海自ヘリ墜落 | junとさらくのブログ

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 鳥島の西270キロで訓練中の海上自衛隊ヘリ2機が墜落したとのニュース。

 

 長崎県には大村に海自の基地があり、対潜哨戒ヘリとしてSH60が配備されている。2016年、長崎空港にいたらこの機体が低空で飛来したので撮った写真だ。

 

 海自には専用の滑走路があるのに、なぜ空港ビルの近くまで低空でやって来たのかはわからない。

 

 機体下にある円形のものは、潜航中の潜水艦を発見するための磁器を使った装置らしい。哨戒と聞くとただ偵察しているだけと思う人が多いだろうが、実際には機関銃、魚雷、爆弾などを搭載して臨戦態勢で飛行しているという。哨戒機P3Cも同様だという。

 

 佐賀県で2018年に陸上自衛隊の攻撃型へリが民家に墜落し、小学生の女の子があやうく死ぬところだった。搭乗していた2人は死亡した。この時はラジオで自衛隊へりが「らくちゃく」したと言っていて、初めて聞く言葉で驚いた。

 

 一件落着という言葉はあるが、墜落を落着と言うのは非常識だ。自衛隊が発表した文章をそのまま放送局がラジオで流していたということで、権威におもねる連中が増えて来たことの象徴とも感じたのだった。

 

 今回、海自は墜落としているが、最初の発表は1機と連絡がつかなくなったというもので、その後20分後くらいにもう1機と連絡できないことに気づいたとされていた。衝突した事実を伏せたかったのかもしれない。

 

 潜水艦発見と追跡、そして攻撃の訓練はヘリ3機でするものらしい。天候がどうだったか知らないが、よほど2機は接近して飛行していたのか。五島灘でも夜間に南方の洋上を飛び交うヘリらしき航空灯の点滅を見たことがある。ヨットで航海中だったので、こっちへは来ないでくれよと願っていた。