こんにちわ^__^
最近、頑張ってダイエットをしているクライアントの方々や食生活を野菜中心にしている方に共通の相談
をうけます。
それは、「肌が黄色くなってきた。。」という事です。
これは、数年前、メディアでご紹介したのですが、原因があります。
ご存じでない方が多かったので、ご紹介します^__^
実は、野菜中心のヘルシー生活では、肌は黄色くなります!
その原因があります。
皆さんは”柑皮症”という言葉を聞いた事がありますか?
蜜柑等の柑橘類を多く食べると、皮膚が黄色くなる症状です。
柑皮症は肝機能が十分発達していない子供に多く発症する病気です。
しかし、ここ数年で、健康を意識している”若い女性”に多く発症しているのです。
そして、柑橘系以外でも、意外な食材で肌は、黄色くなります。
■”ダイエット”で肌が黄色くなる?
ダイエット中は、野菜や果物を主に摂取します。ダイエット中に肌の色が黄色くなって驚き病院に行くと、柑皮症と診断される女性が多くなっているんです。
原因は、野菜や果物といった緑黄色野菜に多く含む、”カロテノイド”の摂取過剰が柑皮症を引き起こすという事です。
また、イギリスのセントアンドリューズ大学の研究では、「6週間で多くの果物、野菜を摂取する事で、肌の色が変化した」という研究結果も発表されています。野菜や果物に含まれる”カロテノイド”が肌の色に変化をもたらしたという事です。
■”ベジタリアン”になると、肌が黄色くなる!
ベジタリアンは肉や魚といった、タンパク質、脂肪や油類を摂取しない方が多いので、ビタミンAが体内に溜まってしまいます。
ビタミンAやカロテンは”脂溶性ビタミン”の為、脂肪や油類といった脂質でなければ溶けません。その為、過剰摂取となったビタミンAは、体内に溜まってしまうのです。そして、血中のカロテン濃度が上昇して肌にでてきて、肌が黄色くなっていきます。
■”意外な食べ物”で肌が黄色くなる?
過剰摂取で肌を黄色くするカロテノイドが含まれる食品は、緑黄色野菜だけではありません。カロテノイドが主に含まれる食品をご紹介します。
(1)βカロテン・・・モロヘイヤ、人参、マンゴ、ほうれん草、ブロッコリー、パパイヤ
(2)αカロテン・・・人参、カボチャ、アプリコット
(3)リコピン・・・トマト、柿、スイカ
(4)フコキサンチン・・・ワカメ、昆布、ひじき
(5)アスタキサンチン・・・海老、蟹、イクラ
意外な事に、海藻類,赤唐辛子、海老や蟹にも含まれているのです。特に、凝縮してある”野菜ジュース”にもカロテノイドは多く含まれています。
■柑皮症の治療は簡単!
柑皮症は身体に悪い病気ではないので、一日のカロテノイド摂取量は300gまでにすれば柑皮症は防げます。
また、もし柑皮症になったとしても、カロテノイドを摂取しなければ、自然と治ります。
食べ物で肌の色が変化するという研究は現在、世界的に広がっています!
食べ物で肌の色に変化が起きたという経験はありませんか?
野菜や果物を摂取するのは、悪い事ではないので、色んな色の食材を選んで摂取して下さい。
例えば、ブルーベリーやブドウのように、紫の色の果物、または、牛乳等の白い食べ物は、肌を白くすると
言われています。
いずれにせよ、身体に害を及ぼす物でなく、ただ、肌が黄色くなるだけなので、あまり神経質にならなく
て、大丈夫です^__^
ただ、美味しい物や好きな物って、偏ってしまいますよね^__^
私も好きな物ばかり、食べ続けてしまいます。。
以上です
IFA MOE