近況:ニンテンドックス、現在飼い主ポイントが1000を超えて、アマチュアトレーナーに昇格致しました。
毎日2~3回、お散歩につれていったり…ブラッシングをしたりして手をそれなりに掛けております。
…いかん、本当に飼っていた犬の名をつけると…大変な親ばかになってしまいます。くれぐれもこれから
プレイし始める方はお気をつけあそばせ~。本当にウチのミックは可愛いなぁ…(すでに末期)
…と、近況および最近の自分の日常は限りなくお馬鹿なものばかりなので、たまには真面目に何かを語ってみようかと思います。
焼肉だって肉ばっかり食べていたら、野菜も摂らないとバランス悪くなりますしね(笑)
今回語るテーマは私が好んで良く読む曽野綾子さんのエッセイである「失敗という人生はない -真実についての528の断章ー」から引っ張らせてもらいます。
この本は曽野さんが今までに書かれた小説+エッセイの中の一文を…提示されているテーマに沿って抜粋して掲載してあるという方式の読み物です。
この方の視点はシビアで、時々…ドキリとするような鋭さと、ニヒルな毒が含まれています。
「他人に対して甘えていたい、依存していたい…べったりしていたい~」
そういうお子様根性が抜け切らない人は詠むと非常に苦しくてやっていけないような気持ちになるので…万人向けの本じゃありません(笑)
けれど大人が読むと…なるほど、と頷きたくなる真理が幾つもちりばめられています。
私が得に頷いた言葉は以下の通り。どれも短いものだけ引用させてもらっています。
・「冷酷だと優しくなれるんです。それと相手を侮蔑している場合も優しくなれる。怒るというのは誠実のあらわれでしてね」 P133より引用
・自分の中に悪を認められない人は幼いんですよ。 P135より引用
・人間は誰でも、何かを手に入れようと思ったら、その代価を払わねばなりません。 P157より引用
・人生万事泣けば(相手より)下、腹を立てれば対等、笑えれば上。 P189より引用
・ある人に自分を殺して尽くし続けたりすると恨みを持つようになります。しかし反対にその人に尽くさなかったという悔いを持つと、いつまでも申し訳ないという優しい気持ちになれるものです。 P190より引用
・おいしいものを食べること、それも気の合う相手と食事をするということ、それらも私にとっては、人生の快楽である。そして、食事は必ず会話と共になければならない。 P197より引用
以上の六個が短い一文ながら、私が成る程と思ったものです。
もう少し長いので強く頷いたものもあったのですが…今回は短いものを選ばせて頂きました。
この六個を選んだのは…この2~3年の体験で感じていた事、そのものだったからです。
他人に対して期待せずにどこか距離を置いていた方が、相手に腹を立てずに寛容になったり優しくなれるものだし、欲しいものを得る…例えば好きな異性と結婚して一緒に暮らすという己の願望を果たそうとすれば、今まで親元にいて得ていた援助を全て捨てる覚悟で、その分の糧を自分で稼がないといけない…代価が発生する。
自分の中に悪の部分がある事を認めたがない人間の方が、他者が自分と似たような罪を犯した時に…己に対しての怒りを投影させて、尋常でない程攻め立てたりするものだと思いますし、自分の中に狡さをあるのを自覚している人は、人の罪を受け止めて意外に優しく受け止めてくれる場合があります。
トラブルが起こった時に泣き喚けば、相手に馬鹿にされたり付け入る隙を与えるだけですが…対等に向き合って腹を立てたりすれば向こうも多少は反撃を警戒しますし、笑っていなせればこちらが精神的な有利に立つ事が出来る。
最後は…友人なり、一緒に飲んだり食べたり出来る友人の存在をありがたいと思うようになってから…うんうんと、同意出来るようになった事です。
友達と美味しい物を食べれる幸福。それは確かに己を満たす快楽でもあると思うんですよ。
だってどれだけ美味しい物でも、他人とそれを分かち合えた方がより喜びは増すものかと。
以上が、私の感覚と価値観の上で述べたこの本の紹介です。
…人間の弱さも、狡さも認めた上で発言をする曽野さんの本は…全部集めると膨大なお金を掛かりますから、全て読めとは言いませんが…この本はその抜粋集なので、軽く触れてみるイントロダクションとしてはお勧めな一冊です。
では、久しぶりのまともな本の紹介でございました~(タッタラタ~)