最近、良く本屋とか図書館に足を運ぶようになりました。

それで…この間、読んだ「あらしのよるに」の感想をちょこっと。


私が読んだのは絵本バージョンの1~6+外伝何ですが、読んでいて…穿った見方すると、違う種族同士の二匹が、ただ一緒にいるだけで…随分、大変な事が起こっているよな~と思う。

ガブ(狼)は、メイ(羊)と出会ったことによって大きな意識の変化が起こっているのが特徴的。

二匹とも…本当に相手が好きなんだなって判ってほほえましいと思うと同時に、どっちかっていうと…友情っていうより、劇的な恋愛している恋人同士のような展開です。

読んでて結構、ハラハラドキドキしました。映画はどんな風な切り口で語られているのか…今から凄い気になってしまっております。以上感想終わり。


…と、あんまりネタバレしないように感想語ってみました。

で、ここからは…私見ですがね。

違う種族、というか大きく価値観が異なりすぎる人間同士が一緒にいて惹かれ合う…という状況にも、酷く重なるお話だと思う。

…そういう時、唯一の一緒にいられる手段は…「相手と自分との違いを認識して、適度な距離を取る」こと以外にないように思える。


狼さんは食べる側。

羊さんは食べられる側。


読んでいれば判るけど二匹の意識は大きく異なる。

すれ違いが悲しくも滑稽である。そんな展開が続いていく。

それでも二匹は傍にいたい。

多分破滅が待っていると判っていても、相手の手を取りたいと願ったら…傷つくのを承知で、選択するしかないだろう。

守られたい、周囲と上手くやっていきたいって思うなら…回りの声に同調すれば良いだけ。

けどさ、これ読んで本当に思うけど…周りの目を気にして、本当に大事な人からそれとなく離れていってしまう人ってどれくらいいるんだろうって思う。


ガブとメイの二人をバカだって思う人は…多分、保身の為に簡単に好意を持ってくれる誰かを捨てれる人なんじゃないのかな?

人間、いつも順風満風じゃないよ。悪いことだって起こるだろうし、自分の周りにいる人が…自分の大事に思っている人間を悪く言ったり、離れろと言ってくる事だってある。

…その声に惑わされないで、相手を取って飛び出せるぐらいの気持ちだったから…二匹のやり取りは凄い悲しくも、優しくなるのかなって思う。

読み込んで、色々考察してみると意外に奥深いですよ。…私は結構、気に入ったという事で。


…ネタに使えそうだな、とか少し邪まな考えがあるのは、一応秘密にしておきます(マテ)