。「おでん君」DVDに撮ってるのを見直さなくちゃ。

あ、新井氏は山梨県在住で、有機農業なぞも実践しているとのこと。

それから、おでんだけでなく、ご当地ハンバーガー、インド全国のカレー、パスタに関しても本を出す予定とのことです。


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夜も更けて、焚き火とろうそくを囲んでまったりとすごす。

まっきは、ここで犬を初めて抱っこしてみたらしい。



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3キロはありそうなプリン(予約制)。

8人で食べても大変だった。

オールナイトいっちゃいそうでしたが、翌日はハイキングとか何よりも帰りの運転という「核心」が待っているので、泣く泣く敷地内にあるドッグランに張ったテントへと戻って就寝。


そういえば、あたし、スウェーデン戻ってきてからテントを干していなかった。

どうりで、テント内でぶちまけた食べ物が発酵したような香りがする。。。。と思いながら夢の中へ。



さて翌日。かすかーなゲロのような臭いの中で、夜明けに降ってきた雨の音を聞きつつまどろんでいると

外では、サクサクサクサク。。。。となにかが動き回っている音がする。

あー、誰かの犬ね、きっと。ゆうべ、犬と人間が一緒にテント入って寝ていたしなあ、オイラも犬と一緒にテントしてみたいなあ、とボーっとした頭で考えていると、なにか「ドボドボドボド」という水がシートにあたる音がした。



慌ててテントの外を見てみたが、犯人(犯犬?)見えず。

ちくしょー、と思うものの、散歩中に人の家とか壁にじゃーじゃーやっている我が家の犬のことも考えると、しょがねえか、という気にもなってくる。テントだったら洗えるし。

もともと犬用のエリアなんだし、と割り切ると、またまた睡魔がおそってきた。


8時くらいに起床して、前の晩の屋台の残りやら、シェルパ斉藤さんの奥様の京子さんのおにぎり、シェルパブレンドで朝ごはん。

明け方の雨もすっかりやんで、青い空が見えてきた。

カフェ内にあるショップを見たり、シェルパさんの家のペット相手に写真を撮ったりと、なーんだか、ゆーったりとした「悠久の大地」とか思わず頭に浮かんでくるかのようなのんびりとした朝を過ごす。

シェルパさん、赤いオープンカーに乗って人を送りに行ったり、カブに乗って薪を拾いに行ったりと、く家の手入れにいそしんでいるのを見て「いいなー、こんな人と、こんな場所で暮らしたーい」なんぞと思う。


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そこからは、小川山、瑞垣山も近いんだけど、結局清里まで行ってハイキングをすることに決定。

10時くらいにシェルパカフェを出発したのでした。


つづく