NHKで中島みゆき特集を放送すると

テレビ欄にあったので、期待してチャンネルを

合わせた。


うーん、工藤静香さんの解説ねー。

私、この方の歌声がちょい苦手で

あの鼻にかかったにゃぬゅにょを聞くと

歌詞が頭に入ってこないのデス。

中島みゆきが彼女の為に(ここ大事)

書き下ろしたと言う「慟哭」も「黄砂に吹かれて」もみゆきさんのカバーアルバムではじめていい歌だなぁと思った次第。



なんか中途半端に終わった特集がムズムズし

久しぶりに昔のアルバムを引っ張り出して

見ていたら「パラダイスカフェ」と言うアルバムが目に止まった。

1996年にリリースされたものだから

もう27年も昔のアルバムだ。

この中にある一曲が聴きたいためだけに

購入した記憶がある。

それは中島みゆきが吉田拓郎に送った

「永遠の嘘をついてくれ」と言う曲だ。

中島みゆきから吉田拓郎へのラブレター

とも言われている歌で、歌詞の解釈が

ネット上に溢れている。


歌詞を読み返し、ある一節が目に止まった。


人は皆 望む答だけを聞けるまで

尋ね続けてしまうものだから


だよね〜、ほんとそれ❗️



本当の事が知りたい。

○○はこう思っていたに違いない。

だって○○は過去にAと言っていたんだから

Bなどと言うはずがない。

仮にBだと言っていたとしたら

それは背後にある大きな力に言わされて

仕方なくそう言っているだけであり

○○は助けを求めているはず。

陰でなにか陰謀が企まれているのだ。


以上のような論調が、何かあるたびに

一定数散見される。


なんでかな〜と思ってだけど

はぁ〜わかった!

もうエンドレスゲームなんだね。

答は頭の中にあり、異論は認めない。

自分が妄想で作り上げたシナリオが絶対で

どんなに真実を提示されても認めない。

認めたら自分の妄想の城が跡形もなく

崩れ去ってしまい、現実の自分が見えるから。


駅前で横断幕掲げて、通行人にビラを配り

○○さんは自殺ではない。

事務所は本当の事を隠蔽している。

警察は再捜査をしてほしい。 


ネットで見ていた時は若い人たちかな?と

思っていたが、駅前にいた人たちは

そこそこ年配のおばさん達だった。

驚くと同時に薄寒くなった。


後から調べたらあの運動している人の背後には

胡散臭そうな政治組織の名前が出てきて

ますますゾッとした。


平和ボケと言われているこの国は

どこに向かっているのだろう。


君よ永遠の嘘をついてくれ

いつまでもたねあかしをしないでくれ

永遠の嘘をついてくれ

出会わなければよかった人など

ないと笑ってくれ