年長になり、週3日保育園、週2日通園施設での生活が始まりました。
息子はその通園施設がとても楽しいようで、保育園は保育園、通園施設は通園施設と
割り切って行けるようになりました。
通園施設は障害を持った子が通うところなので、子供の扱いがとても上手で、
一人一人丁寧に明るく楽しく接して下さる先生方。
ここで自分を受け入れてくれる先生方と出会えたことで
色々なことが前向きに思えるようになったのかもしれません
私自身も通園施設へ子供が通うようになり、我が子だけではない、
子供に何らかの障害を抱えているお母さん達との出会いも大きな支えになりました
その通園施設で春、懇談会がありました。
それぞれ自己紹介をし、「うちの子は○○です」「うちの子は○○です」と障害を伝えたり、
自身の経験談を話していきました。
発達障害があるゆえ、いくつもの幼稚園に断られた事、
育てるのに苦労している事等を話しながら、どのお母さんも泣いていました。
私も、息子の話をする時も他のお母さんの話を聞いている時も、ずっと泣いていました。
そこで初めて、私だけじゃないんだ!こんなにも子供の事で悩むお母さん達がいるのだ!と
とても励みになりました。
今までずっと孤独に誰にも子供の事を打ち明けられずに、
ママ友らしいママ友は一人もおらず、ただひたすら子供が問題を起こさず、
平穏無事に毎日が過ぎるのを願っていた私に射した一筋の光でした
そして秋、親子遠足がありました。
どの子も目が離せない子ばかりなので先生も率先して子供に付き添って遊びます。
この遠足で感じた事はどのお母さんも我が子だけでなく、他の子の事も我が子のように
気にかけていることでした。皆で子育てをしている感じ
保育園での、健常児向けの生活しか知らなかった私。
通園施設は子供にとっても安心して楽しめる場所であったのと同時に
私にとっても、障害や状況は違えど、一緒に頑張るお母さん達が心の支えでした。
ここの存在をもっと早く知って、もっと早く通園できていたら良かったなと後悔してます。
そしたら息子にとっても、情緒の面で良かったのではと。
しかし、たった1年でも通えた事はとても大きな意味があり、通園できて本当に良かったです。
あの時、代表の方の「うちに来たらいいのに」は本当でした