夏至と言えば


山岸涼子さまの「妖精王」

騎士クーフーリンの美しさは半世紀を

過ぎた今でも脳裏に蘇ります。

クィーンマブといひかの情事シーンは

だった1ページだけでもセンセーショナルで

中学生の私はドギマギしました。


今のアニメ技術なら素晴らしい映像美で

制作できそうじゃないかなぁ。

深夜アニメじゃたくさんの異界転生ものが

あるから、今こそ「妖精王」のアニメ化を

強く希望してやみません。


   閑話休題


映画「国宝」を見ました。

たくさんの方々絶賛コメントをあげておられ

今更私などが感想を書いても、二番煎じ いや

蛇足以下の何物でも無いですが。


もう一度観に行く気満々です。


原作を読んで臨んだのですが

圧巻でした。


映画を観ていて拍手したくなるなんて❗️

2時間55分目を離す事なく終わりました。


歌舞伎通を気取る方が、稚拙な表現が苦痛かも

とか、これで歌舞伎ファンが増えて歌舞伎マナーを知らない客で場が荒れるなどなど、偏狭なご意見も散逸されていますが、


うっせいわ‼️


見んでよろし。

所詮虚構の世界じゃないですか?

ほな、キャストが全員歌舞伎役者だったら

満足するものができますか?

それはシネマ歌舞伎とちゃいますか?


人それぞれご意見はあります。

私は大変楽しく「国宝」の世界に浸りました。

歌舞伎も舞踊も中学生から観ているし

先先代の尾上松緑さんの踊りは素晴らしいと

言うお話にもついていけますが。

短期間で曲がりなりにも歌舞伎役者を体現した

吉沢亮さん横浜流星さん田中泯さんは

役者の底力を感じました。


あ、なんでこんな事書いているのかと言うと

どこぞのインテリ気取りの一言居士婆が

アタクシ子供の頃から歌舞伎に親しんでいるので

中途半端に歌舞伎を模倣されるのは鼻に付くのよ.だから観ないわ。

などとほざいているのを見ちゃったからデス


絶対ご本人の目にはとまらない、この辺境ブログから小石を投げ溜飲を下げました。


一昨日京都の川床フレンチに行き

鴨川の風に吹かれてきました。













命短し 遊べや 老婆