オンナの働く形 ~さよなら、10年の在宅ワーク~ | 大田区鵜の木さろん楓★料理家 印南真帆のブログ「食べることは生きること」

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「食べて元気に、食べて体調がよくなるごはん」を作っています。
銀河弁当・ケータリング・料理教室・食生活相談。

さろん楓ふなだまほです。

いつも読んでくださってありがとうございます。



27日土曜日から何にもないスペースで
新さろん楓が始まっています。



毎朝、自宅から出勤する私。


これがね、嬉しくてしょうがない。

弾む想いで掃除をしている私。



今、ヒーリングミュージックのCDしか置いていないのですが、
脳内ではABBAのDancing Queenがリフレインするよな気分です(笑)



思えば、フリーランスのライターになったのが
10年前。



当時、お腹の中には息子がいました。



起こっている悪いことをすべて自分のせいにしてしまうあなたへ
↑just 10 years ago!  若いなー、私^^



それからずっと「職」「住」を同一の場にしてました。


そうしたかったし、
それが好都合だった。
そして、それが快適だった。



でも、10年経ってそれが変わって
また「職」の場を住居から離して
出勤している自分がいる。



在宅ワーカーのサイズ、気に入っていたので
正直なところ、このような日が来るとは思っていませんでした。



ひとつの時代が終わった…。
新時代到来ということなのだなぁと噛みしめています。



★  ★  ★



先日のACランチ会では、
これまでずっとSEとして働いてきた1歳児の母である女性が
また、いろいろな人と組んでプロジェクトを進めるという
仕事をしてみたいと思うようになった、と話してくださいました。



うん、うん。



世間では「まだ子どもが小さいんだから…
ゆっくりでいいんじゃない」という人が多いかもしれない。



でも、私ね、それ賛成なんです。
応援したいと思っています。



だってね、女性ってね、
もともとクリエイティブな力をもったマルチタスクな生き物。

そもそも根っからの「生産者」なんだと思うのです。


単なる消費者で居続けられるはずがない。
だから、ず~っと専業主婦でいて、
真から幸せでいられるはずがない。
自然と何かを創りだす、生み出す生き物だと思うからです。



私の場合は、たまたま集中して書きたいという欲求があったので
当時は在宅フリーランスのライターという形になりましたが、
起業する方、企業の中で自分を活かそうとする方がいるのは当然。



子どもは“子どもの王国”保育園で、
人と関わりながら育ったらいい。


自分以外に、家族以外に、子どもの成長を
共に喜んでくれる人がいるというのはいいものですよ。


子どもだって社会的な存在なのだということを教えられます。



今、企業が“経営”する保育園も増えてきたので
保育園選びは気をつけなければなりませんが、ね。



ただ、産後の女性はホトとエナを冷やしちゃいけないのです。
あくまでも重心はハラと腰に置いておかないと。


重心が「アタマと口」になった途端に
男性を攻撃したくなってしまうから^^



…このような女性のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方とか
ワークライフバランスとか
いろいろな概念がありますが、
働くに当たって、もうひとつ忘れちゃいけないことがある。



自分が仕事というプロジェクトの中で
どんな役割を果たすか?です。



さろん楓でいえば、
私、ふなだまほのように旗を揚げる人、振る人がいれば、
もりってぃこと森さんのように、
サポートすることで輝く人がいる。



これ、どっちがすごいとか
どっちがえらいとかではなく、
どっちに生まれついているか、だと思うのです。



この立ち居地を誤ると、
うまくパズルのピースがはまらない…というように
とっても居心地が悪いことになる。



実際のところね、私自身が夏休みをとるよりも
もりってぃが夏休みをとるほうがさろん楓にとって
大打撃なのです(笑)



申し込み受付、入金確認とか、商品の発送とか
いや、私ができないわけじゃないんですよ(笑)
もともと自分でやっていたわけですし^^



でも、アタマの使うところが違うので
アタマを切り替えて、慣れるまでに時間がかかる。



なので、あー、早く森さんが帰ってこないかなぁと
もう2日目ぐらいからぼやき始めることになるのです(笑)





★★★




たとえば、ボディワークやヒーリング、癒し、食などの分野で
本当に私たちにとって本質的ということを人に伝えていきたい方、
広めていきたい方、多いと思うんです。



また、自分が中心にならなくても、
ヒーリングに携わって生きていきたい方と願う方もたくさんいますよね。



でも、一方で、自分が中心になって個人で仕事をやる
ということはタイヘンなことでもあります。



細かいことを全部やらなければならないし、替わりはいないし、
集客や営業もお金の管理もすべて自分にかかってくる。


自分の視野には限りがありますから
わからないこと、知らないことにぶち当たるとへこんでしまう。
不安にもなる。



そこに、タイプの違う人、
スペシャリティの違う人がいたら
お互いがお互いを支えたり、慰めたり、
違う世界を提示したりすることができる。



これ、オンナの行き詰らない仕事の仕方なのでは?と思うんです。



「ハコ」を作ること、「パイ」を奪い合うことは
男性の得意とすること。


でも、男は一度構築した「ハコ」の中身の質を維持していくこと、
豊かにしていくことにはあまり興味がないんですよね。



そここそ、オンナの仕事と思うんです。
男性に得意なことは男に任せて

オンナという生産的な性を活かしてやらねばならないこといっぱいあると思うんです。



そして、それが社会にとっても
女性一人一人にとっても佳きあり方なのではないかって。



私自身、もっとさろん楓という舞台で
仕事を手伝ってくれる方を増やしたいなと思っています。



料理だったり、パソコン業務だったり…。
WS企画に違う目線が入ってもいいなぁとか思いますし。



ようやくさろん楓という「場」ができたので
そこを舞台に旗を揚げたり、サポートしたりと、
いういろいろな形で輝いてくれる人が増えるといいなぁと妄想しながら
今日もニヤニヤと、まだゴミ箱もないさろん楓に出勤するふなだまほでした。




起こっている悪いことをすべて自分のせいにしてしまうあなたへ