猿とウサギが一緒にいたとします。
猿は、ウサギのことを、白い体なんていやだ!
耳が長いのはイヤだ!
体が丸っているのはイヤだ!
4本足で歩くのはイヤだ!
黙って、じっとしているのはイヤだ!
イヤだ!イヤだ!と言っているでしょうか?
反対に、ウサギは、猿のことを、茶色い体なのはイヤだ!
木に登るのはイヤだ!
座っているのはイヤだ!
毛づくろいをするのはイヤだ!
イヤだ!イヤだ!と言っているでしょうか?
そんなこと言っていないはずです。
猿は猿
ウサギはウサギ
なのです。
猿が、ウサギに、俺たちと同じようにしろ!とは言いませんし、
ウサギか、猿に、私たちと同じようにして!とも言いません。
猿は猿
ウサギはウサギ
なのです。
イヤなところや自分と違うところを探して、騒いでみても、意味のないことなのです。
猿は、猿の命の時間があり、
ウサギは、ウサギの命の時間があるのです。
もちろん、人間の場合も同じことです。
自分と違う人は、自分以外のその他全員です。
但し、猿のように同じ、猿のグループもいますし、ウサギのように、同じウサギのグループもいます。
他にもたくさんありますね。
自分と合わない人を敵とみなして、いつも悪くいう時間は、無駄な時間です。
そもそも違うグループの人ばかりなのです。
たまたま近くにいる人が、違うグループの人だとすると、イヤだ!というのではなく、そこから、何が見えてくるのか?を知るために、そこにいるだけですね。
イヤだ!というのをやめて、何かに氣付けたとき、その人からは卒業です。
あなたは、次のステージへ進むことになります。
しかし、イヤだ!イヤだ!と言い続けているのであれば、あなたとイヤだ!という人は、ずっと同じステージで顔を合わせることになります。
卒業して、前へ進んで、その人のことが氣にならなくなるか、
イヤだ!イヤだ!と言い続けて、ずっと顔をあわせるのかは、あなたの選択次第です。
嫌な人は、あなたが創り出しただけのことです。
いろんな人がいるのです。
ただ、いろいろな人がいるということ、そして、その人をどのように捉えるのか?を学んでいるだけですね。
ありがとうございます。
心にモヤモヤを抱えているのであれば、こころ晴れ晴れステキな人に囲まれて過ごしませんか?!
あなたが一歩踏み出すだけで、こころ晴れ晴れの毎日になりますよ。
ありがとうございます。