福島から横浜に避難した子供が小学生時代にいじめを受けていたというニュース

私が心を打たれたのは彼の手記の中の

 

「いままでなんかいも死のうとおもった。でも、しんさいでいっぱい死んだからつらいけどぼくはいきるときめた」

 

ここです。

 

 

人によっては少し不快な意見になるかもしれませんが、あくまでも私見です↓。

 

 

こないだから東大出身の電通の社員が過労で自殺したというニュースが話題になっていますが、

過労で自殺するくらいならなぜ会社を辞めなかったのか、

その選択ができなかった彼女自身の「経験不足」が残念でならないと私は思います。

 

 

いじめ、仕事、家族関係…生きていたら誰しもつらいことや苦しいことがあります。

でもそれを乗り越えるには自分が今辛くてどうしようもないと思っていることから

実は「逃げる」という選択肢があることに気づける「広い視野」

世の中にはもっと大変なことがあるという「経験」が必要なんです。

 

福島出身の彼は子供ながらに震災で大きな「経験」をした。

たくさんの人が本当に理不尽な形で命を落としていくのを目の当たりにした。

だから自分がどんなに苦しくても、自分で自分の命を絶つという選択をしなかった。

震災もいじめも、本当につらい経験だったと思いますが、

そのことによって彼はとても強くてたくましい人に成長したんです。

きっとこの先の人生もしっかりとした選択をしていくことでしょう。

 

私は死ぬほど悩んだことは思いつく限りありませんが、

枕を濡らしながら寝る程度に悩むことは今でもたまにあります。

でもそういう「経験」をたくさんしてきたから、

だいたい

自分がなんで悩んでいるのか、

どういう方法をとればそこから抜け出せるのか、

数日後、長くても1か月後には同じことでは悩んでいない、

ってことが分かっています。

 

具体的に言うと…

 

悩んだり落ち込んだりするときは、大概

わかっていても他人と比べちゃったときですね、苦笑。

人と比べてもどうしようもないのに、自分ががんばっているけど

うまくいってないことで

うまくいっている他人を見てしまって

ああ、自分はだめだ、この人に比べたら自分なんてなんの価値もない、

あれもだめだ、これもできない…

とどんどん負のループに入っちゃうんですよね。

 

え?あの伊藤さんが?!

そうなんですよ、私だってそんな風に落ち込むこと、あるんです、笑。

 

そんな時、私の場合の解決策は…

 

1.私を否定せず、いいところを認めてくれてる、もしくは

元気に励ましてくれる友達に打ち明ける

 

2.自分の中からマイナスの気持ちが消えるまで

文章にする(誰にも見せないブログとか持ってます、笑)

 

マイナスの言葉は出すと余計にマイナスになるから言わないって人もいますが、

私の場合はアウトプットしないとずーっと自分の中を回り続けるタイプなので

もう早めに出しちゃいます。

もちろん、出す場所は選びますよ、

私がしゃべるといやな気分になるだろうなって人には言わないし、

いい相手が見つからないときは誰にも見せないブログっていう

他人に迷惑をかけない場所に出すし。

 

おいしいものを食べたり、体を動かしたり、泣ける映画や笑える番組で

思いっきり泣いたり笑ったり、犬猫ともふもふしたり、という「気分転換」はそのあとですね。

 

辛さや苦しみがやってきたときはまずちゃんとどっぷり浸かる。

しかたないです、それも人生です。

そこにフタをしたまま忘れようとしても

どうせまた同じことで悩むから向き合わずに溜めたままだと

すこしもステップアップしない。

大丈夫、みーんな悩んでるんです、

周りから見るとどんなに幸せそうな人でも、

私みたいに強そうな人でも。

 

そこに向き合って、でも自分なりのやり方で

立ち直った経験を何度も積み重ねていくから

人間は強くなれるんです。

ちょっとやそっとのことでは「自殺」なんて選択肢をとらないような

たくましい人間になれるんです。

 

それと。

 

悩んでいる時にはたいてい「あれもこれも」となっています。

捨てられないんです。欲張りすぎて。

電通の彼女が「東大出身の電通社員」というブランドや

「今までなんとかがんばってきた」というプライドや

「このまま続けて将来こういう仕事がしたい」という気持ちを捨てて、

何よりも大事な、「自分の命」「今の自分の健康」だけを優先できたなら

そのあとにちゃんとまた自分の明るい未来を築けたはずなんです。

 

悩んでいるとき、自分が何を捨てられないから悩んでいるのか、

考えてみてください。

他人は変えられないけれど、自分の考え方は変えられます。

捨てれば楽になること、絶対にあるはずです。

戦争やテロや不慮の事故、病気によって理不尽に人生を奪われることは

本当に気の毒としか言えませんが、

そうでなければ自分の人生、生かすも殺すも自分次第です。

 

最近ちょっと落ち込んだ時も、友達のお世話になりました。

そして深夜一時、寝ているダンナに話しかけて起こして、一緒に笑いました。

こうやって人に支えられているから感謝の気持ちが生まれて、

また一層強くなれます。

今度は自分も支えられる人になろう、と。

 

福島出身の彼もそういう気持ちで手記を公開したんでしょう。

彼にはきっと周りに支えてくれる家族や仲間がいたんでしょうね。

 

今悩んでる方、大丈夫です!

まずは我慢しないでちゃーんと悩みを素直に吐き出せる場を確保して

すっきり出し切って!

そのあとはポールダンスでもしましょう!

新しい何かに打ち込むと、今の悩みなんて忘れて

新たな「課題」が見つかりますよ♪

楽しくワクワクできますよ♪

 

というわけで。

営業じゃなくてほんとです♪

最近インスタばっかだったので久々に長く書いてみました。

長文失礼しました。