介護離職を経験して復活した終活サポーター・行政書士の雪渕です
先日、地元町内会「鷺沼すこやか会」様向けに
もしものときに備えて
親から子へ伝えておきたいこと
というテーマで
前半は、私の両親介護体験
後半は、親、そして子がすべきこと
のお話をさせていただきました。
プロジェクターがなく、パワポの配布資料を説明する方式。
終活
エンディングノート
という言葉は一切、文字にも、言葉にもしていません。
20名強の参加者の9割が女性
主催者の方からは
「認知症の方もいらっしゃるから、よろしくね」
と事前に伺っていました。
ただ、誰がそうなのか、
何名いらっしゃるのか
全くわからない状態。
最後にアンケートを取らせていただきました。
満足度は、平均4.1と高評価をいただくも
*□欄にチェックを入れる方式で
感想、意見欄は、記入されない方が多く
一人の方にその理由を尋ねると
「もう歳だから、字を書くのが苦手で」
と、仰っていました。
そうなんです
高齢者が遺言を残す際、
自筆ではなく公正証書遺言にされる理由も
字が書けない、下手だから
が多いようです。
それと、性別、年齢、家族状況をお尋ねした欄でも
年齢を記入されていない方がパラパラ
無記名でも女性だから、
年齢を明かしたくないのではなく、
私が思うに、
多分、認知症で、
ご自分の年齢が???
の方だったのではと思い至りました。
年齢を記入された方の平均年齢は76歳。
興味を持たれたテーマのトップ5は
1.親がやっておくべきこと
2.子に伝えておくこと
3.子にお願いしておくこと
3.お金のこと
5.子に伝えておくこと
次いで、介護の役割、相続のポイントでした。
2がいわゆる、エンディングノート記載事項です。
1と3は私の視点からお話したテーマです。
私がアンケートをとった目的は、
この1と3への評価でした。
エンディングノートでは伝えきれない部分。
一番嬉しかった感想
「今一番知りたいことをお話いただきまして
大変参考になりました。
ありがとうございました。」
終了後の質問コーナーでは
散骨
遺言控除
財産管理
公正証書遺言
等について質問がありました。
高齢者の方向けには
やはり、話し方、資料の見せ方
まだまだ工夫すべき点があると
良い勉強となりました。