『フランダースの犬　26話～29話　さよならアロア』『フランダースの犬　1話〜8話　ネロ、パトラッシュと友達になる』1話〜8話ネロ。いつも同じ服だけど、きちんと補修もしてある礼儀正しく近所にも愛されている賢く優…

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「アロアの荷物なら運ばせて下さい！」

アロアの荷物を運ぶだけで嬉しいネロ。

良かった！無事任務完了！

あらまた親切な貴婦人！

「もう会えないかと思ってたのよ」

馬車に誘われるけど

「でも僕は。パトラッシュと一緒だから」

いいわ。ならばと場所を歩いて一緒に歩く奥様（笑）

「発つ前にもう一度会いたいと思っていたのよ」

明日イギリスへ帰る。

「友達がイギリスへ勉強に行ってるんです」

「よっぽど大事なお友達なのね」

「アロアって言うんです」

「アロア。可愛いらしいお名前ね」

「でももう会えないんです」

「帰ってきても僕達、もう会わない方がいいんです」

そう思ってるんだネロ…

ネロに良く似た息子の遺影。

もう会えないとはこういうこと…

息子を亡くしてると初めて知ったネロ。

息子も絵が好きだった

「見せて欲しいわ貴方の絵を」

「上手でなくても良いの。貴方の描いた絵を見てみたいの」

「明日の朝教会で待ち合わせしましょう。その時あなたの描いた絵をネロの絵を見せてちょうだい」

「そしてあなたと一緒にルーベンスの絵を見ましょう」

「前に見た時は息子と一緒だったの。

明日あなたと見られれば良い思い出になるわ」

全然おぼっちゃまのことお忘れになれないね。

もしここで才能を見てもらえていたら…

ジョルジョ達にも報告。

ソリに乗って滑ってくご主人様に並走するパトラッシュ（笑）

「ネロ嬉しそうだね」

「そりゃそうさ！あんなに見たがってた絵が見られるんだ」

前回はスケート遊びしなかったけど。

今回はめいいっぱいソリ遊び！

枕元の球体はなんだっけ？？

牛乳乗せる車復活してる〜！

朝。体調を崩すおじいさん………

胸が苦しいなんて………

「パトラッシュ、ヌレットおばさんを呼んできておくれ」

薬草で…どうにかなるのか…

さて牛乳運び、というおじいさんを止める。

「大丈夫だよ僕運べるよ。僕だったもう大きいんだ。それにパトラッシュもいるし平気さ」

道とか手順とかはともかく、重量が………

エリーナに頼まれたアロアへの荷運び。

邪魔されコテツに怒られたとハンスが激怒。

「お願いです通してください。僕今日はアントワープで会う約束をした人がいるんです」

ネロに掴みかかるハンスに牙を向くパトラッシュ。

後ずさったハンスが雪の丘から落ちて凍った池に。

そして割れて溺れる。

パトラッシュを離して助けるネロ。

教会で待っている貴婦人…

すっかり大人しくなったハンス（笑）

でもパトラッシュの疲労度が………

鐘が鳴る。

「とうとう来なかったのね…」

牛乳を運び終え駆けていくネロ。

でも協会の前には誰もいなかった。

協会の前の階段で座るネロ。

走ってきたジョルジュ。ネロを探してくれていた。

そして港で貴婦人と会い、ネロへの手紙を託された。

高台に登り船を見送るネロ。

残念………………

手紙を広げる。

『アントワープにいる間あなたと会えた事はとても楽しい思い出になりそうです。

イギリスへ帰る前にもう一度会いたいと思っていましたのに会えなくてとても残念でした。

でもネロはきっといつまでも元気でいてくれると思います。

今度会う時があったら必ず一緒にあの

大聖堂の絵を見に行きたいと思っています』

いつまでも元気……………今度会う時………

お出迎えしてくれるヌレットおばさん。

おじいさんと二人褒めてくれる。

誰も責めないネロ……。

ご飯もできてるけど。先にお片付け！

絵に囚われていて。

牛乳を一人で運んだことを忘れていた。

初めて一人で仕事をやり遂げた！

そして、あの絵は必ず自分の力で見ると心に誓う。

誓っちゃった…

惜しい…悔しい………

すべてが悪い方向に傾く………

春だ！

雪もないからパトラッシュ一人で荷運び（笑）

アントワープに着いてからも一人でやる！

なんでも自分でやりたいと言って手助けさせてもらえないじいさん（笑）

雪の下にお花。

アロアがいたらなと思い出す。

私も思い出したよ。

激しい雪解けの川。

パトラッシュがおじさんの帽子を見つける。

ミッシェルおじさん。

足をやってしまった。

「パトラッシュ。急いでおじいさんを呼んできておくれ」

走ってくパトラッシュ。すごいな。すごいな。

パトラッシュだけ走ってきて吠えてどこかに連れてこうとするのみたらおじいさん、ネロの姿が見てないし、ネロになにか？！と思ってきてくれたのかな。

風車直しのノエルさん。

ミッシェルの切った木しか使わん。

ネロが残ってお世話係。

パトラッシュだけ帰す。帰ってくパトラッシュもすごいな。

ネロがいないと苦労するようになったじいさん。

ノエルじいさんとコテツで風車。

風車小屋にネロ。コテツとはちあわせる。

「わしはミッシェルの切った木しか使わんことにしてるからな！」

「へそ曲がりが」

「なんか言ったかな？！」

