ビックリした事 | 元・臨時職員の話し

元・臨時職員の話し

市役所時代に覚えた知識、経験した出来事を不定期で綴ります。

市役所で働き始めて驚いた事が多々あるのですが、

その中で特にビックリした事が二つあります。



その1、

人事課が職員の給与計算をする事。


民間企業でも人事課が従業員の給与計算をしている、と思っている職員が圧倒的に多かった。

企業規模の発展に伴って、総務課ができ、経理課ができ、人事課が出来る。というのが一般的な流れだと思うのですが。

最初は経理事務員が給与計算をし(または、社労士事務所に委託)、総務課が出来たら総務課が計算し(または、社労士事務所に委託)、経理課が出来たら経理課が計算する(社労士事務所には委託しない)。という流れになると思うのですが。

一部上場企業でも、人事課の無い会社って結構多いと思います。

市役所には経理課が無いので、世間一般の経理課がどういう業務をしているかを知らないのかな?

会計課というのがあるのですが、一般企業の経理課の業務とは(一部業務を除き)違う業務をしていました。






その2、

入庁と同時に主事という役職が付く事。


多くの一般企業では、主事というのは主任相当職だと思います。

要は主任さんです。


が、


市役所の場合は違います。

主事 = ヒラ職員です。


主事 → 主事主任 → 主任 → 主幹 

とステップアップしていきます。


公務員の給与は、何級何号棒という給与ランクで決まるので、その関係でいきなり”主事スタート”になるのかな?

主事はヒラ職員で、主事主任は半人前?の主任さんという事です。





名札や名刺の肩書を見てビックリされない様に(笑)。