「ああいや、」

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ネロと一緒にミッシェルの御見舞へ。

見舞いじゃなくてヘマこいた爺さんの顔見に来た（笑）

「風車の歯車なんぞよりお前さんの足の方がよっぽど大事だ」

ネロはちょっと見ない間に大人になったとじいさん二人。

ミッシェルの添え木の当て方が医者並み。

元は兵隊さんだった。

こんな所で牛乳運びしてる人間じゃない。

ネロにはちゃんとした仕事をさせたいとじいさん。

木こりにさせたいミッシェル。

「ネロの絵の才能を活かせてやれたらな」

とノエルおじいさん。

ノエルと一緒に切りかけの木を見に行く。

斧を入れる所に狂いがない。とは。

ネロの将来。どんな仕事についたらいいのか。

「まだ考えていないです」

そりゃそうだ。

「どんな仕事を選ぼうともネロの考え一つじゃ」

「自分が本当にやりたいことを選ぶんじゃよ」

「そして一旦選んだ仕事はどんなに辛くてもやり抜くんだ」

自分の力を試したくなったネロは切りかけのかしの木を切り倒してみたくなった？！

みんなの為になるから…。

えっっっっ………。

だ、誰かに相談してね？危ないよ？危ないよ？だいじ？？

風車が止まってると、引かないといけない麦が溜まってきている。

ネロ、かしの木切り始めてる！

銃声がわかるネロ。

犯人はハンス。

ミッシェルおじさんはこの森で銃を使うことをよく思わないから。

「乱暴はやめてください」

「いつもエリーナ奥様にかばってもらうからいい気になりおって！」

またパトラッシュが吠えに来てくれた！！

ミッシェルのとこへハンスが。

嫌な顔するミッシェル（笑）

無視もした（笑）

「さっきの銃声はやっぱりお前だな」

「ばかもん！」

「またこの森でこんなものぶっ放したらお前の首根っこへし折ってくれてやるからな！」

身体も大きいし、ハンスのが弱いね。

板挟みは可哀想だけど。

何故かネロになすりつけるハンス。

アロアのことでコテツを恨んで、ミッシェルに木を切らないよう頼んだ。

んなわけあるか〜い

一方木を切ってるネロには大きな豆。

「アロアが知ったら吃驚するだろうな」

ネロは誰にも言わずに木を切り続ける…

コテツがじいさんとパトラッシュを見つける。

怪我の治ったミッシェルに木を切らせないネロだと。

「まさかネロがそんなことを」

「じいさんも孫はもう少しきちっと育てんといかんな」

いやいやいや、まさかって言ってんじゃん話聞けよ。

「このことはミシェルおじさんも知らないんだ」

故意に秘密にしてる…

黙って見守ってくれるジョルジョ…

ミシェルおじさんのお昼ご飯忘れてた！

代わりに行ってくれるジョルジョとポール。

じいさんが見に来ちゃった。

「パトラッシュ、お前もすまんことをしたなネロを借りてしまって」

じいさんが帽子を取って丁寧に謝る。

友達に世話を任せて遊びに行ってしまってるなんて…

そうは思ってないミシェルだけど。

教えに来てくれたジョルジョポール、でも

「あともう少しなんだ。今やめるわけには行かないよ」

明日になったらミシェルおじさんが切ってしまう…

ミシェルが険しい顔のじいさんを連れて自慢のカシの木を見せにくる。

木に亀裂が入り、他の木を薙ぎ倒しながらミシミシとカシの木が倒れた。

やったーとジョルジョポール。

「やったぞネロ！」

三人で喜んで走り回る。

楽しいBGM。駆け付けてきたパトラッシュ。

「パトラッシュやったよ僕一人で木を倒せたんだ！」

音楽が止まる。

ミシェルとじいさん。

「お前が切り倒したのか？」

「ええ。ごめんなさいミシェルおじさん。おじさんの大事なカシの木を黙って切って」

大事だとはわかってたんだ、

「いや気にすることはないが。それにしてもこのカシの木を切るとはたいしたもんだ」

「こりゃ叱るどころか褒めねやらんとな。こりゃどこに出しても恥ずかしくない立派な働きもんだぞ！」

「ネロ」

爺さん何も言ってないけど。

「良かったなーネロ！」

良かったの、か？

風車が直った。

「ネロに負けんようわしも精魂込めて造ったからな」

ノエルと爺さん。

「今日は孫の切った木で風車が回ったお祝いじゃよ」

「ほんとにあんたは良い孫を持った」

自分一人の力で大きなカシの木を切り倒したことに小さなネロの胸は喜びで満ち溢れていました。

良かった！のよね？！

怖かった！！怒られる案件かと最後まで疑ってた！！

だって内緒だったし！

大事な木を素人が切って、最後バキバキいっちゃったし！

使い物にならなくなるのかと！

あとハンスの嘘の通り、ミシェルにまだ寝てるよう言ってしまったし！

コテツにも誤解されてたしじいさん怒ってたし！！

ただ賢いから忘れるけど、ネロは子供なんだよ、

牛乳配達ができるようになって、なんでも一人でやりたい盛りでとあるんだよ！！

ただあんな大木切るのはやっぱり危ないよ、ネロも危険だし。

森への被害も…もし人に当たってしまっていたら…

フランダースの犬 30話〜32話 大きなカシの木

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